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旅のアレコレ
旅の途中で感じたアレコレを、夫婦入り乱れてのコラム形式でお届けします。
「日記」には載せきれなかったネタもアレコレ登場しますヨ!
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◆ブエノ!パナの朝ご飯[千尋筆 2004.11.29]
パナハッチェルでの朝ご飯は村岡家の完全パクリだ。
これが素晴らしくよくできている。
まず卵にハム・ベーコン。これは1日3人で1枚ずつ。ちょっとケチいが仕方がない。
それにフルーツ。ピーニャ(パイン)にパパイヤであることが多い。
これにバナナがついたり、メロンに変わったりすることもある。
ピーニャもパパイヤもお腹の調子を整えるのにとてもいいそうだ。
どっちにも酵素が入っている。
パパイヤの種は苦いけれど下痢止めにもなるそうだ。
そして、手作りイチゴジャムに手作りヨーグルト。
これはナンチャンが村岡さんに直伝してもらったメニューだ。
イチゴは週末、メルカド近くで売っている小ぶりのものを買う。
だいたい3LB(約1,5キロ)ぐらい。1LBで2ケツァールの時もあるし4ケツァールすることもある。これを1滴の水も入れずに砂糖だけまぶしてひたすら火にかけるのだ。焦がさないように気を付ければ自分好みのジャムができあがる。
ヨーグルトは難しい。まず普通の牛乳を手に入れるのがひと苦労なのだ。
メヒコもグアテマラも街で売っている牛乳のほとんどが粉末乳だ。
どうりで賞味期限が長いはずだ。
ところが、この粉末乳製ミルクだと、いくらヨーグルト菌を入れてもヨーグルトにならないのだという。
外国人向けの高級スーパーかソロラまで行かないと牛乳は手に入らない。
私たちは結局、絞り立ての牛乳を買う村岡さんに少し分けてもらい、ヨーグルトの種までいただいてしまった。感謝感謝。
おかげで自家製のお腹にいいヨーグルトを毎朝食べることができた。
もうひとつ、豊富な繊維でお腹にめちゃくちゃいいのがプラタナだ。
これは見た目はただのバナナなのだが、火を通さないとなんとも生臭くておいしくないバナナなのだそうだ。
これを薄く切ってバターを敷いたフライパンで焼く。
すると何とも言えない香ばしい臭いが漂ってくる。
そうしたらシロップを少しかけてできあがり。
できあがりは焼きリンゴに近い食感と味。おまけに体にいいときている。
毎朝食べるとダイエットにもいいそうだ。
プラタナが私たちのベストオブ朝ご飯だ。
毎朝、今日のプラタナは上出来だね、とか今日のピーニャはちょっと早かったかなーなんて話しながら朝ご飯を食べている。
フルーツの目利きは難しいのだ。
ある日の朝ご飯プレート。他にもマッシュポテトが付く日があります。
これも村岡家のパクリ。スイマセン。
プラタナの目利きが一番難しいです。こんな風に真っ黒くならないとおいしくないのですが、毎日メルカドへ行くわけにもいかず……。
早めに青いのを買って家で少しずつ育てます。これも食べ頃が難しい。
写真のコレはちょっと小さめです。
プラタナを焼く淳ちゃん。彼は毎朝、プラタナにハム・ベーコン、卵にパンを焼いてくれます。ナンチャンはフルーツカット係。私?私はゴミ当番です。
ジャムを手作りしているところ。ナンチャン、ジャムおじさんっぽいなぁ。
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◆こんなところにジュリー[千尋筆 2004.11.29]
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