World Odyssey 地球一周旅行

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アラスカ・デナリ国立公園から始まった私たちの旅。
目指すは、地球のでっかい景色に出会える場所。そしてお仕着せでなく、できるだけ自分たちの力で楽しめる場所。
そんな私たちの希望をかなえた地球探訪のデータをまとめてみました。旅のヒントに使ってください。
※データは訪れた時点の情報をベースにおこしています。




[20] ヒマラヤトレッキング アンナプルナ山域編


▼遊びかた

フェワ湖畔の町ポカラ。この町をベースにアンナプルナ山域のトレッキングを楽しむことができます。1泊2日から約1ヶ月まで、自分の体調や予定に合わせて自由にコースを組めるところもアンナプルナ山域の魅力だとか。アンナプルナ山群はポカラの北約30キロに鎮座する高峰群。このアンナプルナ山群をぐるり一周するものから、西側のみを歩くもの、アンナプルナ山群を見渡す展望地へ向かうものなどなどコースもバラエティに富んでいます。私たちは腸チフスにかかったあとだったので、アンナプルナ山域をリハビリ・トレッキングの場所として使いました。ここでは私たちが歩いた比較的誰でも行けると言われるプーン・ヒルへのトレッキングを中心にご紹介します。


・アンナプルナ山域のおおまかな地図はこちらから
http://www.chiq1.com/a/map4.html


・アンナプルナ山域の入域料
この一帯はアンナプルナ自然保護地域Annapurna Cnservation Areaに指定されています。ここを管理しているのがKMTNC(King Mahendra Trust For Nature Conservation)という団体のACAP(Annapurna Cnservation Area Project)というプロジェクト。このエリアをトレッキングする場合はポカラまたはカトマンドゥにあるACAPのオフィスで許可証(パーミット)を取ってから出かけないといけません。2006年2月現在2,000ネパールルピー(約3,448円)。パーミットを申請する際に目的地や期間も記入しますが、パーミットに記されるわけではないので途中変更も可能。私たちは12月20日にパーミットを取ったのですが実際出かけたのは1月29日でした(目的地もジョムソンからゴレパニに変更)。現在マオイストの活動が活発化しているのでACAPの機能が落ちているという話。そのせいもあって特に若い旅行者の方たちのなかには「パーミットを取らなくてもバレなかった」という人もいます。ネパールの物価からするとちょっと高いパーミット料ですが、せっかくトレッキングをするなら気持ちよく払って歩きたいものです。



・今回参考にした本
今回もロンプラのトレッキングバージョンを入手しました。ヒマラヤエリアはこのネパール以外にもIndian Himalayaと Karakoram & Hindukushも出ています。ちなみにここポカラの本屋さんでも最新版の中古を発見。新品とかわらない程度の値段だったので運が良ければ現地での入手も可能だと思います。

lonely planet 『Trekking in the Nepal Himalaya 8th Edition』


その他、ムンバイで会った深澤夫妻から『地球の歩き方 ネパール』最新版のトレッキングの項をすべていただきました。なかなか充実しているので全体像を掴むにはとても便利です。


    ポカラの町
ポカラの町
プーン・ヒルから見たダウラギリ山
プーン・ヒルから
見たダウラギリ山
パーミット。ぼけててスイマセン
パーミット。
ぼけててスイマセン
ロンプラ
ロンプラ
『歩き方』抜粋
『歩き方』抜粋
   
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▼アクセス

・アンナプルナ山群南側から歩き始める場合、トレイル・ヘッドとなるのはダンプスDhampus近くのフェディPhediか、私たちが利用したナヤ・プルNaya Pulになると思います。ナヤ・プルへはポカラからバスで2時間。50ネパールルピー(約86円)。タクシーで行くとレイクサイドから800ネパールルピーほどだそうです。トレイル終点の予定だったベニからはミニバスで。最終宿泊地であるタトパニからベニの間も乗り合いジープがうまく使えたのでずいぶんラクをして帰ってきました。


こちら⇒ 「旅の情報>移動手段>世界の屋根を歩く アジア編」
にもバスの情報をアップしてあるので見てみてくださいね。




▼キャンプ情報

今回のヒマラヤ・トレッキングではキャンプはなし。全てトレイル上にある山小屋を利用しました。泊まった山小屋はすべて統一価格。ツインで100ネパールルピー(Rsと表記)でした。

1日目:ティルケドゥンガThirkhedunga[Laximi Guest House]
    吊り橋前のゲストハウス。娘たちがテキパキ働く気持ちのいい宿。
    ブラックティ15Rs、ロキシー20Rs
    ダルバート120Rs、ボイルドエッグ2個30Rs
    チベタンブレッドバター50Rs、ボイルドウォーター25Rs

2日目:ゴレパニGhorepani[Mountain View Lodge & Restaurant]
    ブラックティ15Rs、ミルクティ20Rs
    ボイルドエッグ2個50Rs、ダルバート200Rs
    ベジカレー&ライス170Rs、ボイルドウォーター25Rs
    チベタンブレッドハニー70Rs
    ベジタブルヌードルスープ(ラーメン)90Rs

3日目:シーカShikha[See You Lodge & Restaurant]
    ブラックティ15Rs、ロキシー40Rs
    ダルバート200Rs

4日目:タトパニTatopani[Dhaulagiri Lodge]
    ブラックティ15Rs、ミルクティ15Rs
    ダルバート125Rs、ベジカレー180Rs、ロキシー30Rs



私たちが泊まった山小屋の情報は
こちら⇒ 「旅の情報>泊まった宿>世界の屋根を歩く アジア編」
にも詳しくアップしてあるので見てみてくださいね。


    典型的なロッジの部屋
典型的なロッジの部屋
宿からアンナプルナ・サウス
宿からアンナプルナ・サウス
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▼アクティビティ情報

・私たちが歩いたルートはプーン・ヒルを目指すもの。
ナヤ・プルを出てゴレパニへ。プーン・ヒルへ登ったあとタトパニへ下りベニからポカラに戻るというルートです。途中出会った他のトレッカー(中国、韓国人)の多くは、ナヤ・プル→ゴレパニ→プーン・ヒル→ガンドルン→ナヤ・プルというコースでした。またゴレパニ以降では欧米人のトレッカーと多くすれ違いました。彼らはジョムソンから下ってきているパターンが多いようです。

1日目:ナヤ・プルNaya Pul→ビレタンティBirethanti→ヒレHille→ティルケドゥンガThirkhedunga

2日目:ティルケドゥンガThirkhedunga→ウレリUlleri→バンタンティBanthanti→ナンゲタンティNangethanti→ゴレパニGorepani(Deorali)

3日目:ゴレパニGorepani(Deorali)→プーン・ヒルPoon Hill→ゴレパニGorepani(Deorali)→チトレChitre→シーカShikha

4日目:シーカShikha→ガーラGhara→フェディPhedi→タトパニTatopani

5日目:タトパニTatopani→ラトパニRatopani→ティプリャンTiplyang→ガレシュワールGaleswar→ベニBeni



ほか代表的なトレイル
・ダンプスDhampusへ
日帰りも可能なコース。ダンプスの民家とマチャプチャレのコントラストを楽しめるコース。1泊2日するとポカラまで歩いて帰ってくることも可能。

・ガンドルンGhandrungへ
プーン・ヒルを歩くと言っても私たちのとったコースだとマチャプチャレはほとんど楽しめない。マチャプチャレも見たいということであれば、プーン・ヒルのあとガンドルンを経由してポカラに戻るコースを取った方がいいよう。ガンドルンのあとダンプスを経由してポカラへ戻ることも可能。

・アンナプルナ内院AnnapurnaSanctuaryへ
アンナプルナ・ベース・キャンプAnnapurnaBaseCampへ向かうコース。ABCまで行けばぐるりとアンナプルナ山群に囲まれるとか。

・ジョムソン街道Jomsomへ
その昔インドとチベットの交易路として使われたカリ・ガンダキ沿いのジョムソン街道を歩くもの。ジョムソン先の聖地ムクティナートまで行って戻って約10日。帰りはジョムソンから飛行機で帰ってこられるそうですが、なかなか飛行機が飛ばないので先に飛んで歩いて戻ってくることを勧められます。個人的にはしんどくてもやっぱりジョムソンへ上がっていった方がロマンがあるような……。

・アンナプルナ一周AnnaprnaCircuit
文字通りアンナプルナ山群を一周するもの。20日程度で回れるそう。特に東側は一周するトレッカーしかいないので静かだとか。ロンプラにはサイドトリップもいくつか紹介されていました。目玉は世界屈指ともいわれるトロン峠5,416メートル。この峠がキツイのでほとんどのトレッカーが逆時計回りに進むそう。


    人々の生活とアンナプルナ
人々の生活とアンナプルナ
街道を歩く
街道を歩く
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▼持っていくと便利なもの

・買った方がいいもの
生分解できる石けん(長期間になるなら必要。フツーに洗顔剤を持ち歩いているトレッカーがほとんどですが、排水は川に直接流れています。ポカラで買えるのでぜひ。質もよかったです。顔&体用で120ネパールルピーでした)

地図(この周辺では8万分の1が最高。イマイチですが地図が必要になることはほとんどないのでまあ記念にでも。なしで歩くのも変な感じなので。400ネパールルピー)


高度障害用の薬(私たちが高度障害用に準備した薬)

1.Paracetamolという成分を使った鎮痛薬 ←頭痛などに使えます。胃に優しいと言われているイブプロフェンを使った鎮痛薬でも高度障害で弱った胃にはかなりダメージを与えるらしく、Paracetamolという成分を使った薬なら空腹時に飲んでも大丈夫なほど胃に優しいと聞きました。だいたいが500mg含有。ネパールでは10錠で10ネパールルピー程度。この薬は各国激安です。


2.胃の膨満感を解消する薬 ←膨満感を甘く見ると大変です。トレッキングの続行不可能になります。ということで私たちが今まで用意していたのはPancreatina(170mg),Dimetilpolisiloxano(80mg)を含んだ薬。今回ネパールでは同じ成分のものを見つけられなかったので、Omeprazole Capsules(20mg)というカプセルと水なしで咬むタイプの消化剤。今回のトレッキングでは不要だったので効果の程は未確認。


3.下痢対策 ←今までのトレッキングと違って今回は山小屋利用。衛生面で若干心配が残るのでもしもあたった時用に薬を用意しました。まずは抗生物質Metronidazole Tablet(400mg)。それとアメーバ対策Ciprofloxacin Tablet(500mg)、胃の痛み止めMefenamic Acid(250mg)&Dicyclomine(20mg)。痛み止めは喉が渇いて眠くなるのでできるだけ飲むつもりのないものです。そして下痢止めLoperamideHydrochloride(2mg)。下痢止めを安易に飲むのも良くないそうなので本当に困ったとき用。


    ラベンダーの香りでいい感じ
ラベンダーの香り
でいい感じ
ジョムソンに行く予定だったので…
ジョムソンに行く
予定だったので…
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・あった方が便利なもの、楽しいもの
山小屋用靴下(夜は冷えるので夜専用のパイル靴下なんかあると快適)、山小屋用サンダル、ショール(インドでヤクのショールを約300円で購入。今回はそれほど寒くなかったけどこのあときっとすごく役に立つ予定)


・私たちが他に持っていったもの
雨具(完全防水。上はゴアテックス使用、下はそれに近い素材)上下、シュラフカバー(透湿性が高いタイプのもの。今回は不要でした)、ナイフ(VictorinoxCampingタイプ千尋のみ)、エマージェンシー・シート、エマージェンシー・ホイッスル、方位磁石、トイレセット(ジップロックに紙とビニール袋、ライター)、懐中電灯(マグライト)、ろうそく、ダックテープ(ガムテープ:靴擦れにも使えます)、ザックカバー、水筒(湯たんぽにもなりますが今回はそこまで寒くありませんでした)、防寒着(厚手のインナー、インナータイツ、ダウンジャケット、ダウン状パンツ、手袋、ニットキャップ)、着替え(靴下、Tシャツ)、手ぬぐい、軍手(今回は必要なかったです)、洗面道具、ビニール袋、日記、ボールペン、常備薬、カメラ用電池のスペア(単3電池各4本)、パーミット&パスポートのコピー(写真の箇所とビザの箇所2枚)、水着(温泉用)


・私たちが持っていった食料(4泊5日分)
今回は山小屋泊なのでおやつのみ。スニッカーズ中サイズ5本、飴1袋、クッキー3本のみでしたが、途中朝ごはんにクッキーを食べたりもしたのでタトパニでクッキーをさらにもうひと袋購入。基本的にどこにでも何でもあるので何も持って行かなくてもいいほど。



    タトパニに沈む淳ちゃん
タトパニに沈む淳ちゃん
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▼私たちの日程

2006.01.29(1日目)
ポカラ9時発のバスでナヤ・プルNaya Pulへ。11時30分スタート。ビレタンティBirethantiで昼食。[Fishtail Lodge & Restaurant]コーラ40Rs、ブラックティ15Rs。昼食はポカラのサンドイッチ店で卵サンドをテイクアウト。ヒレHilleをへて16時30分ティルケドゥンガThirkhedunga着。

2006.01.30(2日目)
8時30分スタート。3300段の石段を登りウレリUlleri10時30分。[Mira Guesthouse & Restaurant]コカコーラ40Rs。バンタンティBanthantiで昼食。[Shiva restaurant]ベジ&卵ヌードルスープ(ラーメン)95Rs,ブラックティ15Rs。バンタンティの集落でも入り口にあたるこの場所までは山の展望がある。12時発。ナンゲタンティNangethanti[Lali Gurans Restaurant]ミルクティ20Rs、ブラックティ15Rs。ゴレパニGorepaniの集落でチベタンの青年が売るセーターに夢中になる。デオラリDeorali着16時30分。

2006.01.31(3日目)
5時30分出発プーン・ヒルへ。9時下山。昨日のセーターを買いにゴレパニまで戻る。宿でラーメンを食べたあと昼寝。11時40分出発。シーカShikhaの入り口の景色がいい宿でミルクティ20Rs。20分ほど先へ進んだ宿で終了。

2006.02.01(4日目)
8時出発。ガーラGhara[Laximi Lodge&Restaurant]ブラックティ10Rs。12時過ぎフェディPhedi[Rasmita Restaurant]コーラとベジ&卵ラーメンで170Rs。本当はラーメンがひとつ80Rsだったのだが会計が不明瞭に。13時30分タトパニ着。

2006.02.02(5日目)
7時30分出発。ラトパニRatopaniからティプリャンTiplyangへ。11時着。[Namaste Guest House & Restaurant]ブラックティ10Rs、ベジ&卵ラーメン40Rs。12時ティプリャン発の乗り合いジープに乗車。ガレシュワールGaleswarまで約1時間。ベニ行きの乗り合いジープに乗り換えて13時30分着。ベニBeniからポカラ行きのミニバス乗車。すぐ発車。途中ナヤ・プルを過ぎたあたりでマオイストが爆発させて木を倒し道路封鎖していることが判明。バスを降りて急斜面を登り坂の上で待機しているタクシーに乗ってポカラまで。ポカラ着18時


   村の子供
村の子供
いい組み合わせ
いい組み合わせ
昼は野菜&卵入りラーメンが早くて良いと判明
昼は野菜&卵入り
ラーメンが早くて
良いと判明
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▼トレッキングについての覚え書き

水:川はきれいですが峠まで集落があるので直接飲まない方が無難。薪を余分に使わないためにもヨード液で消毒するのが一番ですが、用意してあればボイルドウォーターを買ってもいいかも。無料の場所もあります。ペットボトル入りの水は買わないようにしましょう。

リバークロッシング:ヒマラヤ名物の吊り橋があるので問題なし。鉄製でもかなり恐い。

虫:淳ちゃんが変な毒虫にやられて手のひらがパンパンに腫れてしまいました。標高が低いところではそんな虫もいるので要注意。そしてサクサクと呼ばれるトゲトゲの葉にも要注意。細かく鋭いトゲに刺されるとこれまた腫れ上がります。やっぱり淳ちゃんがやられて悲鳴をあげていました。



治安面:以前ゴレパニ周辺では山賊が多く出て危険という話があったのですが、マオイストが活発に活動を始めてからは治安も良くなったということ。その代わりゴレパニ周辺では「トレッキング・パーミット料」としてマオイストから通行料を徴収されていたそう(1日100ネパールルピー×日数かひとり1000ネパールルピー程度。学割も効くとか)。私たちが歩いたときはちょうど地方選挙で盛り上がってしまっていたので、マオイストの姿は山の中にはなし。結局通行料を取られることもなく、山賊にも会いませんでした。ベニからポカラへの帰り道ポリス・チェックでACAPのパーミットを1度チェックされただけでした。

地元の子供たち:ゴレパニを越えてガーラの集落に入るとなぜか子供たちのおねだりが始まりました(それまでは驚くほど何もなかった)。飴とかボールペンをちょうだーい、というのがほとんど。やっぱり安易にあげてしまうのはよくないのでこれは断るべきだと思います。


   サクサク
サクサク
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ミニマムインパクト:ネパールの自然を守るためACAPではトレッキングの際に気を付けて欲しいこととして「ミニマム・インパクト・コードACAP Minimum Impact Code」を設定して協力を呼びかけています。私たちもできる限り協力したいものです。ここでは簡単にご紹介。
 ・あなたはネパールの遺産を守る重要な立場にいます。
 ・トレッキング会社やロッジを選ぶ時は、環境保護のため燃料に薪より灯油を使っている場所を選びましょう。
 ・トレッキング中の燃料は自給を心がけましょう。給油所もあります。
 ・焚き火をするよりまず厚着をしてみましょう。
 ・キャンプファイヤーやホットシャワーは贅沢。乱用は慎みましょう。
 ・食事時間、メニューの選択など他の宿泊客とできるだけ一緒にして調理用燃料の節約に協力しましょう。
 ・トイレは既設のものを利用しましょう。無い場所では水場から最低30センチ離れ最後は土で覆いましょう。
  トイレ用品は生分解する製品を使いましょう。
 ・自然分解しないものは使用を避け使ったものは持ち帰りましょう。
 ・ルート以外の道を歩いたり指定場所以外でテントを張らないようにしましょう。わずかな自然破壊も高地では大
  きな影響になります。
 ・宗教的建造物、工芸品には十分な敬意を払いましょう。
 ・子供たちにねだられてもものをあげるのはやめましょう。健全な自立の精神の育成にマイナスになります。
 ・人々の写真を撮るときは了解を得てから撮るようにしましょう。写真撮影はカメラを持つ人の権利ではなく撮ら
  せてもらうものだということを忘れないようにしましょう。
 ・医療資格を持ち、かつしばらく治療できる人でない限り医薬品を人々に与えるのはやめましょう。土地の医療
  施設を利用するよう勧めましょう。
 ・宿泊費は公正な支払いを心がけましょう。不当な値切り交渉は人々を傷つけますトレッカーの支払う金額以上
  に経費がかかっている場合も少なくないのです。
 ・ネパールの社会習慣から逸脱しないような服装とマナーを心がけましょう。
 ・土地の人は外国人のことを大変豊かな人と見ています。自分の国の現実の姿を教え、かつネパールの人々の
  自国の文化に対する誇りを育てるような対話を心がけましょう。
 ・あなたが異文化の代表でありあなたが訪れたことのインパクトはずっとあとまで続きます。以上の小さな方法を
  実践することであなたはネパールの人と国をいい形で助けることができるでしょう。





▼追加情報

・アウトドアグッズを買い足すなら
ブランドにこだわらなければポカラのツーリストエリアで何でも購入可能。1回のトレッキングに耐えられる程度の品質はあります。ただしすべてニセブランド。


   某NF社のフリース?
某NF社のフリース?
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・ポカラの宿
とにかく供給過剰状態。ドミトリー50ネパールルピーからあります。私たちは長期滞在だったので少しいいホテルに。快適でした。荷物を預けていくのも問題なし。おすすめレストランは「たべものや」の湯豆腐&おにぎり、「蘭花飯店」のEggFriedRice&青菜炒め、「ブーメラン」のSpagettiNapolitana、「ジャーマンベーカリー」のドーナツ、「古都」のカツ丼、「アニール・モモ」のコロッケ定食と大根おろし、「ManmaMia」のPolloArrosto(鶏のオーブン焼き)&ミントティてなところ。レイクサイドの南の方にある「菜の花ロッジ」というところは10USドル程度でお部屋にバスタブ付き。お風呂に入りながらマチャプチャレを眺められるそうです。TVはないそうですが清潔ないいホテルだそうです。

私たちが泊まった宿について詳しくは
こちら⇒ 「旅の情報>泊まった宿>世界の屋根を歩く アジア編」
にもアップしてあるので見てみてくださいね。




※私たちの詳しい旅の様子は
「旅の日記>PART49 腸チフスからのリハビリ・トレック〜 ネパール アンナプルナ自然保護区」
でも見ることができます。


写真はこちらから見ることができます。
「旅の写真>PART49  ネパール アンナプルナ自然保護区(インド/バラナシ、ポカラ含む)」






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