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旅の写真
日記で紹介した以外に撮りためた写真の数々。
▼PART36 番外編 パタゴニアで出会った動植物
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プンタ・アレーナス近くのオットー湾で会ったマゼランペンギン(Penguino Patagonico:Magellanic Penguin)。海から巣へ戻ってくる時間なのに、今からご出動な様子の5羽。一列になってカワイイ!
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親がエサを運んでくれるのを待つ子供たち。まだ頭部に産毛が残っています。これまたカワイイ!
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パタゴニアと言えばこれ。強風に折れ曲がった南極ブナ。写真でよく見る木はウシュアイア近郊にあるそうです。パタゴニア地方の雲も印象的。
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パタゴニア南部でよく見られた、おそらく低灌木類。アラスカやユーコン準州でも似たような植物をよく見かけました。
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日本の高山植物でも見られそうな可憐な花をつけるものもあります。
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Varita Amarilla:Yellow Orchidと見られる花。蘭の一種なんですね。ティエラ・デル・フエゴ国立公園にて。
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同じくティエラ・デル・フエゴ国立公園で見たPalomita:Dog Orchidという花。レンガの森の林床部にいくつも咲いて、まるで森に明かりがともったようでした。
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パソ・デ・ラ・オベハのトレッキング中に迷い込んでしまったビーバーコロニー。じっと息を潜めていたのですが、一匹のビーバーが絶えず巡回に来ます。こちらが油断して気づかれてしまうと「ざぶん!」と激しく水中に潜って威嚇行動を起こすんです。申し訳ないので早々に退散。
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パタゴニアではギンド(Guindo:Evergreen beech)、コイウエ(Coihue)などの常緑樹と、レンガ(Lenga:High Deciduous beech)、ニレ(N~ire:Low Deciduous Beech)などの落葉樹の南極ブナがあります(全部で7種あるとか)。これは南極ブナの代表的存在レンガ。私は最後まで南極ブナの区別ができませんでした。
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たぶんこれはレンガの森。
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ティエラ・デル・フエゴ国立公園には野ウサギがいます。
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これも南部パタゴニアでよく見られた光景。南極ブナにヤドリギがびっしり着いた様子。まるでお祭りの飾りもののようにいっぱい着いた木もありました。さらにCabello de Angel:Angel Hairという羽毛状の寄生植物がからみつくとまるでクリスマス・ツリーのようです。
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名前がわからなかったけれどディック・ブルーナのライオンみたいで好きだった花。
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これまたパタゴニア名物、カラファテの木。この強烈なトゲにどれだけ悩まされたことか!夏に黄色い可憐な花を咲かせるそうですが、一度も見られず。パタゴニア後半戦ではカラファテの実が色づいてきたので、トレッキング中のおやつにもさせてもらいました。甘酸っぱい味。この実を食べると再びパタゴニアに戻ってくる、という伝説もあるそうです。
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これもよく見られた低灌木類。実は美味しくなさそう。
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これもパタゴニア地方でよく見られるカウケン(Cauque'n Comu'n:Upland Goose)というガンの一種。これはオス。茶色のメスとだいたい、つがいになっています。結構大きいです。
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パタゴニアの半砂漠では団塊植物という風に耐えるよう小山のように盛り上がった植物が多く育つそうです。これは小山の斜面。もこ、もこっと盛り上がった植物が地面を這うように続きます。たぶんこれはネネオ(Neneo)という植物。トゲトゲです。
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近づいてみたところ。トゲ状の葉(?)に豆状の実がついています。
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これもパタゴニアでよく見かけたもの。ワタスゲによく似たものはもちろん、こういった低灌木に近いものまで、綿毛状のものが多かった印象です。これはアラスカでも同じでした。
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パタゴニアでよく見た風景。レフヒオへの必要物資は馬が運びます。こんな光景を見てしまうと人里離れたレフヒオにゴミを捨てて帰ったりできませんよねー。
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カラファテなどの強烈なトゲに加えて私たちを悩ませたのがこの「ひっつき虫」。なんてことない植物に見えますよね。実は……
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あー!やられたー!と思ってはがそうとすると、なんとこの「ひっつき虫」分解するんです。全部を取り除くのにひと苦労。靴下のゴムの間に紛れ込んだ日には最悪。パタゴニアの植物はトゲがあるものが多かったなあ。
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たまに絵はがきなどにも登場するノトロ(Notro:Firebush)という木の花。あまり花など咲かないパイネのトレイルで、本当に火がついたようでした。
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パタゴニアでよく見かけるキツツキ(Carpintero magalla'nico:Magellanic Woodpecker)です。これはメスの方。
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で、オスの方はと言うと真っ赤な頭をしているんです。だいたいつがいで見られます。ネコのような鳴き声なので覚えたら意外にすぐ見つけられます。
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パイネのアイドル、グアナコ(Guanaco)です。ラクダ科の動物でペルーなどにいるリャマやアルパカの仲間だそうです。グアナコは現在パタゴニアのみに生息。まつげが長いからかわいく見えるのかなあ。
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これは私たちのアイドル、通称「さがしものちゃん」です。本当の名前はたぶんウエウエ(HuetHuet:Black-throated huet-huet)と言います。トレイルを歩いていると「ガサガサッ!」と物音を耳にすることがよくあったのですが、じっと耳をそばだてて音の主を探るとだいたいがこの「さがしものちゃん」でした。今は枝にのっていますが、枯れ葉などをこのしっかりした足で掘り起こして、中にいる虫などを探しているようです。
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これは意外に衝撃的だった、通称「うしうまちゃん」です。「あっ珍しくホルスタインがいるよ!」なーんてよく見ると、馬!!何か気持ち悪くてあだ名がついてしまいました。
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私たちが一番好きだった植物はコレ、パン・デ・インディオ(Pan de Indio:Indian Bread)という寄生植物です。キタリアとも言うそう。レンガの木に寄生しているキノコの一種なのですが、枯れるとこぶ状になって木の幹に残ります。これは落ちていたもの。先住民の人たちは本当に食べていたそうです。
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アザミに止まっているハチ、これもパタゴニアでよく見かけました。普通のミツバチのようなのですが、異様に毛深い。で、何だかコミカルな動きになるのでまたもや愛称は「ぶんぶんちゃん」。正式名はわかりませんでした。
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トレイルを歩いていると牛と馬には本当によく出くわしました。だいたいが逃げていくのですが、ここセロ・カスティージョの馬だけは別。めちゃくちゃ好奇心旺盛でどんどん近寄ってきました。で、鼻水を淳ちゃんのリュックにベットリ。
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パルケ・プマリンのトレイル途中に落ちていた花。枝についていた時は下向きに咲いていたと思います。Botellita:Small Bottleじゃないかと思うのですが不明。
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パルケ・プマリンのアレルス(Alerce:Larch)。日本で言うカラマツだそうですが、ちょっと見た目が違いますね。この公園のアレルスは樹齢数千年クラスのものも。圧巻です。
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これも名前がわからなかったのですが、沢沿いなどでよく見たフキのような植物。本当に大きかった!
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パタゴニアのモチーフにもよく使われる花チルコ(Chilco:Native Fuchsia)です。沢沿いなど水分の多い場所でよく見ることができます。パルケ・プマリンのようなレインフォレストでは群生していました。
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これも湖そばなど水分の多い場所でよく見られるアラヤン(Arraya'n)の木。ウォルト・ディズニーはこの木の森を見て「バンビ」を思いついたのだとか。水分か多い木なのか、幹を触るといつもひんやりとしています。
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パタゴニア最終地バリローチェのトロナドール山で見たコンドル。
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今までで一番近い距離。向こうも気になるのか私の頭上を何度もまわって偵察しています。何だか目があった気分。
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たぶんレンガの木の紅葉。真っ赤になります。
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常緑樹のはずなのですが黄色に紅葉している木。私はこれをギンドだと見ているのですが……実際は不明。
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森林地帯には必ず見られた竹(Can~a Colihue:Colihue Cane)。パタゴニアで竹藪ってちょっと不思議な気分でした。
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アラウカリアの木が見たい!と思っていたのに、アラウカリアの木だと気づいていなかった頃の写真。「おもろい木やなあー、これ!」だけでした。バカな私たち。
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これが大きくなったアラウカリアの木。これを見て初めて「そうそう、これこれ!」と納得しました。おもしろい形の木ですよね。
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▼PART37 ボリビア ウユニ塩湖
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