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旅のアレコレ
旅の途中で感じたアレコレを、夫婦入り乱れてのコラム形式でお届けします。
「日記」には載せきれなかったネタもアレコレ登場しますヨ!
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◆女教師ソイラ[淳二筆 2004.11.26]
僕のスペイン語の先生はソイラという名前。歳の頃は23とまだまだ若い。しかしとにかく恐い。厳しい。授業は昼の1時から5時。1日4時間マンツーマン。旅行者からはグアテマラのスペイン語学校はたのしーよと口々にいわれていたがあれはうそだ。楽しむ余裕など一切なし。いつも待ちかまえられていて学校についた時間が始業時間だ。他の生徒は先生も含めていつまでもだらだらしているにもかかわらずだ。
まず昨日学校が終わってから今までなにをしたかを事細かに話さなければいけない。勉強以外ほとんど何もしていないここでの生活ではきつい話題だ。はじめの頃は夕食を食べて勉強してジョギングをして風呂に入って寝て起きて朝飯を食べて勉強して洗濯して再び勉強!ということを必死に説明することで授業時間の3分の1くらいが過ぎた。一週間ほど全く同じセリフを言い続けていたので暗記してしまいこの部分だけ聞いたらかなりのスペイン語上級者だと勘違いされそうなほどになった。
スペイン語超初心者の僕にも彼女は妥協を許さない。前日までに学習した内容は全てわかってるものとして授業が進められる。復習をきっちりしていないと全くついていけない事になるのだ。どれだけきっちり復習しても会話中心の授業なのでミスが連発する。その度に叱られる。優しく教えられるのではなく叱られるのだ。単語を忘れた時など今から100回ゆってとかゆわれる。常に本気だ。
ディス イズ ア ペン の アにあたる部分ですら抜かしてしまうと大目玉!
とにかく毎日厳しい戦いが繰り広げられている。
宿題もびっくりするほど多い。毎晩これに苦しめられた。毎日3時間は宿題に費やしている。夜も12時を過ぎる頃脳みそも限界となる。それでも必ずその日の内に宿題だけはかたづけることにしている。朝は6時起床。朝食、洗濯をすませ8時には前日の授業の復習に入る。午前中の勉強内容は常にその日の授業に大きく影響する。昼食の準備を始めるのがだいたい11時。食べ終わり片付けを済ませたらそろそろ登校時間。ソイラが待つ学校へと向かう。
▼授業風景です。
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◆マリアッチのおじさんコレクション[千尋筆 2004.11.29]
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