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旅のアレコレ
旅の途中で感じたアレコレを、夫婦入り乱れてのコラム形式でお届けします。
「日記」には載せきれなかったネタもアレコレ登場しますヨ!
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◆1日の流れとキャンプ場-パイネ その3[淳二筆 2005.02.13]
日の出は6時30分前後。
その日の歩くコースにもよるが朝5時〜7時の間で目覚ましをセットする。起きるとすぐに寝袋とマットを片づけ、食料袋と一緒にテントの外に放り出す。こうして1日が始まる。
テントを出るとさっそく朝食。流し込むように朝食をすませ、テントを片づけ、荷物をまとめたら出発。と言っても、慌ただしいものではない。起きてから約2時間後に出発、と言ったところだ。
「今日も1日よろしくおねがいします」と2人で挨拶をし、歩き始める。体が温まるまでの30分から1時間はできるだけゆっくり歩くように心がけた。歩くのが遅い僕たちがゆっくり歩くのだから、これは異常なスピードだ。 1時間から1時間半に1回は休憩を取るようにした。川沿いでの休憩が理想。水の補給はもちろんだが、痛む足のクールダウンにも川は欠かせない。
毎日の目的地は必ずキャンプ場となる。そこ以外のテント設営は禁止されているからだ。そもそもテントがはれそうな場所はトレイル上にはあまり見あたらなかった。キャンプ場は時間で言えば、3時間から4時間ごとに設けられているので、休憩場所としても有効的。現在地がはっきりわかるのも歩く励みになる。
キャンプ場は有料と無料があり内容も様々。温水シャワーもあれば氷河水シャワーもある。氷河水は冷たくて浴びれたものではない。もちろんシャワー無しのキャンプ場もある。チョコレートやビスケットが購入可能なところもあれば、全くの無人で水道は川の水、と言うところも。日帰りでもアプローチできるエリアはレストランだのホテルだの超近代的だったりする。トイレもあったりなかったり。それでもテントの張れるフラットな場所と水だけは約束されているのでまったく問題なし。毎日とても快適だった。
目的のキャンプ地に着くとバックパックを降ろし、同時に靴を脱ぐ。肩の荷と靴のしめつけから解放されてホッとする。この瞬間がたまらない。クタクタの時はそのまましばらく動けない時もあった。
そしてテントを張る。次に寝袋とマットを準備し、いつでも寝れますよという状態を作る。ここまですると心に余裕が出てくる。シャワーを浴びたり、洗濯をしたり、とひと通りの用事を済ますと夕食タイム。片づけを済ましたらテントにすべり込む。トレッキング中はテントが我が家。何よりも落ち着ける場所だ。日記を書き、次の日のルートをチェックし、その日に撮った写真を見てニヤニヤしながら1日を締めくくる。日の入りは21時過ぎ。まだまだ明るい時間からぐっすりだ。
我が家
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◆氷河にロマンを感じる[淳二筆 2005.03.06]
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