[7] 中米最高峰 グアテマラ・タフムルコ登山
▼遊びかた
グアテマラにはたくさんの火山があります。サン・ペドロ火山(Volcan San Pedoro 3,020メートル)。そして双子のトリマン火山(Volcan Toliman 3,158メートル)とアティトラン火山(Volcan Atitlan 3,537メートル)。アンティグアの近くには、ハイキング感覚で登れるパカヤ火山(Volcan Pacaya 2,550メートル)や、グアテマラ富士と言われるアグア火山(Volcan Agua 3,766m)。そして、Xelaシェラ(ケツァルテナンゴ)の近くでは、現在も噴煙をあげるサンタ・マリア火山(Volcan Santa Maria 3,772メートル)、そして中米最高峰であるタフムルコ火山(Volcan Tajumulco 4,220メートル)がそびえています。私たちがチャレンジしたのはタフムルコ山。標高は4,000メートルを超えますが、雪もなく特別な技術もいらないということでした。強盗、盗難などの危険性があるためにどこの山でも基本的にはガイド付き登山がベターのよう。実際わたしたちも山頂付近で盗難にあいました。。。
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あれがタフムルコ |
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▼アクセス
・最寄りはプエブロ・デ・タフムルコという村。シェラからチキンバスで約1時間30分のところにあるサンマルコスで
バスを乗り換え、さらに約1時間。私たちはガイドツアーをお願いしたので、交通費の詳細が出ないのですが、
チキンバスなので数百円程度というところでしょう。
こちら⇒
「旅の情報>移動手段>ラテンデビュー中米編」 にもバスの情報をアップしてあるので見てみてくださいね。
▼アクティビティ情報
・パナハッチェルからのツアー会社Kukulkan Travel Agency。ジロー(Jeremias Buch)というしっかりした青年がいる
旅行会社。ここで私たちはパナハッチェルからのツアーを頼みました。通常はシェラ発1泊2日ですが、私たちは
前日シェラ入りするのが厳しかったのでパナハッチェル発で設定しました。すべて込みで110USドル。
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頼りになるジロー |
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・シェラから同行したガイドのマルセルが所属する事務所Off Road Tourism。そして食料の受け取りやシュラフの
レンタルなどはどうやら別のオフィスでやったような気がします。そっちはMountain Tours。細かい違いがよく
わかりません。ゴメンナサイ。Mountain Toursのスタッフは何だか慌ただしくて、ちょっと素っ気ない印象。盗難の
件も、パナハッチェルで証明取ったらいいから、と車に乗せられてしまった感じ。信頼感はちょっと薄い感じかなー。
・ツアーに含まれていたもの
私たちはベースキャンプに来てゴミの多さにびっくりし、持ってきたプラスティック製品もできるだけ使わないように
しましたが、本当は出発前チェックして不要なものは置いてきた方が良いと思います。飲み物や砂糖類が多い
こと、紙ナプキンやプラスティックの食器類など自分のもので代用できるものもあることなどでしょうか。
テント、シュラフ(コールマンのめちゃくちゃ分厚いやつ。ナンチャンはコレ+薄手ダウンシュラフで全然寒くな
かったそうです。分厚いといっても、キルティングっぽいからそんなに暖かそうには見えませんでしたが……)、
食事3回分(1日目昼:サンドイッチ2つ、ジュース、クッキー 1日目夜:カップ麺、クラッカー 2日目朝:粉末乳、
グラノーラ プラス紅茶20パック、インスタントコーヒー3杯分、砂糖1LB、食事用水1ガロン、ペットボトル水500ml
×3本、紙ナプキン、プラスティックフォーク&スプーン、プラスティックコップ)、シェラから同行のガイド、
ガスストーブ、ロープ
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支給された食料。 無駄が多い |
火付け木として ガイドが購入 |
めちゃデカ |
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・申し込みはしなかったけど、検討していた会社
ADRENALINA TOURS(
http://www.adrenalinatours.com)
シェラには、他にもガイド会社が5社ほどあるそうです。
▼持っていくと便利なもの
・各自持ってくるよう言われたもの
ナイフ、大きなバックパック、防寒着、トイレットペーパー、水 3人で2ガロン(約7.5リットル)、ライター、
行動食(おやつ・フルーツ)
・持っていった方がいいもの
手袋(寒い!私は軍手と毛糸2つ持っていきました)、ニットキャップ(寒い!耳が痛い!)、
懐中電灯(盗られましたが)、ゴミ袋(最低限自分の分だけは)
・私たちが他に持っていったもの
雨具(完全防水、ゴアテックス使用)上下、テント(自分たちのものを使用)、シュラフ(日本の3シーズン用)、
シュラフカバー(透湿性が高いタイプのもの)、マット(空気を入れるタイプのもの。フルサイズ)、キャンプストーブ
(MSR WisperLiteInternational)、食器類(鍋1.5リットルひとつ、アルミ鍋セット[3カナダドルで購入。皿として使
用]、スプーン・フォーク・ナイフ各2[デナリ国立公園で購入]、コップ[日本からステンレスタイプのものを持参])、
ナイフ(VictorinoxCampingタイプ各自で)、エマージェンシー・シート
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望遠レンズや三脚があれば尚良い |
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▼私たちの日程(シェラ発なら6時スタート、9時登頂開始になるそうです)
2004.11.20 朝7時シェラのオフィス着 食料を各自リュックに入れ、レンタルするものは借りてバスターミナルへ
→ カミオネータにてサンマルコスまで(約1時間30分) → サンマルコスにて乗り換え (約1時間)
→登山口 登頂開始11時 → 本当なら14時過ぎキャンプ地へ到着予定が、17時過ぎ着
2004.11.21 5時30起床 山頂登頂 → 8時ベースキャンプで朝ご飯 → 9時下山開始 → 11時30分登山口
→ 15時前シェラ着
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お菓子をねだりに来る地元の子供。 ヒマラヤなどでは現地の子供達にお菓子を 与えないようにしていると聞くが…… |
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▼山登りについてのHowTo
というほどではないのですが、高山病予防のために、たくさん水分を摂ってコマメにトイレに行くと良いそうです。荷物をできるだけ減らしてでも水を少し多めに持っていった方がいいのかも。私たちは相当キツかったですが、友人はたいしてひどくなかったとのこと。それぞれかも。
▼追加情報
グアテマラで登山をする以外にアクティビティを楽しむならアンティグアの会社がおもしろそう。
Old Town Outfitters(
http://www.bikeguatemala.com)
※私たちの詳しい旅の様子は (↓クリックできます。)
旅の日記>4,000メートル峰に挑む! 〜中米最高峰 グアテマラ・タフムルコ火山
でも見ることができます。
写真はこちらから見ることができます。 (↓クリックできます。)
旅の写真>PART23 グアテマラ タフムルコ火山