World Odyssey 地球一周旅行

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アラスカ・デナリ国立公園から始まった私たちの旅。どうやら地球のデッカイ景色ばかりを探して歩いていたようです。そんな地球探訪のデータをまとめたコーナー。



[2] アラスカ・デナリ国立公園でキャンプ


▼遊びかた

北米最高峰のデナリ(マッキンリー)山を有するアラスカのランドマーク的な国立公園。公園内に点在するキャンプ場を利用するか、バックカントリーのパーミットを取ってバックカントリーでキャンプをするのが主な楽しみ方。キャンプをしない人は公園内を走るバスに乗って公園最奥のワンダーレイクまで1日で行って帰ってくるパターン。トレッキングコースも整備されています。入場料はひとり10USドル。

Denali National Park&Preserve  http://www.nps.gov/dena/

    ワンダーレイクから
ワンダーレイクから
     ※↑写真をクリックすると拡大します。



▼アクセス

・空の玄関口アンカレジから夏期は毎日直通バスが出ています。所用約5時間。76USドル。

ALASKA TRAILS (PARKS HIGHWAY EXPRESS INC.) 1-888-600-6001
http://www.AlaskaShuttle.com

※アンカレジ⇔フェアバンクス間を繋ぐバスなのでフェアバンクスから南下する場合にも使えます。
アンカレジのイーガンセンターで7時発ですがユースホステルにも寄っているよう。デナリ国立公園からフェアバンクスへはだいたい12時30分ごろ発車しているようです。

・公園内のバスはキャンパー専用のキャンパーバスと一般のバスがあります。キャンパーバスは往復23.75USドル。シーズン中は1日5本程度運行されています。ホームページに詳しいスケジュールがアップされているので事前の計画も立てやすいです。ワンダーレイクまでは所用6時間。

・こちら 「旅の情報>移動手段>どっぷり大自然北米編」 にもバスの情報をアップしてあるので見てみてくださいね。




▼キャンプ情報

公園内にはRiley Creek Campground(12USドル、車なら19USドル:水洗トイレと水タップあり:直火スペースあり:コインシャワーあり)、Savage River Campground(18USドル:水洗トイレと水タップあり)、Sanctuary River Campground(9USドル+4USドルのreservation feeが必要:トイレのみ)、Teklanika River Campground(RV専用?16USドル+4USドルのreservation feeが必要:水洗トイレと水タップあり)、Wonder Lake Campground(16USドル+4USドルのreservation feeが必要:水洗トイレと水タップあり)、計5つのキャンプ場があります(Igloo Creek Campgroundは閉鎖中のよう)。基本的にはサイトでの予約決済が必要。食料を買うならライリー・クリークの脇にあるグロサリーストアが便利。ひと通りのものや手作りサンドイッチなどが売っています。余分な荷物はビジターセンター脇にあるコインロッカーへ。

・こちら 「旅の情報>泊まった宿>どっぷり大自然北米編」 にもキャンプ場の情報をアップしてあるので見てみてくださいね。

     チェクインをする
チェクインをする
   ※↑写真をクリックすると拡大します。



▼アクティビティ情報

レンジャーが毎日日替わりでさまざまなプログラムを担当しています。ビジターセンターやSavage River、Wonder Lake、Teklanika Riverのキャンプ場で開催。だいたい1回30分から45分。グリズリーやムースの生態についてなど、標本も交えて教えてくれます。またビジターセンター発でレンジャーが解説しながら一緒に歩いてくれるガイド・ハイクも人気。Horseshoe Lake Hike(13時発)、Mount Healy Walk(月水金の10時発)のショートハイク(無料)から、ちょっと長めのディスカバリーハイク(有料)までいろいろあります。

バックカントリー以外のショートトレッキングは意外に少ない印象。ビジターセンター近くにHorseshoe Lake Hike (7 miles one way)、Mount Healy Overlook Trail(2.2 miles one way)、Taiga Trail(1.3 mile)、それ以外にRock Creek Trail (2.3 miles one way)、Savage River Trail(2 mile round trip)、Savage River Bar Trail(0.2 mile loop )、Savage Cabin Interpretative Trail( 0.3 mile loop)、Eielson Stroll(45 mins)、McKinley Bar Trail (4.4 miles - roundtrip )、Jonesville Trail(0.4 miles )があります。私たちはHorseshoe Lakeをレンジャープログラムで歩き、Eielson Strollをバスの休憩中に歩き、McKinley Bar Trailへはワンダーレイクのキャンプ場から歩きました。

   ビジターセンターにて
ビジターセンターにて
ホースシューレイクへ
ホースシューレイクへ
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▼持っていくと便利なもの

・買った方がいいもの
  モスキートネット 6月、7月のデナリ国立公園は蚊が多い!頭にかぶる蚊除けネット(4USドル程度)は欲しいと
  ころ。虫除けスプレーは現地でもかえますがやっぱり強め。よく効きますが肌は荒れます。現地にあるジャング
  ル・ジュースという虫除けオイルはナチュラルで効果もよかったです。蚊取り線香や蚊除けロウソクも売っていま
  す。

・あった方が便利なもの、楽しいもの
  ビジターセンターで売っている図鑑類。私たちは最後に買いましたが、最初に買って持っていけばよかったなーと
  思ったものです。

・私たちが他に持っていったもの
  雨具(完全防水、ゴアテックス使用)上下、テント、シュラフ(日本の3シーズン用)、キャンプストーブ(MSR
  WisperLiteInternationalをアンカレジのREIで購入)、食器類(鍋1.5リットルひとつ、お皿・スプーン・フォーク
  各2[プラスティックタイプ]、コップ[日本からステンレスタイプのものを各自持参])、ナイフ(VictorinoxCamping
  タイプ各自で)、エマージェンシー・シート、エマージェンシー・ホイッスル

   モスキートネット
モスキートネット
全部は覚えられない
全部は覚えられない
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▼私たちの日程

2004.06.15 10時過ぎタルキートナ・ジャンクションからバスに乗る。
 13時デナリ着。チェックインを済ませてライリー・クリーク泊
2004.06.16 ライリー・クリーク泊
 13時からのHorseshoe Lakeへのレンジャープログラムと
 19時からビジターセンターでのレンジャープログラムに参加(ムースについて)
2004.06.17 6時30分のキャンパーバスでワンダー・レイクへ。お昼過ぎ着。午後はキャンプ場周辺を散策。
2004.06.18 8時45分デナリが姿を現し始める。いったん雲に隠れたもののお昼前には全貌を見せた。
 リフレクション・ポンド、ワンダー・レイクへお散歩。
 夕方再びキャンプ場周辺をお散歩。
2004.06.19 まだデナリが姿を隠さないのでMcKinley Bar Trail を歩く。
 15発のバスはいっぱいで乗れず、17時25分発の最終バスに乗って戻る。
 このバスはカンティシュナにいったん入ってからライリー・クリークに戻る。
 ライリー・クリーク22時30分着。ライリー・クリーク泊。
2004.06.20 13時のバスでフェアバンクスへ向かう予定がヒッチでフェアバンクスまでたどり着く。




▼クマ対策

・一般のキャンプ場ではフードシェルターに食品・化粧品類(歯磨き粉も)など臭いの出るすべてのものを入れること
 になっています。これだけ人がいれば、臭いをシャットするだけでもずいぶんクマを寄せ付けないはず。ゴミの管理
 も気をつけて。
・バックカントリーではベア缶の携帯が義務づけられているようです。バックカントリーに入る人は事前に簡単なレク
 チャーを受けてパーミットをもらっているみたいです。





▼追加情報
・アウトドアグッズを買い足すなら、アンカレジでは「R.E.I」と「SPORTS AUTHORITY」がベター。品揃えはそこそこ。
 釣具屋や登山用品店もあり。いずれも市街地から離れた場所にあるのでちょっと不便。アンカレジのユースホス
 テルでは自転車を無料で貸してくれるので(17時までに返却)自転車で行くといいかも。

   このあとカヌーに乗ることになるとは思わなかった。R.E.Iにて
このあとカヌーに乗ることになる
とは思わなかった。R.E.I にて
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・現地で買える持っていくと便利な食材
 バックカントリーに入らない限りキャンプ場まではバスに運んでもらえるので、食材の重さを気にしなくてもいい
 はず。私たちは超シロートだったのでアンカレジで高いドライフードを6日分も持って行きましたがそんな必要
 まったくなしです。ライリー・クリークのグロサリストアにもかなりの食品が売っているのでここで調達を考えても
 いいくらいです。

   こんなものは買う必要なし
こんなものは買う必要なし
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※私たちの詳しい旅の様子は (↓クリックできます。)
 旅の日記>待っていてくれ、デナリ! 〜雨のライリー・クリーク
 旅の日記>偉大なる山は2日もご機嫌だった 〜ネット越しのデナリ
 でも見ることができます。

写真はこちらから見ることができます。 (↓クリックできます。)
 旅の写真>PART3 アメリカ・アラスカ州タルキートナ 〜 アメリカ・アラスカ州デナリ国立公園(ライリークリーク)
 旅の写真>PART4 アメリカ・アラスカ州デナリ国立公園(ライリー・クリーク/ワンダー・レイク)






[3] カナダ・ユーコン川でカヌー旅
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