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旅のアレコレ
旅の途中で感じたアレコレを、夫婦入り乱れてのコラム形式でお届けします。
「日記」には載せきれなかったネタもアレコレ登場しますヨ!
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◆僕の自炊[淳二筆 2004.12.13]
最近めっきり料理がうまくなった。
今なら生きているニワトリから手羽先、手羽中、手羽元、ドラムにむね肉、ささみとばっちりさばける。
今ならスーパーで鶏肉コーナーに行ってもどこの部分がどこの肉なのかはっきりわかる。
今ならケンタッキーで全種類のチキンを購入して復元も可能だ。
次は牛や豚も覚えたいが、現実的に考えてまあ難しいと思う。
旅行中の自炊はその土地その土地の具材を使うことになるので、移動するたびにスーパーや市場をチェックして一喜一憂している。その土地の評価は食材の充実度と価格に大きく左右される。
主食となるのはやはり米だ。アラスカから中米の終点コスタリカに至るまで100%パサパサ。
味も数段落ちる。バターライスやチャーハンにしてしまうのが一番だが、水を通常の2倍くらいにして炊きほくほくのうちに食べればごまかしは効く。
牛肉もよく売られているので先日ビーフカツに挑戦してみた。あまりにも固そうだったので包丁で叩きまくってから揚げた。やっぱり固かった。ちなみにパン粉は売っていないので自家製。何てことはない。パンを買ってきてパラパラにほぐすだけだ。それでも初めてパンからパン粉を作った時はパン粉はパンからできているんだと実感した。だからパン粉なんだと確信した。
豚肉は問題なくどこでもうまい。問題は固まりでしか売っていないのでシャブシャブは不可能。必死で包丁を入れても厚さ1センチが限界。それでもよく鍋に放り込んで食べている。ちなみに日本の包丁は世界一らしい。確かに旅行中よく切れる包丁にお目にかかったことはない。ホテルのキッチンに置いてある包丁よりアーミーナイフの方がよく切れるほどだ。
グアテマラ人の家の庭ではよくウサギが飼われている。ペットとしてではなく食用としてだ。だからニワトリ同様名前を付けることはないのだと。味は鶏肉に近いらしい。カエルも鶏肉みたいだとよく言われる。実際僕もそう思う。ということは、試してはいないがウサギとカエルはよく似た味ということになる。関係ない話だが、韓国でサッカーのワールドカップが開かれた時、食用犬を扱うレストランはその時期だけ犬のメニューを抹消したという。そして、オーストラリアの田舎の人たちはコアラを見つけたら石を投げつけ木から落としたところで脳みそをすするらしい。この話は又聞きなのでオーストラリア人を見つけたら要確認。逆に日本の馬刺も外人から見たらヤバイ食べ物のようだ。野菜・果物はどこでもうまい。メキシコでアボガドの天ぷらを食べた時は驚いた。以後大好物。耳元で軽く振ってみて中の種のコロコロ音が聞こえたら熟れ熟れの食べ時。でも天ぷらにするなら固めがいい。
ホットケーキは小麦粉にベーキングパウダー、卵に、粉ミルクで作る。既製品のホットケーキの粉も売っているが経費を考えると自家製に限る。コストは1/10ぐらいのはず。ついでにバナナやパイナップルを混ぜて焼く。
とまあ、色々工夫をしながら楽しい食生活を送っている。
キッチンの付いていない宿での自炊風景
買い物はその街のメルカド(市場)で
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◆持ってきてよかった!ベスト3[千尋筆 2004.12.13]
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