対岸のSan Pedro la Lagunaサン・ペドロ・ラ・ラグーナ。もともと、ここの学校に通うつもりでパナハッチェルに来ました。私は風邪で見に行かなかったのですが、ちょっと暗い雰囲気だそうで。。パナハッチェル程度の田舎が私たちには良いみたいですね。ココ、ヒッピーたちのたまり場というウワサ。手に入らないドラッグは無いんだとか！？私たちも一度パナハッチェルでサン・ペドロから来たドレッドの日本人の男の子と会いました。完全に目の中にお星様が入っちゃっていて、あらまぁ、って感じでした。学校は格安。1週間で40USドル程度。1日1USドルというウワサの貸部屋も本当にあったそうです。が、ほとんどガレージ。そんなのイヤですわー。

パナハチェルからのんびり歩いて1時間。Santa Catarina Palopoサンタ・カタリーナ・パロポの村には温泉が湧いています。地元の年輩のかたは今でも週末になると入りにくるそうで。村に入ってアグア・カリエンテ（お湯っていう意味）どこ？って聞けば、教えてもらえます。あくまで地元の人のじゃまにならないよう、楽しみましょう。

反対側からの光景。後ろでは地元の洗濯屋さんが洗濯しています。こんなきれいな水なのに洗濯しちゃダメじゃないか！と思いますが、洗剤は生分解できるものを使っているそう。移住者など、先住民の人たち以外は、湖に生活排水を出すことが禁じられています。ま、でもやっぱ川は汚いです。

パロポから火山をのぞみます。ホント、のどかな光景。

小旅行じゃないんですが、パナハッチェル以外なので、ここで紹介。ここはソロラと言って、パナハッチェルからチキンバスで20分山を上がったところにあります。ソロラ県の首都です。標高2,110メートル。ガイドブックではあまり大きい扱いを受けませんし、何もないという旅行者もいますが、私たちはソロラが大好き！というのも、パナハッチェルで生活をすることになって、先輩の村岡さんに、買い物はソロラでするといいよ、連れてきていただいたのがココなんです。パナハッチェルにもメルカドがあって大抵のものが手に入りますが、ココの市の大きさ、品の豊富さは素晴らしい！旅行するのと生活するのでは、良いと感じる場所もやっぱり違います。
この街には青年海外協力隊の隊員も2名住んでいます。まだまだいろんな面で十分でないこの国の学校の先生に教え方を教えているそうです。街で偶然お会いした1人は「こんないいところで申し訳ない」なんて言っていましたが、苦労もあるはず。彼らの活躍のおかげで「日本人には助かっている」と私たちまで言われることもあるんですから、ホント感謝です。ちなみにパナハッチェルでは小学校に通う年齢の子供が3,000人いるそうですが、家庭の事情や定員の問題で1,000人しか学校に行けていないそうです。厳しい。。

ソロラでの最大のお楽しみ。古着探し。トラックいっぱいに積まれた古着がなんと1つ3ケツァール（約45円）。アメリカからひと山いくら、で買ってきているのでしょう。ギャップが多いです。品質的にはまだまだいける！てなものばかり。私たちもシャツを買いました。右に移っているウイピルの男性。これがソロラの男性の伝統衣装。カラフルでカッコイイですよね。

野菜売り場に入るともう大混雑。その途中で、鶏の炭火焼きを売っていたりして、見るだけでも楽しいですね。

ナンチャンを撮ろうとしたら手前のおばちゃんを撮ってしまいました。この国の40代くらいまではまだまだ子だくさん。だいたいの女性が子供をこうやって布でくるんで連れて歩いています。この子はまだ顔が見えているけど、全てくるんでしまって、背中側に斜めがけにしていたりすると子供がいるようには見えなくてギョッとすることがあります。

スーパーマーケット。激安ラインの「スリ」商品はここで買います。肉類以外の生ものは売っていません。本当にお世話になったなあ、ココも。チマルテナンゴでも同じ店を見つけました。

もちろん成鶏も売っています。このかご、チキンに限らず何にでもよく使われていて、チキンバスの上によく積み上げられています。

中心部にたつソロラ市庁舎の時計台。手前にウイピルの男性がいます。キレイ！

帽子がなくなってしまったので、ソロラまで買いに来ました。新品の値段を聞いているところです。80ケツァール（約1,200円）と激高！だったので、結局古着の山コーナーから掘り出したちょっとヘンな帽子で妥協。でも3ケツァール！「すぐ無くすからちいちゃんにはそれがお似合いや」とアラスカ帽を気に入っていた淳ちゃん（最初の帽子はグレハンに置き忘れ、淳ちゃんのアラスカ帽を借りていたのです）に言われる始末。そのうち似合ってくるでしょう。ムイ・ビエン！

買い物が終わると、右のバスに乗って帰ります。途中、湖を一望できる展望台があります。これが絶景。

せっかくやしアンティグアでも行ってみようか、と日帰りででかけました。次週にせまったタフムルコで履くナンチャンのトレッキングシューズも買うつもりでした。降り立ったアンティグアのバスターミナル。チキンバス、並ぶと格好良いんですよね。

有名な時計台にて。世界遺産だけあってきれいな街です。が、メヒコでコロニアル式の街を見ている私たちには、それほど珍しいわけでもなく……。ここで長期滞在する日本人も多いそうですが、私たちにはパナハッチェルの方が長居するにはいいかも。ホント、これは人それぞれ。しかも絶対評価は難しくて、どうしても相対評価になっちゃうんですよね。しゃーない。

新婚旅行っぽく撮ったるわ、とナンチャンが撮ってくれた1枚。アグア火山、なかなか全貌を現してくれません。

来週の登山に備えて？半年かん一滴も脂を与えなかった靴を少年に磨いてもらうことにしました。意外に丁寧にやるかと思ったら、意外に仕事が荒くてびっくり。片足1ケツァールです。ありがと、少年。

アンティグア名物パルケの噴水。女性の乳首から水が吹き出ているんです。意味不明。

街はゴミひとつ落ちていません。グアテマラの街はどこもゴミだらけだったんですが、ここはさすがに世界遺産だけあって違います。

グアテマラでよく見かけるアイスクリーム屋さんHolanda(メヒコでもあったな）系列のSarita。アイスが安いのはもちろん、カナダでは高くてなかなか手が出なかった「バナナスピリッツ」も激安！バナナ1本に3種のアイス、生クリームにトッピングもついて9.95ケツァール（ま、グアテマラ人、この値段だと10ケツァール出してもお釣りはくれないんですけどね）！約150円！こんな甘いモノ昔は好きじゃなかったんですが、最近のお気に入り。

アンティグアのメルカド。アグア火山が後方にそびえています。別名グアテマラ富士というそう。

パナハッチェルを出る前にもう一度船に乗ろう！と出かけたSantiago Atitlanサンティアゴ・アティトラン。湖畔にある村のなかでは最も大きく、金曜と日曜には大きな市がでるそうです。この村のウイピルは男性も女性も本当に手が込んでいて素晴らしい！細かい升目の中にびっしり動物の刺繍がしてあります。民芸品街にはグアテマラの素朴画や木彫りの人形などちょっとした作品がたくさん。時間をかけてのんびり見て回るのも楽しいと思います。これはパナハッチェルを出たところ。

逆にパナハッチェル側を背にしているところ。天気がよくて本当に美しい！このあと隣のおじさんに、サンティアゴ・アティトランの田舎の方へ行くといい、と勧めてもらいました。

ちょうどパナハッチェルの対岸サンティアゴ・アティトランにつきました。ちいさな船で1本釣りをしている人、ハダカで湖に飛び込む子供たち……船着き場ののどかな光景は素晴らしいのひと言。

のんびりした船着き場。何人か民芸品を売るおばちゃんや子供が寄ってきますが、特に問題なしです。港から眺めた感じだと、Hotel Bumbuがリゾートっぽくて良さそうです。安宿もいくつかあるみたいです。日本人カメラマンも住んでいるらしいこの街。買い物はちょっと不便ですが、なかなか良いところです。