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移動手段
私たちは基本的にバス移動。都市間の移動に利用した交通手段をアップしていきます。

※料金は1人分のもの。都市間で往復表示のあるものでも、料金は基本的に片道料金になっています。日付は乗車(乗船)日ベース。移動距離は地図上でのおおまかな直線距離なのでかなりアバウトです。



▼どっぷり大自然 北米編(カナダ・アラスカ)


◆北米編移動データ

・滞在日 20004.06.07〜09.08
・総移動回数 29回

・総移動距離 約19,050キロ
・動力付きの移動距離 約18,650キロ
・動力無しでの移動距離 約400キロ(カヌー300キロ+カヤック100キロ)
・名古屋→アンカレジ間を除いた総移動距離 約9,650キロ

・総移動費用 約23,8082円(2人で約47,6164円)
・動力付きの移動費用 約210,536円
・動力無しの移動費用  約27,546円([カヌーレンタル+カヤックレンタル]÷2)
・名古屋→アンカレジ間を除いた総移動費用 約148,082円(2人で約296,164円)

・1回あたりの平均移動距離 約344キロ(名古屋→アンカレジ間を除く)

・1回あたりの平均移動単価 約5,288円(名古屋→アンカレジ間を除く)
・タダ移動 6回
・タダ移動を除いた1回あたりの平均移動単価 約6,731円


▼いやー、アラスカはお金がかかるっ!実際に数字を出してみて改めて実感しました。特にグレイシャーベイ。ここだけでひとり約95,716円もかかっています。いくらキャンプ場がタダでもこの数字は厳しい。やっさんの車にかなり助けられたアラスカ・ユーコンの移動でした。

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※↓クリックできます。
■名古屋国際空港→アンカレジ国際空港(バンクーバー乗り継ぎ)
■アンカレジ(アメリカ・アラスカ州)→タルキートナ(アメリカ・アラスカ州)
■タルキートナ(アメリカ・アラスカ州)→デナリ国立公園(アメリカ・アラスカ州)
■デナリ国立公園【Visitor Center】⇔デナリ国立公園【Wonder Lake Campground】
■デナリ国立公園(アメリカ・アラスカ州)→フェアバンクス(アメリカ・アラスカ州)
■フェアバンクス(アメリカ・アラスカ州)→ホワイトホース(カナダ・ユーコン準州)
■ホワイトホース(カナダ・ユーコン準州)→カーマックス(カナダ・ユーコン準州)
■カーマックス(カナダ・ユーコン準州)→ホワイトホース(カナダ・ユーコン準州)
■ホワイトホース(カナダ・ユーコン準州)⇔レイク・ラバージュ(カナダ・ユーコン準州)
■ホワイトホース(カナダ・ユーコン準州)⇔スカグウエイ(アメリカ・アラスカ州)
■スカグウエイ(アメリカ・アラスカ州)⇔ジュノー(アメリカ・アラスカ州)
■ジュノー(アメリカ・アラスカ州)→ガスタバス(アメリカ・アラスカ州)
■グレイシャーベイ国立公園【Bartlett Cove】⇔グレイシャーベイ国立公園【Blue Mouse Cove】
■グレイシャーベイ国立公園【Blue Mouse Cove】⇔グレイシャーベイ国立公園【Johns Hopkins Glacier】
■ガスタバス(アメリカ・アラスカ州)→ジュノー(アメリカ・アラスカ州)
■ホワイトホース(カナダ・ユーコン準州)⇔クルアニ国立公園(カナダ・ユーコン準州)
■ホワイトホース(カナダ・ユーコン準州)→プリンスルパート(カナダ・BC州)
■プリンスルパート(カナダ・BC州)⇔クイーンシャーロット諸島(カナダ・BC州)
■クイーンシャーロット諸島【スキッヂゲート】→クイーンシャーロット諸島【ポートクレメンツ】
■クイーンシャーロット諸島【ポートクレメンツ】→クイーンシャーロット諸島【クイーンシャーロットシティ】
■プリンスルパート(カナダ・BC州)→ティファナ(メキシコ・バハカリフォルニア州)
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■名古屋国際空港→アンカレジ国際空港(バンクーバー乗り継ぎ)

飛行機:エアカナダ
約9万円
2004.06.07 約9400キロ

エアカナダ アンカレジ

14日FIXの往復航空券を帰りは捨てるつもりの確信犯で購入。バンクーバーに1泊ストップオーバーしたあとアンカレジまで乗り継ぐスケジュールにしました。カナダとアメリカ両方の空港使用料を往復分取られたのでチケット代金が2万円くらいUPしたのが悔しいところ。もしアラスカにスグ満足できたら、バンクーバーまではこのチケットで帰ってこれるかな〜くらいに思っていたのですがバンクーバーに戻るまでになんと3ヶ月もかかってしまいました。もうひとつ確信犯でやってしまったこと。ブランケットをパクってしまいました。これは長距離移動のバスはめちゃめちゃ寒いっというウワサを聞いていたので膝掛け代わりに使おうとかなり前から計画していたもの。実際、ブランケットはこのあと大活躍。エアカナダさん、ありがとう……。写真は名古屋国際空港まで見送りに来てくれた甥っ子たち(もう見えないけど)に手をふっているところ。

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■アンカレジ(アメリカ・アラスカ州)→タルキートナ(アメリカ・アラスカ州)

バス:ALASKA TRAILS (PARKS HIGHWAY EXPRESS INC.) http://www.AlaskaShuttle.com
約7080円(44USドル+15USドル)
2004.06.11 約200キロ

アンカレジ フェアバンクス

アンカレジ⇔フェアバンクス間を夏期定期運行している会社。たぶんこの区間では最安です(往復割引もあり)。私たちは律儀に予約をし、指定された乗り場(イーガンセンター)までヒイヒイ言いながら早朝歩いたのですが、どうやら毎日ユースの前にも寄っているようなので、朝8時ごろユースの前に立っていればOKのようです(ピーク時は予約した方がいいと思う)。窓が大きく採ってあるので途中現れるChugach山脈などの景色もバッチリ楽しめます。バスはタルキートナのジャンクションまで。そこからダウンタウンまではシャトルタクシーが送ってくれます。価格はそのトータルの料金。今思えば、ヒッチもできたかも。

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■タルキートナ(アメリカ・アラスカ州)→デナリ国立公園(アメリカ・アラスカ州)

バス:ALASKA TRAILS (PARKS HIGHWAY EXPRESS INC.) http://www.AlaskaShuttle.com
約7,680円(49USドル+15USドル)
2004.06.15 約180キロ

タルキートナ デナリ国立公園

同じくタルキートナ市街からハイウエイとのジャンクションまではシャトルタクシーを利用。そして、アンカレジから来るこのバスに乗り換えます。タルキートナに10時ごろ、デナリ国立公園にはお昼過ぎに着きました。

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■デナリ国立公園【Visitor Center】⇔デナリ国立公園【Wonder Lake Campground】

バス:Denali National Park&Preserve http://www.nps.gov/dena/
約2760円(23USドル)
2004.06.17 2004.06.19 約200キロ(100キロ×2)

デナリ国立公園

Parkroadを走る専用車。途中からは一般車立ち入り禁止になるので走っているのはこのバスのみ。ほとんどの観光客は公園入口付近で宿を取り、身軽な格好でこのバスに乗るんですが、私たちのようなキャンパーは荷物が多いので、別にキャンパーバスというバスを予約しないといけません。値段はその往復料金。キャンプサイトをネット予約した際に、キャンプサイト使用料、キャンパーバス乗車料、公園入場料(FamilyFee 10USドル)、予約手数料(Wonder Lake Campgroudのみ4USドル)を一気にカード決済される仕組みです。バスはRiley Creek Campgroudから乗車可能。残念なのは、キャンパーバスは朝一番のバスではないこと。始発より30分ほど遅れて走るので、動物たちを眺めるチャンスが少し減る気がします。帰路、Wonder Lake始発は6時なのでお昼ごろRiley Creekに戻ってきて、そのままアンカレジやフェアバンクスへのバス乗り継ぎもバッチリ。できるだけWonder Lakeに長くいたい人は最終便を。17時ごろWonder Lake発でカンティシュナをまわり、Riley Creekに22時ごろ着くバスがあります。白夜なのでこれでも全然問題なし。好みによりますが、私たちはWonder Lake行き左側(帰路はRiley Creek行き右側)の席の方が景色を楽しめてよかったかな。

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■デナリ国立公園(アメリカ・アラスカ州)→フェアバンクス(アメリカ・アラスカ州)

車:ジェッタの車をヒッチハイク
約800円(ガソリン代として3人で20USドル)
2004.06.20 約200キロ

フェアバンクス ヒッチハイク

アラスカ大学フェアバンクス校に通うジェッタの車をヒッチ。2ドアの4WDをガンガン飛ばしてくれました。ジェッタに限らずアラスカンって、フロントガラスにヒビが入ったまま走っている人多いんですよね。いちいち気にしていたらしゃーないんでしょうが、ちょっとコワイ。それから、ほとんどの車のフロント部分から電源コードが飛び出ているんですが、それは冬にエンジン凍結防止用にひと晩中コンセントを繋いでおくため、らしいです。それでも冬になると街には良い車しか走っていないそう。-40度とかですからね……。

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■フェアバンクス(アメリカ・アラスカ州)→ホワイトホース(カナダ・ユーコン準州)

バス:Alaska Direct Bus Line,Inc 1-800-770-6652
約18,600円(155USドル)
2004.06.25 約900キロ

フェアバンクス ホワイトホース

東南アラスカへの乗り継ぎのためだけに向かったホワイトホース。アラスカ間の陸路はこのAlaska Direct Bus Lineがメインで走っています。実は、フェアバンクスのインフォメーションでは「この会社潰れましたよ」なーんて言われたのですが全然問題なし。フェアバンクスからホワイトホースまでの間は4人のドライバーが交代で担当していました。カナダ国境のBeaver Creek手前からホワイトホースまでを運転したのが、ホワイトホースに事務所を置くヘンリー。とっても優しい陽気なヤツ、しかも安全運転で安心できます。アンカレジ⇔ホワイトホース、フェアバンクス⇔ホワイトホース間は日・水・金に運行、朝発同日深夜着がベース。5月中旬〜9月末までサマースケジュールとして動いている模様です。フェアバンクスの乗り場はダウンタウンのTransit Park。ホワイトホースはメインストリート沿いのAlaska Direct Bus Lineオフィス前(つまりヘンリーんち)。ヘンリーのオフィスは867-668-4833ですが、ほとんどいないし、なかなか伝言が伝わらないらしいので予約しにくいとのウワサ。

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■ホワイトホース(カナダ・ユーコン準州)→カーマックス(カナダ・ユーコン準州)

カヌー:KANOE PEOPLE http://www.kanoepeople.com
約16,692円(1艇208.65カナダドル[GST込])
2004.06.29〜2004.07.05 約300キロ

ホワイトホース カーマックス カヌー

まったくそのつもりがなかったのに(というか知らなかった)下ることになったユーコン川。最初は慣れなくて毎日ヘトヘトでしたが、かなり楽しんで帰ってきました。カヌーを選んだのはたくさん荷物が積めて楽しめる、と勧められたから(写真のようなこともできちゃいます)。実際、カヤックだとクーラーボックスなどを積めないので川下りデビューはカヌーでよかったかなと思います。カヤックだと荷物が積めないばかりか、1人1艇になるのでレンタル代がかさむのも痛いところ。値段は8日分がセットになった料金。ライフジャケット、スポンジ、パドルは元々込みですが、ドライバッグやクーラーボックスはサービスで付けてもらいました。

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■カーマックス(カナダ・ユーコン準州)→ホワイトホース(カナダ・ユーコン準州)

バス:Dawson City Taxi and Courier (867)393-3334 or 6688
約2400円(30カナダドル)
2004.07.05 約150キロ

ホワイトホース カーマックス

ホワイトホースからユーコン川を下るには7日間ほどのカーマックスか14日間ほどのドーソンシティまでが一般的。どちらの街もハイウエイが近いので、バスでホワイトホースまで戻ってくることができます。カヌーやカヤックは置きっぱなしでOK。バスは毎日ドーソンシティ発13時(90カナダドル)、カーマックス発19時、ホワイトホースには21時ごろ着きます。カーマックスのバス停はユーコン川からちょっと離れているので、船着き場になるキャンプ場のおっちゃん(ピエロの絵が描かれたバーガー屋さんも経営)に連れて行ってもらうのが便利。3カナダドル取られるとか取られないとか情報はさまざま。私たちは1人3カナダドルしっかり請求されました。

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■ホワイトホース(カナダ・ユーコン準州)⇔レイク・ラバージュ(カナダ・ユーコン準州)

車:やっさんの車
タダ(ガソリン代)
2004.07.08 2004.07.11 約100キロ(50キロ×2)

ホワイトホース レイク・ラバージュ

ホワイトホース在住のやっさんを始めたくさん友達ができたレイク・ラバージュでの休日。湖左岸のほとりにあるキャビンに行きました。レイク・ラバージュへはKlondike Highwayを北に約1時間ほど。ちょうどホワイトホース⇔ドーソンシティ間を走るバスと同じハイウエイなので途中下車が可能なら、車がなくても行くことは可能。未確認です。レンタカーを借りて走っても十分その価値のある場所です。

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■ホワイトホース(カナダ・ユーコン準州)⇔スカグウエイ(アメリカ・アラスカ州)

車:やっさんの車
約1600円(確か20カナダドル[←相当まけてもらいました])
2004.07.19 約400キロ(200キロ×2)

ホワイトホース スカグウエイ

本当ならヘンリーのバス(Alaska Direct Bus Line)で行く場所。毎週月曜日12時発の運行でそれ以外の日はヘンリーの都合次第。料金は1人約6000円(50USドル)です。スカグウエイまでは約3時間。お金に余裕があればWhite Pass & Yukon Routeという、カナダカスタム付近までバスを使いその先は断崖絶壁をレトロな列車でスカグウエイまで行く観光ルート(95USドル)がオススメ。列車に乗らずにそのままバス(Yukon Alaska Tourist Tours)で行くとどうやら30USドルで行けるらしいけど未確認。

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■スカグウエイ(アメリカ・アラスカ州)⇔ジュノー(アメリカ・アラスカ州)

フェリー:Alaska's Marine Highway http://www.FerryAlaska.com
約5,520円(46USドル)
2004.07.19 2004.08.02 約300キロ(150キロ×2)

スカグウエイ ジュノー

インサイド・パッセージと呼ばれる、アラスカ・スカグウエイからカナダ・プリンスルパートを走るアラスカ州営フェリー。ここには何百万もする豪華客船もバンバン走っていますが、この船は旅行者の見方。約7時間かけてジュノーまで向かって46USドルと比較的リーズナブルです。個室のデッキもありますが(別料金)、7時間程度なら写真のサンルームでシュラフを被るか(長時間乗る人はテントを張ったりもする)、ロビーと呼ばれる絨毯敷きの部屋で横になるかでまったく問題なし。シャワーも無料なので1泊分浮いた気分です。夜中にジュノーに着く便に乗った場合は、ジュノーのフェリーターミナルでも夜を明かせます。ホワイトホースとはAlaska Direct Bus Lineがしっかり接続しているので安心。詳細な時刻表をネットでも冊子でも見ることができますが、慣れるまでちょっと見にくいかも。私たちは車があったのでフェリーを使いましたが、スカグウエイ→ジュノー間には高速船もあります。

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■ジュノー(アメリカ・アラスカ州)→ガスタバス(アメリカ・アラスカ州)

セスナ:Wing's of Alaska Airlines http://www.wingsofalaska.com
約11,280円(94USドル[手配手数料含む])
2004.07.21 約80キロ

ジュノー ガスタバス

カヤックがあったので元々はフェリーで行くつもりでしたが、船の故障でやむなく使ったセスナ。これが意外に楽しく、いい経験でした。セスナは10人乗り。荷物重量の制限があるように張り紙がありましたが、特にチャージを取られることはありませんでした。価格は、フェリーの予約をしていたGoldbelt Family Travel(http://www.goldbelt.com/subsidiaries/GBFT.html)のオフィスでフェリーからセスナに振り替えたので手配手数料を取られたようですが、直接予約すれば手配手数料なしでいけたのかも。他にもAlaskaAirlinesが夏期1日1便ジェットを飛ばしているようです。

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■グレイシャーベイ国立公園【Bartlett Cove】⇔グレイシャーベイ国立公園【Blue Mouse Cove】

フェリー:GLACIERBAY LODGE&TOURS http://www.visitglacierbay.com
約25,116円(209.3USドル[諸税込])
2004.07.22 2004.07.27 約100キロ(50キロ×2)

グレイシャーベイ国立公園

Johns Hopkins Glacierへシーカヤックで行くには、Bartlett Coveから漕いでも行けますが、日程がプラス10日ほどかかってしまうので、公園内唯一の観光フェリー(夏期は毎日運行)で途中まで運んでもらうのが便利。これなら最短4日でJohns Hopkins Glacierまでの往復が可能、とのこと。私たちは6日間の行程でした。表示は往復の料金。WestArmの入り口Blue Mouse Coveまで人間ひとりとカヤック(シングルでもダブルでも料金は同じ)を運んでくれ、指定した日に迎えに来てくれます。ピックアップ場所はBlue Mouse Coveの他にQueen Inletでも可。フェリーは朝7時にBartlett Coveを出、Marble Island、Margerie Glacier、Raid GlacierとWestArmを左回りに回るように進み、14時ごろBlue Mouse Coveに着きます。船内では、朝が早いので朝食用のマフィンが用意されていたり(タダ!)、コーヒー用の保温マグカップも1人ひとつプレゼントされたり……と至れりつくせり。昼食にはサンドイッチにクラムチャウダー、リンゴにポテチ、おやつには焼きたてのチョコチップクッキーが出てきます。朝早く起きて必死にサンドイッチを作った私たちって……と悲しくなるほど。やっぱりグレイシャーベイってお金持ちが来るところだったんだなー、と改めて感じました。船には毎日レンジャーが同乗。動物たちが現れた時はもちろん、氷河についての解説など丁寧にケアしてくれます。本当はホエールウォッチングを兼ねた公園内を散策する性格の船なので、フツーに乗船するなら120USドル程度(約8時間のクルーズ)だったはず。

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■グレイシャーベイ国立公園【Blue Mouse Cove】⇔グレイシャーベイ国立公園【Johns Hopkins Glacier】

シーカヤック:SEA OTTER KAYAK http://www.he.net/~seaotter/
38,400円(1艇320USドル)
2004.07.22〜2004.07.27  約100キロ(50キロ×2)

グレイシャーベイ国立公園

Blue Mouse Coveからダブルのカヤックに乗りJohns Hopkins Glacierへ。行きは4日かかりましたが帰りは2日で帰ってこれました。海況が良ければやはり4日での往復が可能のようです。私たちはNECKYのAMARUK DOUBLEというシーカヤックをレンタル。1日40ドルで8日分レンタルしました。本当は9日間借りていたことになるんだけどそのあたりの料金のことはちょっと忘れてしまいました。シングルのカヤックと違ってやっぱりダブルは速い!ガンガン進んでいくのがよくわかりました。といっても積める荷物にかなり制限があるので足元にまでウォータータンクやベアキャニスターを入れ、淳ちゃんはかなり腰が痛そうでした。このショップではカヤックを借りると、ドライバッグ、ライフジャケット、マップケースや長靴にレインウエア、エマージェンシーホイッスル、スプレースカートなど全て無料で貸してくれます。ドライバッグの個数に制限がなかったのも良かったなー。

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■ガスタバス(アメリカ・アラスカ州)→ジュノー(アメリカ・アラスカ州)

フェリー:Goldbelt Family Travel
約8280円(69USドル)
2004.07.30 約80キロ

ガスタバス ジュノー

ジュノー⇔ガスタバス間で一番安い交通手段。所用約3時間。途中にはIcyStraightというホエールウォッチングのメッカを通るので運が良ければザトウクジラの姿も拝めます。コーヒーやホットチョコなどのドリンクはタダ。ベーグルなどの軽食は2USドル程度からあります。動物が現れるとスタッフがマイクで解説してくれるので、単なる交通手段と言うよりは観光気分な船かな。ジュノーの港はダウンタウンから車で20分ほど離れたオークベイ(写真)、ガスタバスはバートレット・コーブが発着所になります。自分でカヤックをグレイシャーベイへ運ぶ場合はこのフェリーを利用します(別料金)。

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■ホワイトホース(カナダ・ユーコン準州)⇔クルアニ国立公園(カナダ・ユーコン準州)

車:やっさんの車
タダ(ガソリン代)
2004.08.04 08.06 約400キロ(200キロ×2)

ホワイトホース クルアニ国立公園

またまたやっさんに乗せていってもらったクルアニ。私たちはSheep Mountain Visitor Centreから入りました。車がない場合はヘンリーのAlaska Direct Bus Lineを使うのがベスト。もうひとつの入り口Hains Janctionまでは50USドル。Sheep Mountain Visitor Centreまでは設定がないけれども、フェアバンクスへ行くAlaska Highwayの途中にあるので交渉すれば降ろしてもらうことも可能なんじゃないかなと思います。夏期は日水金の朝6時ホワイトホース発、Hains Junction9時着。帰路Hains Junction発は確か20時くらいでした。車で行っても所要時間はだいたい同じで約3時間。ツアー会社を使うのもひとつの手。Hains Junctionへは他にもBernie's Deliverriesという会社が月〜金曜で運行している模みたいです(40USドル)。

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■ホワイトホース(カナダ・ユーコン準州)→プリンスルパート(カナダ・BC州)

バス:Greyhound CANADA http://www.greyhound.ca/
約10,700円(133.75カナダドル[125+8.75GST])
2004.08.17 約2000キロ

ホワイトホース プリンスルパート

ホワイトホースから約2000キロ南のプリンスルパートへ。本当は、ホワイトホース→スカグウエイ→ジュノー→ケチカン→プリンスルパートというルートを考えていたのですが、クルアニのためにいったんホワイトホースに戻ったので陸路での移動に変更しました。アメリカビザの問題もあったのですが、何と言ってもグレハンのGo Anywhereチケットが激安だったことが大きな理由。これは2週間前に予約をすれば、グレハンがカバーしている都市、どこへでも10,000円(125カナダドル)で行けるというもの。ホワイトホースからアメリカ・マイアミまでが最長距離のようです。このチケットはホワイトホースで買ったのでGST(カナダの消費税)が7%でしたが、このあと購入したプリンスルパートでは14%のGSTがかかるはずなのに125カナダドルポッキリ。どうやら田舎のグレハンオフィスではこのチケットの発券に慣れていないようです。ホワイトホースから南へのバスは毎日13時発。プリンスルパートへはそこからDawson Creekで乗り換え(翌朝9時ごろ着、10時ごろ発)、Prince Georgeで乗り換え(17時前着、23時ごろ発)、翌々朝9時ごろに着くスケジュールでした。どちらも混雑路線ではなかったので1人2人分の座席を確保でき、ゆったりと移動。途中Terraceあたりからプリンスルパートまでの景色はなかなか見応えあるものです。写真はWatson Lakeを過ぎたあたりでパンクしてしまった時のもの。3時間ほど停滞しましたが(ドライバーはヒッチをして修理屋さんを呼びに行っていました)、Dawson Creekには定刻通りに着。不思議です。

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■プリンスルパート(カナダ・BC州)⇔クイーンシャーロット諸島(カナダ・BC州)

フェリー:B.C. Ferry http://www.bcferries.com/
約1,600円(20カナダドル)
2004.08.21 2004.09.02 約320キロ(160キロ×2)

プリンスルパート クイーンシャーロット諸島

クイーンシャーロット諸島へ向かう唯一の公共交通機関。ブリティッシュコロンビア州営のフェリーになります。クイーンシャーロット諸島の玄関口スキッヂゲートへは約6時間。週3〜4日の運行で昼11時に出る便と夜23時に出る便とがあります。8月はもう少し便が多いみたい。春に乗るなら昼行便がオススメ。Graywhaleがバシバシ見られるらしいです。それ以外のシーズンならやっぱり宿代を浮かせるために夜行便がいいと思います。一番寝やすいのはロビーと呼ばれる絨毯敷きの部屋。このフェリーにはもちろんハイダ族の人たちもたくさん乗っているのですが、なぜか彼らは他の部屋を利用。絨毯時期の部屋は白人の旅行者で占められている、というイメージでした。シャワーはコイン式で5分2カナダドル。ちょっと高めですがカフェテラスもあります。

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■クイーンシャーロット諸島【スキッヂゲート】→クイーンシャーロット諸島【ポートクレメンツ】

車:パットの車
タダ
2004.08.21 約70キロ

クイーンシャーロット諸島

フェリーターミナルになるスキッヂゲートまでパットが迎えに来てくれたので、タダで移動。中心となるクイーンシャーロットシティ(QCC)は南に10キロほど行ったところにあります。公共交通機関がないので島内の移動はもっぱら車。ヒッチハイクが一般的です。パットの家のあるポートクレメンツからは毎日1便だけ(17時発)、QCCへ行くバスがあるという話だけれど未確認。

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■クイーンシャーロット諸島【ポートクレメンツ】→クイーンシャーロット諸島【クイーンシャーロットシティ】

車:ヒッチハイク
タダ
2004.08.30 約70キロ

クイーンシャーロット諸島

ポートクレメンツからホステルのあるQCCへ移動。もちろんヒッチハイクです。15時ごろという微妙な時間でしたが15分、3台目ほどで難なくゲット。白人の運転する車より、明らかにハイダ族の人たちの方が気安く止まってくれます。顔も何となく似ているので私たちも親近感が沸くというもの。いったん、スキッヂゲートの集落で乗り換えてQCCまで行きました。

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■プリンスルパート(カナダ・BC州)→ティファナ(メキシコ・バハカリフォルニア州)

バス:Greyhound CANADA http://www.greyhound.ca/
約10,000円(125カナダドル)
2004.09.06 約3500キロ

プリンスルパート ティファナ

いよいよ北米の旅を終えてメキシコへ入る時にまたまた使ったGo Anywhereチケット。メキシコはティファナまでこのチケットを使うことができます。これで一気に北米を縦断してしまおうという魂胆。プリンスルパートに着いた8月19日に購入していたので、9月2日から1ヶ月以内に利用すればOKでした。といっても意外に早くクイーンシャーロット諸島の滞在が終わったので、それならとっととメキシコに行ってしまおう!と半ば強引に出発日を決めた感じです。ストップオーバーができないので日程はとにかくハード。1日目の11時ごろプリンスルパートを発ち、Prince Georgeには23時前に着。そのままバンクーバー行きのバスに乗り換えて、翌日(2日目)11時ごろバンクーバー着。それから4時間ほど待ち時間があって(みゆきちゃんが愛妻弁当を持って登場!)、14時ごろシアトル行きに乗り換え、アメリカボーダーを超えてシアトル着は19時まえ。さらにバスを乗り換えて(20時20分発)サクラメント着が翌14時(3日目)。さらにロス行きのバスに乗り換えてロス着は23時。そのまま翌1時発のティファナ行きに乗る予定でしたが、バスの運転手が異常にせっかちで「さ、全員揃ったね」てな具合で24時ごろ出発してしまいました。なのでティファナ着は朝5時の予定でしたがめちゃ迷惑な3時着。本当はPlaza Viva Tijuanaで降ろしてもらうつもりでしたが(San Ishidroから徒歩で入国)、どうせ深夜にバスターミナルにいても危ないだろうし……と、ほとんどヤケクソで次の目的地グアダラハラまで行くつもりで終点のCentral Camioneraまで乗せていってもらいました。結局、ドルもペソも現金がなかったのでグアダラハラ行きには乗れず、Central Camioneraのロビーで爆睡しました。

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▼ラテンデビュー 中米編(メキシコ・グアテマラ)
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