※料金は1人分のもの。都市間で往復表示のあるものでも、料金は基本的に片道料金になっています。日付は乗車(乗船)日ベース。移動距離は地図上でのおおまかな直線距離なのでかなりアバウトです。
▼ラテンデビュー 中米編(メヒコ/グアテマラ/エルサルバドル/ニカラグア/コスタリカ)
◆中米編移動データ
・滞在日 20004.09.09〜12.29
・総移動回数 40回
・総移動距離 約9,241キロ
・総移動費用 約49,520円(2人で約99,040円)
・1回あたりの平均移動距離 約231キロ
・1回あたりの平均移動単価 約1,238円
(単価のみパナハッチェル⇔プエブロ・デ・タフムルコを除く)
・国別比較
メヒコ 総移動距離5,375キロ 1回あたりの平均移動距離447キロ
総移動費用32,100円 1回あたりの平均移動単価2,675円
1キロあたりの平均単価5.97円
グアテマラ 総移動距離560キロ 1回あたりの平均移動距離29キロ
総移動費用3,855円 1回あたりの平均移動単価202円
1キロあたりの平均単価6.88円
(単価のみパナハッチェル⇔プエブロ・デ・タフムルコを除く)
コスタリカ 総移動距離1,832キロ 1回あたりの平均移動距離79キロ
総移動費用7,721円 1回あたりの平均移動単価335円
1キロあたりの平均単価4.21円
▼いろいろなケースがあってなかなか北米のケースのようにはすっきりした数字が出ないのですが、「メヒコのバスって高い!」と思っていた割には1キロあたりの単価はグアテマラより安いという結果になりました。やっぱコスタリカのバスは安いですねー。特に旅行者用のミニバスなどと比べると格段に安いと思います。コスタリカをまわるなら公共のバスを使うのが断然オススメです。
▼メヒコのバスについて……ガイドブックには、メヒコのバスは1等と2等があるが安全のために1等を利用した方がいい、とありましたが、バスを選ぶ時に1等か2等か選択できる状況ではなかったなーという印象です。○○行きは△△社だけ。そんな感じだったなー。結果的にたぶん1等のバスばかり乗っていたんだと思いますが……。たぶん長距離は1等、中距離は2等という区別なんじゃないかと思います。同じくガイドブックには、オーバーナイトのバスは危険なのでやめた方が良い、とありましたがこれも長距離移動する時には不可能。私たちは結局3回オーバーナイトのバスに乗りましたが危険は感じなかったデス。1等に乗れ、とかオーバーナイトに乗るな、というアドバイスは、途中から人が乗り込んできて危険、と言う意味が強かったと思うんですが、昼行だろうが1等だろうが、物売りのおっちゃん・おばちゃんがバシバシ車内に入ってくるので防ぎようがない気がします。あと、メヒコのバスはめちゃくちゃ高いので、同乗しているメヒカーノたちも結構なお金持ち? 手荷物を狙われるような不審者は乗っていませんでした。私たちがラッキーなだけだったかもしれませんが。
▼中米の街について……中米の街は教会・広場・学校・バー・雑貨店の5つで成り立っていると言われるそうで。確かにこの5つは必ずあります。街の中心部を表す言葉はセントロ(Centro)。中央にはカテドラル(Catedral)またはそれに相応する中央教会が建っています。教会の前にはソカロ(Zocalo)やパルケ・セントラル(Parque Central)と言った中央公園があります。そして市場はメルカド(Mercado)。これらの語句を下から始まる中米の交通事情についてでも使っていますのでご了承を。
--INDEX---------------------------------------------------------------------------------
※↓クリックできます。
■ティファナ(メキシコ/バハ・カリフォルニア州)→グアダラハラ(メキシコ/ハリスコ州)
■グアダラハラ(メキシコ/ハリスコ州)→グアナファト(メキシコ/グアナファト州)
■グアナファト(メキシコ/グアナファト州)→サンミゲル・デ・アジェンデ(メキシコ/グアナファト州)
■サンミゲル・デ・アジェンデ(メキシコ/グアナファト州)→メキシコ・シティ(メキシコ/メヒコ州)
■メキシコ・シティ(メキシコ/メヒコ州)→プラヤ・デル・カルメン(メキシコ/キンタナ・ロー州)
■プラヤ・デル・カルメン(メキシコ/キンタナ・ロー州)⇔コスメル島(メキシコ/キンタナ・ロー州)
■プラヤ・デル・カルメン(メキシコ/キンタナ・ロー州)→トゥルム・ルイナス(メキシコ/キンタナ・ロー州)
■トゥルム・プエブロ(メキシコ/キンタナ・ロー州)→コバ(メキシコ/キンタナ・ロー州)
■トゥルム・プエブロ(メキシコ/キンタナ・ロー州)→サンクリストバル・デ・ラスカサス(メキシコ/チアパス州)
■サンクリストバル・デ・ラスカサス(メキシコ/チアパス州)→タパチュラ(メキシコ/チアパス州)
■タパチュラ(メキシコ/チアパス州)→シウダー・イダルゴ(メキシコ/チアパス州)
■テクン・ウマン(グアテマラ/サンマルコス県)→コカレス(グアテマラ/スチテペケス県)
■コカレス(グアテマラ/スチテペケス県)→パナハッチェル(グアテマラ・ソロラ県)
■パナハッチェル(グアテマラ/ソロラ県)⇔ソロラ(グアテマラ/ソロラ県)
■パナハッチェル(グアテマラ/ソロラ県)⇔サン・ペドロ・ラ・ラグーナ(グアテマラ・ソロラ県)
■パナハッチェル(グアテマラ/ソロラ県)⇔アンティグア(グアテマラ/サカテペケス県)
■パナハッチェル(グアテマラ/ソロラ県)⇔プエブロ・デ・タフムルコ(グアテマラ・サンマルコス県)
■パナハッチェル(グアテマラ/ソロラ県)⇔サンティアゴ・アティトラン(グアテマラ・ソロラ県)
■パナハッチェル(グアテマラ/ソロラ県)→グアテマラ・シティ(グアテマラ/グアテマラ県)
■グアテマラ・シティ(グアテマラ/グアテマラ県)→サン・ホセ(コスタリカ/サン・ホセ州)
■サン・ホセ(コスタリカ/サン・ホセ州)→カリアリ(コスタリカ/リモン州)
■カリアリ(コスタリカ/リモン州)→トルトゥゲーロ(コスタリカ/リモン州)
■トルトゥゲーロ(コスタリカ/リモン州)→プエルト・リモン[モイン港](コスタリカ/リモン州)
■プエルト・リモン[モイン港](コスタリカ/リモン州)→プエルト・リモン(コスタリカ/リモン州)
■プエルト・リモン(コスタリカ/リモン州)→カウィータ(コスタリカ/リモン州)
■プエルト・ベルガス(コスタリカ/リモン州)→カウィータ(コスタリカ/リモン州)
■カウィータ(コスタリカ/リモン州)⇔サン・ホセ(コスタリカ/サン・ホセ州)
■サン・ホセ(コスタリカ/サン・ホセ州)→サンタ・エレーナ(コスタリカ/アラフエラ州)
■サンタ・エレーナ(コスタリカ/アラフエラ州)⇔サンタ・エレーナ自然保護区(コスタリカ/アラフエラ州)
■サンタ・エレーナ(コスタリカ/アラフエラ州)→チョメス?(コスタリカ/プンタレナス州)
■チョメス?(コスタリカ/プンタレナス州)→リベリア(コスタリカ/グアナカステ州)
■リベリア(コスタリカ/グアナカステ州)⇔プラヤ・デル・ココ(コスタリカ/グアナカステ州)
■リベリア(コスタリカ/グアナカステ州)→プンタレナス(コスタリカ/プンタレナス州)
■プンタレナス(コスタリカ/プンタレナス州)→ケポス(コスタリカ/プンタレナス州)
■ケポス(コスタリカ/プンタレナス州)⇔マヌエル・アントニオ国立公園(コスタリカ/プンタレナス州)
■ケポス(コスタリカ/プンタレナス州)→サン・ホセ(コスタリカ/サン・ホセ州)
■カウィータ(コスタリカ/リモン州)⇔プエルト・ビエホ・デ・タラマンカ(コスタリカ/リモン州)
----------------------------------------------------------------------------------------
■ティファナ(メキシコ/バハ・カリフォルニア州)→グアダラハラ(メキシコ/ハリスコ州)
バス:Estrellas del Pacifico社
約10,740円(1074ペソ)
2004.09.10〜2004.09.11 約2,000キロ
カナダ・プリンスルパートから一気にティファナまで入った私たち。ついでにグアダラハラまで行ってしまうことにしました。ところが、終着場のCentral Camioneraから出るバスは現金オンリー。ペソもドルも全く持っていなかった私たちはロビーで夜を明かし、翌朝現金を手に入れてからバスに乗ることにしました。結局ATMはセントロにしかなかったのでタクシーでセントロまで戻ってATMでペソをゲットし(レボルシオン通りに香港上海銀行のATMがあります)、さらに翌朝、セントロのバスターミナルからグアダラハラ行きに乗ることになったのです。『歩き方』にはグアダラハラ行きのバスはセントロにあるPlaza Viva Tijuanaのショッピングセンターから出るとありましたが、バスターミナルCentral Camioneraからも出ていました。私たちの乗ったEstrellas del Pacifico社のバスはたまたまオンボロでしたが普段はもう少し近代的なバスのよう(詳しくは
アメリカ・メキシコ大縦断の日記 を見てくださいね)。あとからアメリカ・ロスでグレハンに乗りSan Ishidoroから歩いて国境を越えEstrellas del Pacifico社のバスに乗ってグアダラハラに向かったナンチャンのバスは、冷房が効きすぎるほどだったそうです。バスの中はドライバー好みのメヒコ歌謡がエンドレス&大音量でかかりまくってます。DVDも点けてくれるんだけど振動に弱そうだったなー。バスは9:00、10:30、11:30、12:30、13:30、15:30、16:30、17:30、19:30、21:00、22:30と頻繁に運行。グアダラハラまで34時間ということで私たちは朝9時のバスにしました。1日目はひたすら砂漠地帯をぶっとばし、翌日のお昼前にマサトランに着きます。このターミナルが結構デカイのでしっかりした食事を取るならここがオススメ。私たちはメヒカリでタマーレスを食べ、マサトランで中華風の定食を食べました。で、グアダラハラ着はなぜか23時。2時間の時差を考えても遅いです。ま、メヒコのバスなんてこんなもんなんでしょう。宿まではタクシーにて移動。たしか80ペソぐらい取られたと思います。
[▲INDEXへ戻る]
■グアダラハラ(メキシコ/ハリスコ州)→グアナファト(メキシコ/グアナファト州)
バス:Primera Plus社
http://www.flecha-amarilla.com
約2,230円(223ペソ)
2004.09.13 約350キロ
グアダラハラは都会過ぎて落ち着かない!と、たった2泊で次の目的地グアナファトへ向かった私たち。グアナファト行きを運行しているPrimera Plus社のバスはめちゃくちゃ近代的で驚いてしまいました。トイレはもちろんドリンクバーまで常備されています(今回は缶ジュースだったんですけど)。乗車時にはサンドイッチに選べる缶ジュースとお菓子を配布。乗務員席と客席との間にはドアが付けられているので、ドライバーがかける音楽もタバコの煙も乗客席に漂ってきません。もちろん冷房も最強。グアナファトへは途中レオンに寄っていきます。レオンはウォルマートやカルフールが並ぶ超都会。で、「こんなん、アメリカやないかー!」と思っている間にグアナファトになってしまいます。そのあたりが京都みたいでちょっと残念。所用約4時間。グアダラハラからグアナファトへは頻繁に運行されているよう。メヒコの中でPrimera Plus社と同じくらい近代的なバスを走らせているETN社のバスも運行されています(でもこの2社はやっぱりちょっと高め)。グアナファトのバスターミナルからセントロへは市バスを利用しました。1人2.5ペソ。大きな荷物の私たちはかなり迷惑がられてたみたい。
[▲INDEXへ戻る]
■グアナファト(メキシコ/グアナファト州)→サンミゲル・デ・アジェンデ(メキシコ/グアナファト州)
バス:Primera Plus社
http://www.flecha-amarilla.com
約650円(65ペソ)
2004.09.14 約80キロ
で、グアナファトも気に入らない!とさらに次の目的地へ向かった私たち。グアナファトから約2時間の距離にあるサンミゲル・デ・アジェンデです。今回もPrimera Plus社のバスを利用。なので超快適。でもサンドイッチやお菓子、ジュースはナシでした。所用2時間じゃ当たり前か。グアナファトのバスターミナルまではやっぱり市バスを利用。で、また迷惑がられました。写真はその市バスとPrimera Plus社のバスの中の様子。サンミゲル・デ・アジェンデのバスターミナルからセントロまではタクシーで移動。20ペソでした。
[▲INDEXへ戻る]
■サンミゲル・デ・アジェンデ(メキシコ/グアナファト州)→メキシコ・シティ(メキシコ/メヒコ州)
バス:Herradura de Plata社
約1,580円(158ペソ)
2004.10.03 約250キロ
すっかり腰を落ち着けてしまったサンミゲル・デ・アジェンデを後にして向かうのはユカタン半島のコスメル。玄関口にあたるプラヤ・デル・カルメンへサンミゲル・デ・アジェンデからの直行は無いので、一番乗り次ぎのしやすいメキシコ・シティへ向かうことにしました。Herradura de Plata社のバスがメキシコ・シティまでは一番安いと聞いたのでこれにしましたが、どうやらPrimera Plus社も同じ値段だったみたい。メキシコ・シティへは各社とも頻繁に運行しています。所用約4時間。私たちは朝イチ、7時のバスを利用しました。バスターミナルまではやっぱりタクシー。朝も早かったし3人だし……と言い訳してますが、私たち結構タクシー利用率高いかも。反省デス。 で、メキシコ・シティのバスターミナルは東西南北4つに分かれていて、サンミゲル・デ・アジェンデからのバスはノルテ(北)に着きます。プラヤ・デル・カルメン行きはタポ(東)発。しゃーないのでチケット制のタクシーを使って移動しました。これが60ペソ。大都会に慣れていない人は、大きな荷物を背負って市バスに乗れば絶好のカモになっちゃうと思うのでタクシーの方がいいだろうなあ。私たちはシティ内で移動するな、とアドバイスされたくらいだし。ま、流しのタクシーに乗らなければ危険な印象はありませんでした。ノルテのターミナルは超近代的。アメリカ風ファーストフードやおいしそうなカフェもたくさんありました。タポの方はちょっと古め。昔のショッピングセンターにあったフードコートのような店が中央にあります。高いし味もイマイチ。私たちはここでハンバーガーとマルちゃんを食べました。写真はHerradura de Plata社のバスとタポの様子。
[▲INDEXへ戻る]
■メキシコ・シティ(メキシコ/メヒコ州)→プラヤ・デル・カルメン(メキシコ/キンタナ・ロー州)
バス:ADO社
約8,320円(832ペソ)
2004.10.03〜2004.10.04 約1,500キロ
お昼前にシティに着き、タクシーで約20分のタポに移動した私たち。13時のバスはあと2席しかなかったので16時のバスに乗りました。プラヤ・デル・カルメンまでは約28時間。翌日の夜にプラヤ・デル・カルメンに着きます。シティを出たバスは最高3000メートルほどまで駆け上がり、日がとっぷり暮れるころにムゥッと暑いビジャエルモッサを通過しました。翌朝目を覚ますと窓の外は見渡す限りのジャングル。そこから延々夜になるまで同じ景色の中をバスは走っていきました。プラヤ・デル・カルメンには18時過ぎに着。長距離バスターミナルは街はずれに新設されていたので、コスメルへのフェリー乗り場があるセントロへはタクシーで移動せざるをえませんでした。確か20ペソ程度。利用したADO社のバスもかなり近代的。ユカタンエリアではよく走っています。写真はシティ・タポにあるADO社のターミナルとその車体です。
[▲INDEXへ戻る]
■プラヤ・デル・カルメン(メキシコ/キンタナ・ロー州)⇔コスメル島(メキシコ/キンタナ・ロー州)
フェリー:UltraMar社
http://www.granpuerto.com.mx
約900円(90ペソ)
2004.10.04 2004.10.13 約20キロ
プラヤ・デル・カルメンからコスメル島の中心部サンミゲル・デ・コスメルまでは2社がフェリーをほぼ1時間おきに運行しています。私たちが利用したUltraMar社のフェリーはプラヤ・デル・カルメン発8:00、9:00、10:00、11:00、12:00、13:00、15:00、16:00、17:00、18:00、19:00、21:00、23:00、コスメル発7:00、8:00、9:00、10:00、11:00、12:00、14:00、15:00、16:00、17:00、18:00、20:00、22:00で運行。2社とも同価格なのでどっちでもいいと思います。ターミナルになるプラヤ・デル・カルメンはすっかりアメリカナイズされた街。マクドもバーガーキングもありますが、セットで60ペソ程度と超高い!サンミゲル・デ・コスメルは昼間はわさわさと客引きがいますが夜には閑散とした印象です。写真はサンミゲル・デ・コスメルのフェリー発着場周辺の様子とプラヤ・デル・カルメンに着いたフェリーです。プラヤ・デル・カルメンの海は本当にキレイ!!
[▲INDEXへ戻る]
■プラヤ・デル・カルメン(メキシコ/キンタナ・ロー州)→トゥルム・ルイナス(メキシコ/キンタナ・ロー州)
バス:MAYAB社
約200円(20ペソ)
2004.10.13 約65キロ
長距離バスは街はずれにできた新しい方のターミナルから発着しますが、近距離は以前のまま、ソカロすぐ脇にあるバスターミナルから発着します。フェリーターミナルからも歩ける距離。このMAYAB社はこのユカタンエリアの中距離を結んでいるバスのよう。少しバスのランクが落ちますが、まったく問題なしです。本数も頻繁にあるよう。私たちも1時間も待っていなかったと思います。所要時間はトゥルムの街はルイナス(遺跡前)とプエブロ(村/またはセントロとも呼ぶ)にバス停があるので遺跡に直接行く人はルイナスで降りた方が便利。トゥルムで宿を探すならプエブロで降りた方が良いと思います。『歩き方』には遺跡入り口から500メートルほど南に安宿街がある、とありますがココへ行くにはプエブロまでぐるっとまわって行くしか道がないので、直接遺跡へ行かない限りはプエブロで降りた方が良いと思います。私たちが泊まったのは一番遺跡寄りのカバーニャ。遺跡まで歩いて15分ほどです。この宿までルイナスのバス停からタクシーで50ペソ。カバーニャからプエブロに戻るのにタクシーで35ペソでした。写真はプラヤ・デル・カルメンのバスターミナルの様子とバス車内。
[▲INDEXへ戻る]
■トゥルム・プエブロ(メキシコ/キンタナ・ロー州)→コバ(メキシコ/キンタナ・ロー州)
バス:MAYAB社
約240円(24ペソ)
2004.10.15 約40キロ
トゥルム・プエブロの宿に移動した後、コバ遺跡へ向かうことにした私たち。プエブロのバスターミナルから朝7時にValladolid(バジャドリ)行きのバスに乗ると約1時間でコバに着きます。バジャドリはコバ遺跡とチェチェン・イツァー遺跡とのちょうど中間にあたる街。ホステルもあるようです。コバ・バスターミナルからコバ遺跡入り口までは徒歩15分ほど。遺跡内をだいたい見て回ってバスターミナルに戻ってきたのが10時45分(蒸し暑くてヘトヘトでした)。トゥルムへ戻るバスは10時30分に行ったばかりで、このあとは何と15時30分までありません。しゃーない、待とかー、と何をするでもなく座り込んだ私たちにタクシーのおっちゃんが声をかけてきます。「トゥルムまで200ペソ」。そりゃ高いわー!と言いつつタクシーの誘惑に勝てそうもない私たち。「ココで高い昼飯食べるくらいならちょっとお金出してもトゥルムへ戻った方がええよな」なーんて言い訳しながらおっちゃんと交渉し、ついに150ペソでOKをもらいました。で、帰りは150ペソで帰って来ちゃいました。写真はトゥルム・プエブロのバスターミナルとMAYAB社のバス。何でシカの絵なのかは不明。
[▲INDEXへ戻る]
■トゥルム・プエブロ(メキシコ/キンタナ・ロー州)→サンクリストバル・デ・ラスカサス(メキシコ/チアパス州)
バス:Omuni Cristobal Colon(OCC)社
約4,560円(456ペソ)
2004.10.19 約800キロ
いったんプラヤ・デル・カルメンまで戻らないと長距離バスはないだろうなーと思っていたら、サンクリストバル・デ・ラスカサスやパレンケへは16時15分と17時45分にバスが出ていました。なので、お昼にチェックアウトをしたあとのんびり時間を潰し、16時15分発のバスに乗ってトゥルム・プエブロのバスターミナルからサンクリストバル・デ・ラスカサスへ向かいました。サンクリストバル・デ・ラスカサスまでは約16時間。ユカタンを抜けるまではひたすらジャングルの中を走りますが、その後は山岳地帯をぐねぐねと走ります。バスに付属のトイレの臭いが車内に漂いまくっていたことと、この山道のせいで私とナンチャンはかなりの車酔いに悩まされました。途中夕食購入ポイントと思われるチェトマルのバスターミナルも暗くて蒸し暑くて食欲のまったく沸かない場所。今までバスが止まった場所にはだいたい良い屋台が出ていてトルタやタコスを買えたんですけどね……。写真はトゥルム・プエブロのバスターミナルとOCC社のバス。冷房最強、ちとボロめ。
[▲INDEXへ戻る]
■サンクリストバル・デ・ラスカサス(メキシコ/チアパス州)→タパチュラ(メキシコ/チアパス州)
バス:Omuni Cristobal Colon(OCC)社
約1,650円(165ペソ)
2004.10.23 約200キロ
いよいよグアテマラに入るぞ!と最初の玄関口タパチュラに向かうことにしました(国境越えの詳細は
グアテマラ入国の項 を見てくださいね)。コマラパという街を過ぎると超山道になります。OCC社のバスのせいかやっぱりまた車酔い。最悪です。宿からバスターミナルまではタクシーで20ペソ程度。サンクリストバル・デ・ラスカサス発タパチュラ行きは0:05、07:30、09:00、12:05、17:15、21:30。で、実はグアテマラ入国に便利だったシウダー・クアウテモックへは07:00、07:30、09:00、12:05、17:15で84ペソでした。1日でグアテマラに入れるものだと思っていた私たちは当然7時30分のバスを利用。タパチュラ着は15時30分でした。標高2,000メートル以上あるサンクリストバル・デ・ラスカサスに比べてほぼ海抜0メートルのタパチュラは蒸し暑い!おまけにゴミゴミしていてちょっとイマイチ。通過だけにしたい街です。写真はサンクリストバルのターミナルとタパチュラの街の様子。
[▲INDEXへ戻る]
■タパチュラ(メキシコ/チアパス州)→シウダー・イダルゴ(メキシコ/チアパス州)
バス:Rapidos del Sur社
約130円(13ペソ)
2004.10.23 約50キロ
OCC社やADO社が発着する長距離バスターミナルからはシウダー・イダルゴ行きは出ていません。ターミナルを出るとタクシーのおっちゃんが「国境まで60USドル」なーんてふっかけてきますが、これは無視してシウダー・イダルゴ行きのバスターミナルへ向かいます。歩くにはちょっと遠いのでタクシーを利用。15ペソでした。本当はOCC社のターミナルの正面出口を出てすぐ左手にシウダー・イダルゴ行きバスのバス停があるのですが、荷物が多かったり、座れなかったりと面倒くさいので始発になるバスターミナルまで行った方が便利かも。で、タパチュラからシウダー・イダルゴまでは約1時間。5時から19時まで15分おきに発車しているようです。それにしてもこのバス安い。写真はRapidos del Sur社のターミナルとバス。
[▲INDEXへ戻る]
■テクン・ウマン(グアテマラ/サンマルコス県)→コカレス(グアテマラ/スチテペケス県)
バス:TRANSPORTES FORTALEZA DEL SUR社
約450円(30ケツァール)
2004.10.24 約120キロ
シウダー・イダルゴから徒歩でグアテマラ入りした最初の街はテクン・ウマン。国境ゲートを出て左手に10分ほど歩くとバスターミナルがあります。といっても、メヒコのバスターミナルとは大違い。大きな広場にごちゃごちゃとバスが適当に停まっていて、周りでは炭でチキンを焼いたり、フルーツを切り売りする人がいたりと、混沌とした状態になっています。バスの選択はというと、そこらへんでバスの采配をしていそうなおっちゃんに「パナハッチェルに行きたいんだけど」と言うと「おー!これが今出るからこれに乗っていけ!途中で乗り換えたらいいから!さ、もう出るで!早く!早く!」と急かされ、訳もわからず乗っていると言った感じで選択の余地なんて全くありません。バスが発車するとさっきの仕切り屋おじさんが実は車掌だったことが判明。車内でお金を集め始めます。で、もらった領収書にあった社名が、たぶんバスの運行会社名。このバスはグアテマラ・シティ行きなので途中で乗り換えないといけないのですが、乗り換え場所もこの車掌のおっちゃんの言われるがママ。後から地図で調べて、たぶんコカレスという街だったんじゃないかと思います。マサテナンゴのちょっと先かな。乗り換えの街まで約2時間30分、そこからパナハッチェルまで30分と言われたはずなんですが、コカレスまで3時間かかりました。車内の冷房は無くなり、窓は全開!これが気持ちよかったー!たぶんグアテマラの中でも高級な方のバスだと思います。とは言っても座席指定なんて関係なし。乗れるだけ乗る。席が無くなったら臨時の椅子に座る。メヒコとは大違いですね。写真は乗ったバスとテクン・ウマンの街の様子。
[▲INDEXへ戻る]
■コカレス(グアテマラ/スチテペケス県)→パナハッチェル(グアテマラ・ソロラ県)
バス:カミオネータ
約225円(15ケツァール)
2004.10.24 約60キロ
コカレスからはグアテマラ名物チキンバス(現地の人はカミオネータと言います)! ただの交差点のような場所で降ろされ、また別のおっちゃんに連れられ有無を言わさず乗せられると言った感じ。チキンバス体験は追々グアテマラに慣れたらしようと思っていたのにいきなりの洗礼。またもや有無を言わさず荷物は屋根の上にぽーんと上げられてしまいます。車内はギュウギュウ。アメリカのスクールバスを改造しているので子供3人分くらいの座席に大人が3人、きゅっきゅうになって座ります。この辺りからウイピル(民族衣装)を着た人がちらほら乗り出してグアテマラだなーという気が沸いてきます。30分で着くと言われたのに結局パナハッチェルまで3時間。ヘロヘロでパナハッチェルに降り立った私たちでした。写真は(たぶん)コカレスの街の様子とチキンバス初体験の淳ちゃんの様子。しっかりつかまっていないと飛ばされそうなんです。
[▲INDEXへ戻る]
■パナハッチェル(グアテマラ/ソロラ県)⇔ソロラ(グアテマラ/ソロラ県)
バス:カミオネータ
約30円(2ケツァール)
2004.10.26 2004.10.30 2004.11.09 2004.11.16 約5キロ
ソロラへお買い物へ行く時はチキンバス。朝7時から市は始まっているそうなので、朝ご飯を食べたら出かけます。バスはぐねぐねの道をガンガン上がり20分ほどでソロラに着きます。さっと見て回って帰ってこれば午後の学校にも間に合うほど。運賃は最初1.5ケツァールでしたが、途中でガソリンの値段が上がり、やむなく値上げ。ソロラ行きの乗り場はレアル通りとサンタンデールが合流する場所。そのあたりにいるおっちゃんに聞けば親切に教えてくれます。たぶん15分間隔程度で運行しているみたいです。チキンバスについて詳しくは
http://www.chiq1.com/a/ura/0009.html にもコラムがあるので見てみてくださいね。写真はソロラ行きのバスではないですが採用。人がいっぱいで前から乗れない時は後ろから攻めてみてください。で、上にあげた荷物は車掌さんがおぼえていてくれます。
[▲INDEXへ戻る]
■パナハッチェル(グアテマラ/ソロラ県)⇔サン・ペドロ・ラ・ラグーナ(グアテマラ・ソロラ県)
船:乗り合いフェリー
約585円(39ケツァール)
2004.10.25 約15キロ
淳ちゃん、ナンチャン2人で、いいよー、と勧められたサン・ペドロへ下見にいきました。私は風邪でお留守番。観光ついでだったので乗り合いフェリーを使ってもうひとつの村へも行ったようです。なので価格はそのトータル価格。パナハッチェル→サン・マルコス・ラ・ラグーナ(メディーテーションができることで有名・ピラミッドもあるとか)までが12ケツァール、サン・マルコス→サン・ペドロ・ラ・ラグーナが12ケツァール、サン・ペドロ→パナハッチェルが15ケツァールだったそうです。この船は10人も乗ればいっぱいの船。アティトラン湖は午後になると波が高くなるので、かなりお尻が痛かったそうです。パナハッチェルの乗り合いフェリーの時間はいろいろあるみたいで正確なところは不明。
[▲INDEXへ戻る]
■パナハッチェル(グアテマラ/ソロラ県)⇔アンティグア(グアテマラ/サカテペケス県)
バス:カミオネータ
約225円(15ケツァール[往路])
2004.11.13 約80キロ
|
|
週末を利用して日帰りで出かけた世界遺産・アンティグア。旅行会社の運行するミニバスで行けば快適ですが、せっかく身軽なのでカミオネータで行くことにしました。ミニバスだと約10USドル程度。アンティグア発では8USドルという看板も見ました。アンティグアまでカミオネータで行くにはグアテマラ・シティ行きのバスに乗りチマルテナンゴというところで乗り換えなくてはいけません。2時間30分ぐらいで行けるというので私たちは朝6時のバスに乗ることにしました。ところが運転手がいつまでたっても来ない。みんな気を許して屋台のものを買い始めた時、運転手が猛ダッシュで乗り込んできたかと思えば0.5秒でエンジンをかけ同時に発車していました。車掌も大あわて。外でスープを買っていて乗り遅れた女性を何とか乗せ込み、自分も引きずられるように車内に滑り込んできました。むちゃくちゃです。で、チマルテナンゴで乗り換え、スリの多いと言われるチマルテナンゴ→アンティグアのカミオネータに乗り換えます。バスの乗り換え場所は車掌さんが親切に教えてくれます。問題なし。アンティグア着9時過ぎ。行きはパナハッチェル→チマルテナンゴ間が12ケツァール、チマルテナンゴ→アンティグア間が3ケツァールでした。帰り、14時ごろにはアンティグアを出ないとパナハッチェル行きのバスが無い、と言われていたので、14時過ぎにアンティグアを出ました。チマルテナンゴまでは順調。3ケツァール。ところが、チマルテナンゴでパナハッチェル行きのバスを待つのですがいつまでたっても来ない。シェラ行きなど次々にバスが到着し続々と人が乗っていくのですが、パナ行きが来ないんですね。ずいぶん経ったころ、あるおっさんが「コレに乗れ」と言ってきます。パナハッチェルにも行くからコレに乗れ、と。もう立つ場所もないほど混雑した車内に乗り込み1時間ほど経ったころ、ここで乗り換えだ、と言われます。ここまでで15ケツァール(約225円)。仕方なく次のカミオネータに乗り換えるとそれはソロラ行きだと言います。仕方がないのでまたソロラで乗り換え。ここまで3ケツァール(約45円)、そしてソロラからいつものカミオネータに乗ってパナハッチェルまで帰ってきたというわけです。もちろんソロラからは2ケツァール(約30円)。帰りは全部で20ケツァールもかかってしまいました。各カミオネータごと経営が違うので乗り継ぎ料金なんてもんはないようです。結局、たった80キロしか離れていないアンティグアから帰ってくるのに5時間弱かかってしまいました。疲れたけどオモロかったなー。写真はアンティグアのバスターミナルと車内で会った駆け出し芸人のような顔をした男の子。カワイイ。
[▲INDEXへ戻る]
■パナハッチェル(グアテマラ/ソロラ県)⇔プエブロ・デ・タフムルコ(グアテマラ・サンマルコス県)
バス:送迎ミニバス+カミオネータ
約13,035円(869ケツァール/110USドル)
2004.11.20 2004.11.21 約120キロ
パナハッチェルからのタフムルコ登山ツアーだったのでトータルの料金でご勘弁を。行きは朝5時パナハッチェル発、7時過ぎシェラ着。そこからカミオネータに乗ってサンマルコスまで約1時間30分。サンマルコスから登山口のあるプエブロ・デ・タフムルコまでは1時間弱でした。帰りは、サンマルコス乗り換えでなくSan Pedro Sacatepequesサン・ペドロ・サカテペケスで乗り換えたようです。疲れていたのでちょっと自信ないですが。とにかくチキンバスで移動は疲れます。私たちは最初、金曜の晩にシェラにチキンバスで移動しておいて前泊し、翌朝から1泊2日でタフムルコへ行き、日曜の夕方、その足でパナハッチェルまでチキンバスで帰ってこようとしていましたが、かなりキツかっただろうなーと思います。パナハッチェルスタートの方はあまりいないと思いますが、ミニバスも活用することをオススメします。写真はサンマルコスから乗ったカミオネータがパンクした時の様子と未舗装路をひっくり返りそうになりながら走るカミオネータ。
[▲INDEXへ戻る]
■パナハッチェル(グアテマラ/ソロラ県)⇔サンティアゴ・アティトラン(グアテマラ・ソロラ県)
船:乗り合いフェリー
約375円(25ケツァール)
2004.11.28 約15キロ
パナハッチェルを去る前にもう一度船に乗りに行こうと最後の日曜日出かけました(私は初めての船)。最後の1週間はちょっとお天気が悪目だったのですが、この日は朝から快晴!最高に美しいアティトラン湖を眺めながら、サンティアゴ・アティトランへ向かいました。時間は8時45分発。6時台にもう1便あるようです。この船はちょっと大きいのでサンティアゴ・アティトランまで約1時間の船旅です。この料金は往復の価格。私たちは、10時前にサンティアゴ・アティトランに着いてぶらぶらと街を散策し、11時45分発のフェリーでパナハッチェルに戻ってきました。このあとは13時の便があります。午後になると波が高くなるので、前方デッキにいると水浸しになります。写真は船の様子とサンティアゴ・アティトランの船着き場。
[▲INDEXへ戻る]
■パナハッチェル(グアテマラ/ソロラ県)→グアテマラ・シティ(グアテマラ/グアテマラ県)
バス:カミオネータ
約270円(18ケツァール)
2004.11.30 約90キロ
最後のチキンバス。グアテマラ・シティは治安も悪いし、遅れるかもしれないので旅行会社のシャトルバスで行こうかと思いましたが、やっぱ最後だし……ということでチキンバスで行くことにしました。パナハッチェルから朝6時の便で、しかも早めに乗りこんで運転手すぐ後ろの席をゲット。これなら足元が広いので大事なリュックも置けて安心です。グアテマラ・シティには予定通り9時30分に着。当たり前なんですが、バスの終点がこのバスのオフィスで「やっぱオフィスがあるんだー」と驚いてしまいました。なので厳密に言えば会社名があるはずなんですが、チキンバスに限って言えば選択の余地もないので「カミオネータ」ひとくくりで表記させていただきます。というか、会社名まで調べるの、物理的に無理ッス。ちなみに旅行会社のシャトルで行けば、6時発約15USドルです。写真はバスから見たグアテマラ・シティと荷物を降ろす2人。どうやらどれかのチキンバスで私たちはカラビナをパクられていたみたいです。なので今回はリュックの外にできるだけ何もぶら下げないようにしました。ほんっと油断もスキもあったもんじゃないんだからーって感じです。でもおもしろかったチキンバス。複雑な愛情です。
[▲INDEXへ戻る]
■グアテマラ・シティ(グアテマラ/グアテマラ県)→サン・ホセ(コスタリカ/サン・ホセ州)
バス:TICA BUS
http://www.ticabus.com
約5,850円(390ケツァール)
2004.11.30〜2004.12.02 約1,200キロ
TICA BUS(チカ・ブス)はメヒコ/タパチュラからパナマ/パナマ・シティまでを繋ぐ国際バス。私たちはエルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグアをすっ飛ばし、コスタリカへ向かう予定だったのでこのバスを使いました。各国の首都間だけであれば別のバスも運行していますが複数の国を繋いでいるのはたぶんこのバスだけ。なんやかんや言っても、便利で快適なので使う価値大です。おまけにまあまあ安い。他にもっと豪華なバスもありますがチキンバスばかり乗っていた私たちにはこれで十分。グアテマラ・シティ発は13時。その日の17時にエルサルバドルの首都サン・サルバドルに着きます。そのままバスはターミナルで夜を明かし(ホテルについては
泊まった宿 http://www.chiq1.com/c/c2_1/0002/index.html を見てくださいね)、翌朝5時発。そしてホンジュラスを通過しニカラグアの首都マナグア着が17時。私たちは順調で15時30分に着きました。そしてまた夜を明かし、翌朝7時発でコスタリカへ。コスタリカへは複数便あるようですが、私たちは有無を言わさず6時集合7時発、と言われました。コスタリカへは15時着予定でしたが、サン・ホセ市街に入る前、Alajuelaアラフエラあたりで渋滞が始まり結局サン・ホセに着いたのは18時過ぎでした。
そしてここでまたトラブルが!チカ・ブスのターミナルで降り、荷物をバスの荷物入れから順番に出している途中のこと。先に荷物を出し終えたナンチャンがひとりの青年に「タバコの火を貸してくれ」と言われ、火を付けてあげているスキに、ひとりの少年がナンチャンの手荷物である小さなリュックを丸ごと持っていってしまいました。。追っかけましたが(本当は深追いも禁物です。特に今回、金目のものが入っていなかったので)、少年は捕まらず。中に現金やパスポートは入っていませんでしたが、大事なものばかり盗まれてしまってかなりショック!バスを降りた時(バスが遅れた時は特に!)は一番荷物を狙われる時なので、やっぱり注意が必要です。マナグアで会った日本人シガくんはサン・ホセで睡眠薬強盗にあってカメラやCDウォークマン、現金などをおばちゃんにごっそりやられたそう。とにかくサン・ホセ、めちゃめちゃ治安悪いデス。特に大都市に慣れていない人はかなり気を付けた方が良いようですね。。同じ宿のアメリカ人の友人も、バス降り場で大きいリュック・小さいリュック根こそぎやられているようです。「ここしか安全な場所はない」んだとか。。トホホ。写真はグアテマラ・シティのチカ・ブスのオフィスとバス車体。そうそう、予約はたぶん不要。だいたい半分ぐらいしかいつも埋まらないようです。
[▲INDEXへ戻る]
■サン・ホセ(コスタリカ/サン・ホセ州)→カリアリ(コスタリカ/リモン州)
バス:Empresarios Guapilen~os S.A. 社
約185円(880コロン)
2004.12.05 約90キロ
トルトゥゲーロへ個人で行く一般的なルート。サン・ホセにあるカリブ海沿岸行きのバスが発着するGran Terminal del CalibeからまずはCalialiカリアリまでバスに乗ります。カリアリ行きは毎日9時発。Guapilesとある窓口でチケットを購入します。自由席なのでちょっと早めに行った方が安心。カリアリには11時前に着きました。ホテルからバスターミナルまではちょっと遠いのでタクシーを使うのが一般的。荷物の心配もないので安心です。だいたい市内ならどこでも1,000コロン(約210円)程度。荷物を見て2,000コロンとふっかけてくるタクシーもいるので要注意です。コスタリカのバスは冷房無しなので超快適。窓を思い切り開けて快適ドライブを楽しみましょう。
[▲INDEXへ戻る]
■カリアリ(コスタリカ/リモン州)→トルトゥゲーロ(コスタリカ/リモン州)
バス+船:Ruben Viajes Bananero S.A. 社
http://www.tortuguero-costarica.com
約956円(4,550コロン、10USドル)
2004.12.05 約40キロ
Gran Terminal Carialiで降りるとトイレの目の前にトルトゥゲーロ行きのチケットを販売するブースが設置されています。ここで、バスと船セットになったチケットを買ってしまえば、あとはトルトゥゲーロに向かうだけ。実はGran Terminal Cariali→Geest Casa Verde間はただの市バス利用のようなのですが、勝手がわからない旅行者にとってはセット販売してもらった方がありがたいかも。バスは7時と11時発。私たちの時は11時45分発でした。途中、地元の市場帰りの人がドドッと乗ってくるポイントを過ぎ、広大なバナナ園を過ぎると終点のGeest Casa Verde。所要時間約50分です。そしてココからトルトゥゲーロまでは運河を船で移動。13時30分と15時30分発があるようです。私たちは13時30分発を利用。トルトゥゲーロ着は15時前でした。運河ではワニ、バシリスク、ナマケモノ、ヤマセミなどすでにクルーズ気分が味わえます。
どうやら他にもトルトゥゲーロへ行くルートがありそうです。
Viajes y Transportes CLICLICという会社がCaliali⇔Pavona⇔Tortuguero間を繋いでいる模様。Caliali→Pavona5時30分、12時。Pavona→Tortuguero8時30分、13時。Tortuguero→Pavona6時、11時30分。Pavona→Caliali7時、13時30分のようです。この時刻表はトルトゥゲーロで確認したもの。Informacion Gratis Para el Viajero S.A.社というのがトルトゥゲーロにあります。ここで聞いてみる手もあるかも。
[▲INDEXへ戻る]
■トルトゥゲーロ(コスタリカ/リモン州)→プエルト・リモン[モイン港](コスタリカ/リモン州)
船:運行会社不明
約2,378円(11,325コロン、25USドル)
2004.12.08 約70キロ
トルトゥゲーロ国立公園→カウィータ国立公園を周遊するならこのルートがベストかも。ちょっと高いですが、効率よくかつ楽しく移動することができます。トルトゥゲーロの村から天然の運河を通って約3時間30分。運河の終点、プエルト・リモンにあるモイン港に着きます。途中は生い茂る見事な熱帯雨林や水鳥などなどみどころいっぱい。水深が浅いところではワニにも出会えます。色んなことが不透明なトルトゥゲーロでしたが、この運河フェリーもやっぱり不透明。最後まで運行会社がわかりませんでした。カリアリからトルトゥゲーロまで来た時の運行会社Ruben Viajes Bananero S.A. 社でも、もうひとつのInformacion Gratis Para el Viajero S.A.社で頼んでも結局同じ船になります。前日までに予約した方がベターとのこと。毎日10時発。途中で休憩1回挟みます。
[▲INDEXへ戻る]
■プエルト・リモン[モイン港](コスタリカ/リモン州)→プエルト・リモン(コスタリカ/リモン州)
バス:コレクティーボ
約105円(500コロン)
2004.12.08 約10キロ
モイン港から先はバスになるのですが、乗り場のあるセントロまではちょっと距離があります。移動には市バスかコレクティーボ(乗り合いタクシー)を使うのが一般的。市バスはいつ来るかわからないので、船着き場で待っているコレクティーボに乗っちゃうのがオススメです。安いし。船の定員とコレクティーボの定員(10人)が違うので急いで乗り込んだ方がベターです。セントロまでは約20分。リクエストをすればリモンを見渡す丘経由でセントロへ行ってくれます。そのままコレクティーボでカウィータに行くならプラス6USドル、プエルト・ビエホまでは8USドルで連れて行ってもらえるようです。写真は似たタイプのもの。
[▲INDEXへ戻る]
■プエルト・リモン(コスタリカ/リモン州)→カウィータ(コスタリカ/リモン州)
バス:Autotransportes MEPE S.A. 社
約90円(430コロン)
2004.12.08 約50キロ
プエルト・リモンから近郊の街へはセントロのバスターミナルから向かいます。カウィータ国立公園やPuerto Viejo de Talamancaへは、パナマとの国境の街・Sixaolaまで行くバスで。リモン⇔シクサオーラ間は1時間に1本程度運行している模様。だいたい30分ほど遅れて走っています。私たちは14時前にリモン市街に着き、14時発のバスに乗ることができました。カウィータまで約1時間。写真はカウィータのバス停。
[▲INDEXへ戻る]
■プエルト・ベルガス(コスタリカ/リモン州)→カウィータ(コスタリカ/リモン州)
バス:Autotransportes MEPE S.A. 社
約47円(225コロン)
2004.12.10 約6キロ
カウィータ国立公園カウィータ側から入り、反対側の出口プエルト・ベルガスまで歩きました。途中で一緒になったドイツ人はさらにカウィータまで歩いて戻ると言って歩いていきましたが、私たちはバスで帰ることに。13時のバスに乗るはずだったのですがバスが来たのは13時45分。とにかくいつもバスは遅れますが、必ず来ます。炎天下で歩くのはキツイのでしんどい時はバスを待った方がやっぱりベター。シクサオーラ→リモンのバスです。写真はプエルト・ベルガスのバス停とバス。
[▲INDEXへ戻る]
■カウィータ(コスタリカ/リモン州)⇔サン・ホセ(コスタリカ/サン・ホセ州)
バス:Autotransportes MEPE S.A. 社
約537円(2,555コロン)
2004.12.12 12.23 12.26 約250キロ
結局この路線のバスは計3回乗車しました。カウィータからサン・ホセまでの直行バスは毎日7時30分、9時30分、11時30分、16時30分発。サン・ホセからカウィータまでは毎日6時、10時、13時30分、14時30分、16時が出ています。カウィータへはあまり人が行かないのですが、お隣のPuerto Viejo de Talamancaへは欧米人がわんさか行くので座席の確保には往復とも気を付けた方がいいかも。クリスマスシーズンの12月23日は10時の便が満席で10時45分発という臨時便に乗りました。通常3時間30分程度で着きますが、途中通過するBraulio Carillo国立公園の天候が悪い場合プラス1時間程度かかる時もあります。写真はカリベ・バスターミナルの様子とバス。
[▲INDEXへ戻る]
■サン・ホセ(コスタリカ/サン・ホセ州)→サンタ・エレーナ(コスタリカ/アラフエラ州)
バス:Transmonteverde B., S.A. 社
約389円(1850コロン)
2004.12.15 約185キロ
モンテベルデ自然保護区の玄関口サンタ・エレーナへはこのバスで向かいます。サン・ホセ発は6時30分と14時30分。せっかくなので朝の便で行った方が景色も楽しめてお得。サン・ホセはSan Carlosというバスターミナル。オフィスは6時からしか開かないので6時に行けば大丈夫でしょう。どうしても早起きがキツイ人には敷地内にHostel la Pasada de Don Tobiasというホテルもあったので利用するのもひとつの手。Intel Americanaの高速を約2時間走ると未舗装路に入ります。ここでいったん休憩タイム。15分ほどあります。そこからサンタ・エレーナまではさらに約2時間。延々未舗装路を走り続けます。帰路サン・ホセへも6時30分と14時30発。6時30発が異様に混むので必ず前日までにチケットを買っておいた方がいいみたいです。写真はバスと休憩ポイントの様子。
[▲INDEXへ戻る]
■サンタ・エレーナ(コスタリカ/アラフエラ州)⇔サンタ・エレーナ自然保護区(コスタリカ/アラフエラ州)
バス:Hotel and Infocenter Camino Verde
http://www.monteverdeinfocenter.com
約240円(2USドル)
2004.12.17 約6キロ
サンタ・エレーナ自然保護区へ向かうミニバス。モンテベルデ自然保護区へ向かうバスはスクールバスタイプで山盛り人が乗っていましたが、こちらはこんなこぢんまりした感じ。静けさを求めるならやっぱりサンタ・エレーナ自然保護区の方がいいのかもしれません。私たちはその日の朝に窓口でチケットを購入。入場料学割5USドル(一般9USドル)と一緒に払いました。帰りは12時ごろエントランスに戻ってきたので13時のバスに乗ろうと思っていたのですが、いつまでたってもバスが来ない!他にも待っている人がいるんですが14時になっても来ないので係の男の子に聞くと「知らない」というそっけない返事。結局タクシーを呼んでもらって帰りましたが、帰りのバスは予約をしないまでも、乗る意思はしっかり伝えた方がいいみたい。行きは6時45分、8時、10時30分、12時30分、14時。帰りは11時、13時、15時30分が出ています。
[▲INDEXへ戻る]
■サンタ・エレーナ(コスタリカ/アラフエラ州)→チョメス?(コスタリカ/プンタレナス州)
バス:Transmonteverde B., S.A. 社
約168円(800コロン)
2004.12.19 約35キロ
サンタ・エレーナからニコヤ半島へ行くには、リベリアかプンタレナスへ出る必要があります。私たちはニコヤ半島北側のプラヤ・デル・ココに行く予定だったのでリベリアを目指すことにしました。サンタ・エレーナからリベリアへはプンタレナス(毎朝6時発)またはサン・ホセ行きのバスに乗って、Inter Americanaで降ろしてもらうのがベストのよう。そのポイントがチョメスだと聞いて私たちはチョメスまでチケットを買ったのですが……。実際「ここが乗り換えポイントだよ」と言われ降りた場所はたぶんチョメスではないはず。La Irmaの近くだと思います。サンタ・エレーナ→チョメス間はなぜかプンタレナス行きのバスの方が安かったので、こっちに乗りました。サン・ホセ行きに乗らなくても前日までにチケットを買っておいた方がベター。どうやらサンタ・エレーナ発4:45というバスに乗るとリベリアまでスムーズに乗り継げる、とありましたが実感では6時発のプンタレナス行きで全然問題なし。このポイントまで約2時間。
[▲INDEXへ戻る]
■チョメス?(コスタリカ/プンタレナス州)→リベリア(コスタリカ/グアナカステ州)
バス:Transporte Reina del Campo S.A. 社
約189円(900コロン)
2004.12.19 約88キロ
で、Inter Americanaのチョメスじゃなさそうな場所から乗ったバス。サン・ホセ方向からどんどんバスが来るので乗せてくれそうなバスに乗れば問題なし。モンテベルデの雲霧林とはうって変わって、どこまでも続く熱帯乾燥林を眺めながらリベリアに向かいます。約2時間。6時にサンタ・エレーナを出てリベリア着が10時でした。
[▲INDEXへ戻る]
■リベリア(コスタリカ/グアナカステ州)⇔プラヤ・デル・ココ(コスタリカ/グアナカステ州)
バス:Pulmitan de Liberia
約63円(300コロン)
2004.12.19 12.21 約34キロ
リベリアはニコヤ半島に点在するビーチへ向かうバスのハブ的存在。ビーチとビーチとを繋ぐバスはないので周遊するにはいったんリベリアに帰ってこないといけないのですが、バスターミナルの機能がしっかりあるのでとても便利です。プラヤ・デル・ココへは5時30分、8時15分、12時30分、14時、16時30分、18時15分。私たちは10時にリベリア着だったので2時間30分ほどリベリアで時間を潰すことになりました。プラヤ・デル・ココからリベリアへは5時30分、7時、9時、11時、13時、15時、18時。サン・ホセ直通バスは8時、14時、16時と出ています。
リベリア⇔プラヤ・デル・ココは約1時間です。
[▲INDEXへ戻る]
■リベリア(コスタリカ/グアナカステ州)→プンタレナス(コスタリカ/プンタレナス州)
バス:Transporte Reina el Campo S.A. 社
約252円(1200コロン)
2004.12.21 約138キロ
クリスマスまでにもう1ヶ所行こう!ということで一番人気の国立公園、マヌエル・アントニオに行くことにしました。まずはリベリアから太平洋岸ビーチの拠点プンタレナスまで移動です。これもメジャールートなのでたくさん出ています。私たちは9時にプラヤ・デル・ココを出てリベリア着10時。10時30分発のプンタレナス行きに乗れました。プンタレナスには13時30分ごろ着。予想より長くかかったのでちょっとお疲れ。
[▲INDEXへ戻る]
■プンタレナス(コスタリカ/プンタレナス州)→ケポス(コスタリカ/プンタレナス州)
バス:Transporte Quepos y Puntarenas 社
約196円(932コロン)
2004.12.21 約150キロ
ムゥッと暑いプンタレナスは市場前で降ろされた私たち。ケポス行きはどうやら反対の海側にあるということで、歩くことにしました。といっても10分程度なのでたいした距離ではありません。バス停はサン・ホセ行きとサンタ・エレーナ行きも発車している場所。サン・ホセ行きのターミナルにはきれいなトイレやちょっとした売店もあるので助かりました。私たちは14時30分発に乗車。ケポス着は17時でした。写真はプンタレナスのバス停と乗ったバス。
[▲INDEXへ戻る]
■ケポス(コスタリカ/プンタレナス州)⇔マヌエル・アントニオ国立公園(コスタリカ/プンタレナス州)
バス:Visit Playa Manuel Antonio 社
約21円(100コロン)
2004.12.22 約7キロ
国立公園玄関口の繁華街ケポスと国立公園を結ぶ路線。途中たくさんのリゾートホテルやレストランを通過します。このバスは6時頃から頻繁に運行している模様。国立公園訪問者だけでなく、周辺ホテルで働く地元の人の通勤バスになっているみたいです。私たちは6時30分ごろ乗車。所要時間約20分。帰路も30分に1本程度は運行しているみたいでした。写真はケポスのバスターミナルと乗ったバスの様子。
[▲INDEXへ戻る]
■ケポス(コスタリカ/プンタレナス州)→サン・ホセ(コスタリカ/サン・ホセ州)
バス:Transportes Pello Morales Cascarite 社
約417円(1990コロン)
2004.12.23 約160キロ
とにかく人気路線なので前日の早い時間までにチケットを購入した方がベター。同じサン・ホセ直行便でも6時発と6時5分発があるようなので間違えないように注意が必要です。直行便を利用しなければもう少し安く上がるかも。到着するサン・ホセのコカ・コーラ・バスターミナルはちょっと治安が悪いので荷物に注意です。なぜかバスは高速をほとんど使わずAtenas近辺の山道をがんがん飛ばします。酔いやすい人は前の方の席を指定した方がいいかも。サン・ホセまで約3時間でした。
[▲INDEXへ戻る]
■カウィータ(コスタリカ/リモン州)⇔プエルト・ビエホ・デ・タラマンカ(コスタリカ/リモン州)
バス:Autotransportes MEPE S.A. 社
約45円(215コロン)
2004.12.25 約15キロ
クリスマスなので人気のビエホ(と略します)へ行こうぜ♪と、カウィータから日帰りで遊びに行きました。乗ったのはもう何度も利用しているリモン⇔シクサオーラ間を走るバス。やっぱり車内は欧米人のサーファーや若者ばかりでした。行きも30分遅れ、帰りも30分ほど遅れてバスがやってきました。写真はビエホの様子。
[▲INDEXへ戻る]