World Odyssey 地球一周旅行

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旅の日記
見たもの、乗ったもの、食べたもの…たくさんの驚きを写真と一緒にお伝えします。



▼PART33 2005.04.09 アウストラル街道を北上して
>>チリ パルケ・プマリン



今度はコイアイケからチャイテン行きのバスに乗る私たち。今日の移動距離は約420キロ。またもや丸1日かけての移動になる。

「いやー、セロ・カスティージョはある意味集大成やったよなあー」淳ちゃんが言う。うんうん、確かにそう言えるだろう。いろいろあったものの、結局2泊3日でセロ・カスティージョのふもとまで行ってよかったと思う。寒さにおびえて弱気なプランを計画してしまったこと、急な予定変更でケンカしたこと、それでも歩こうと決めたこと、そして出会った予定外の氷河……本当にいろいろあった。3日目に歩いた行程もそうだ。いま思えば、3ヶ月前の私たちだったら不可能なルートだったかもしれない。だが何とか少しずつ経験を積んだ今、無理をすることなく下りてくることができたのだ。実際、セロ・カスティージョの村では、トレッキング途中にケガをした男性にも会った。ひとつ判断を間違えれば、やっぱりケガと隣り合わせの場所なのだ。

意外と簡単に満足してしまう私たちだ。あとは「おまけ」、それでいいと思う。この先約1ヶ月のパタゴニア旅行で、もしまだ氷河に出会えるチャンスがあるのなら、それは本当にラッキーだとしか言いようがない。それほど楽しませてもらったし、満足もできた。

「うわぁっっ!何やアレっ!!!」窓に張り付く淳ちゃんである。何ごとかと思えば、ゴッツイ氷河。おいおい。また私たちの知らない氷河が現れたのだ。いやもう、アウストラル街道は氷河街道と言ってもいいほど氷河に彩られた道なのだ。いちいち追いかけていたらキリがない。

さっきの大きな氷河はケウーラ国立公園Parque Nacional Queulat(パルケ・ナシオナル・ケウーラ)にあるコルハンテ雪渓(根雪)Ventisquero Colgante(ベンスティケーロ・コルハンテ)というそうだ。この辺りではひとつの見どころになっているらしく、近くの村プユウアピPuyuguapiを拠点に氷河を見に行くこともできるそうだ。「プユウアピで降りる?」淳ちゃんに聞いてみるが、ググッと堪えたように「いや、いい」と首を振る。そう、実は今週はセマナ・サンタ(聖週間)だったのだ。最終日曜のイースターに合わせてほぼ南米中がお休みに入ってしまう。もちろんバスも動かなくなるので、もしここプユウアピで降りてしまったら週末まで動けないことになる。これは結構キツイ。そのあたりもわかっているので、淳ちゃんは行きたい気持ちをこらえてガマンしているのだ。

チャイテンには23時過ぎに着いた。カレータ・ゴンサロCaleta Gonzaloという村まであと60キロほど残してはいるものの、ここがほぼアウストラル街道終点だと思っていい。多くの旅行者はここからフェリーに乗り、プエルト・モンかチロエ島に行ってしまう(プエルト・モンまでは、またもや陸路で繋がっていないのだ)。私たちは、この町の近くにある公園、パルケ・プマリンParque Pumali'nへ寄ってから、アルゼンチンへ抜ける予定だ。

そう、少し回り道をしてわざわざチャイテンまで来たのは、パルケ・プマリンに行きたかったからなのだ。この公園は、国立公園に近いスタイルを取った世界で最初のプライベート・パークというおもしろい性格を持っている。オーナーはDouglas Tompkins(ダグラス・トンプキンス)夫妻とKristine(クリスティーン)という人物。このダグラス・トンプキンスという男性は、あのアウトドアブランドNorth FaceやカジュアルブランドEspritのオーナーでもあるのだ。

何がきっかけだったかはわからない。だが、環境保護を目的とするトラストをベースに、1,990年彼はチャイテンの北カレータ・ゴンサロ周辺に170平方キロの農場を買ったそうだ。このあたりは複雑にフィヨルドが入り組み、また海岸近くまで火山が迫る、とても雨の多い場所だった。手付かずのレインフォレストには、樹齢数千年を越すアレルスAlerce(カラマツ)が林立していたという。慎重に土地を買い進めていた彼らは、この貴重な土地一帯を大きな公園にしようと考えていたらしい。だが、この動きにチリ内で反発が起こったようだ。右翼団体や軍関係者、報道機関までもが「外国人による内政干渉だ」と反対運動を繰り広げたという。

手付かずの自然が持つエコシステムそのものを尊重し、保護していこうと考えてたトンプキンスはこの反対運動に、ずいぶん怒ったようだ。確かに公園化は、この土地でほそぼそと営まれている漁業、鉱物採掘、森林伐採、水力発電などの発展を妨げるものになるだろう。だがトンプキンスは、もっと自然と折り合いをつけながら発展できる産業もあるはずだ、と考えていたに違いない。そのひとつが、公園を造り自然を保護し観光産業を立ち上げることで新しく生まれる雇用だろうし、さらにそこから派生する新たな経済をも念頭に置いていたに違いない。

反対勢力に公園中央部分にあたる土地を買い占められるという妨害を受けながらも、彼はプマリン基金を設立し、公園の体制を固めていったようだ。基金はチリで設立され、そこで働くスタッフはもちろん地元の人たちが採用された。そしてプマリン基金は、1,000年先までも見越した事業計画を用いて、公園を発展させてきたのだ。その中には環境調査(これを最優先事項としている)も入っているし、「適度」なエコツーリズムのプロジェクトも盛り込まれているという。

観光は平和産業だ、と言って発展してきた時代は世界的に終わりを告げようとしている。観光さえも「持続可能な」プランを真剣に考えなくてはいけない時期に来ているだろう。コスタリカでエコツーリズムの難しさを垣間見、ビジャ・オヒギンスで外国人による環境保護活動を目の当たりにしてきた私たちにとって、パルケ・プマリンがどう運営されているのか、とても興味があったのだ。

新たな雇用が生まれるごとに、地元の人々の態度は徐々に変わっていったという。今では、オーガニックでの魚の養殖や園芸、養蜂業、手作りの羊毛製品など環境に優しい産業も生まれているという。そしてパルケ・プマリンは今や、世界中の環境保護論者がその行く末を見つめる、一大プロジェクトになりつつあるようだ。アフリカやアマゾン流域の環境保護を進める団体も、このパルケ・プマリンのシステムを参考にし、土地取得を進めているという。

さんざん環境破壊をして経済発展を謳歌してきた先進国の人間が、次は環境保護だとばかり他の国の土地を取得するやり方が、正しいのかどうかはわからない。だが、過去、経済成長を多くの犠牲の上に享受してきたんだという事実を理解し、ひと足先に得ることができた教訓を、人類の共有財産である地球の自然を守るため色んな国の人たちと共有しようと思えたのなら……。私は、環境破壊をし尽くしてきた先進国の人間でも、やれることはあると思うのだ。

うーん、何だか難しくなってきた。まだ、自分は何ができるのか考えている途中なのでうまくまとめられないのだ。このあたりでご勘弁を……。

とまあ、このような情報を私たちは事前にロンプラから得ていたのだ。不自然だったビジャ・オヒギンスの鉄製巨大吊り橋から約1,000キロ。森と水の景色が美しいと言われたアウストラル街道は、確かに風光明媚な場所だったが、同時にチリ政府が力ずくで切り開いた場所という印象も、同時に持ってしまった。昔からあった村は、道路に頼っていなかったんじゃないだろうか。海上交通の方がメインだったかもしれない。あまりに交通量の少ないアウストラル街道を見ていると、そんな気がしてしまう。だからこそ、アウストラル街道終点でもあるここチャイテンでは、自然がどう扱われているのか、とても興味があったのだ。

パルケ・プマリンは現在3,450平方キロ。チャイテンの北約30キロの場所にゲートがひとつ、南東約30キロの場所に南ゲートがもうひとつある。前述したように、いまだ公園中央部の土地を取得できていないので、公園はウエキ半島Peninsula Huequi(ペニンスラ・ウエキ)やウイナイHuinayを挟んでプマリン・スールPumali'n Sur(南)とプマリン・ノルテPumali'n Norte(北)に分けられている。ノルテはそのままオルノピレン国立公園Parque Nacional Hornopire'n(パルケ・ナシオナル・オルノピレン)に隣接しているので、北部のゲートは国立公園と共有しているようだ。

現在整備されているトレイルは全部で11本。そのほとんどがスールに集中している。用意されたキャンプサイトは全部で26ある。私たちが歩こうと思っていたのは、ロンプラに載っていた3本のトレイルだ。いずれも短いトレイルで1泊2日もあれば十分だろうと思われた。

公園へはバスが週3本走っているのだが、あいにく今はセマナ・サンタ中だ。私たちは町にあるツアー会社へ送迎を頼むことにした。運良くもう1組のカップルが見つかり、私たちは次の日から公園へ向かうことができそうだ。ツアー会社を運営しているニコラスのすすめで、私たちは公園内で2泊することにしている。

キャンプ中の食料を買いに町を歩く。これまでのチリの町と同じ、がらーんとした印象だ。特に雰囲気が変わることはない。町の人たちもこれと言ってノリが良くなっているわけでもない。

翌朝、私たちはニコラスの車で公園へ向かった。今日降ろしてもらうのはチャイテンから約35キロ北にあるトロナドール湖Laguna Tronador(ラグーナ・トロナドール)へのトレイルヘッドだ。今日は湖まで伸びた約2.5キロのトレイルを歩き、湖畔のキャンプサイトで1泊する。淳ちゃんは、釣りができないかなー、とチリオリジナルの簡易釣りセット(塩ビ管に釣り糸を巻くだけのルアーフィッシングである)を持ってきている。ニコラスは「魚がいるとは聞いたことがない」と言う。まあ、いい。今回はのんびりトレッキングなのだ。ダメならダメでいい。

「今回はレインフォレスト・トレッキングやから、癒し系やな」そんなことを話していたのに、途中ニコラスが止めてくれた橋からはまたもやゴッツイ氷河が見える。「何やあれー!!」またもや心乱されてしまう淳ちゃんなのだった。

そんなこんなでトロナドール湖畔でひと晩を過ごし、翌日山を下りてきた私たち。熱帯のレインフォレストではテントを張るのはなかなか難しいので、レインフォレスト(ここはたぶん温帯)に囲まれて眠るのは貴重な体験だったと思う。アラスカ・グレイシャーベイ国立公園、カナダ・クィーンシャーロット島に続いて3度目である。幸い雨も降らなかった。何度も言うが、本当にお天気に恵まれている私たちなのだ。ちなみに、トロナドール湖は山の中腹にひっそりとたたずむ湖で、生き物の気配はまったく無かった。

2日目はカスカーダス・エスコンディーダスCascadas Escondidasという場所でキャンプだ。直訳すると「隠れたいくつもの滝」ということになる。トロナドール湖のトレイルヘッドからはアウストラル街道を数キロ南へ下ることになる。途中、樹齢3,000年のアレルス(カラマツ)の木があるというセンデロ・アレルセスSendero Alercesという短いトレイルも歩いてみる。

カスカーダス・エスコンディーダスのキャンプ場は、トイレとベンチだけ置かれたトロナドール湖と違い(あれはあれで良いのだが)、とてもよく整備された場所だった。サイトは全部で5つ。各サイトは木製のデッキの上にテントを張るようになっていて、屋根まで付いている。普通ならやりすぎだろう!と思う設備だが、ここは雨の多いレインフォレスト。確かに便利だ。5サイトという数もいい。雨よけのために森を切り開いてキャンプ場を作るよりは、よっぽどスマートなプランだと思うのだ。どうやって排水をコントロールしているかはわからなかったが、洗面所には皿洗い専用のコーナーまで用意されていた。放っておくと逆に環境に対して負荷を与えかねないポイントには設備が用意されている、という整備のやり方がとても印象に残るキャンプ場だった。

夕方雨が止んだので、私たちは滝を見にトレイルを歩くことにした。他のトレイルと同じように、地盤はゆるい。木々にはびっしり張り付いた苔。遠くには早くも聞こえ始めた滝の水音。レインフォレストならではのいくつかの光景が、とてつもなく心地いい。そう、今まで歩いたパタゴニアの多くの場所は乾燥した大地。まるで砂地を歩くかのようなトレイルが多かったのだ。今、グチュグチュと音を出すこんな泥地でも、まわりを囲む濃い濃い緑のおかげで、まったく気にならない。

滝は全部で3本あった。もともと、大して滝が好きというわけではなかったのだが、何だかとっても気持ちが良かった。久しぶりにみずみずしい場所に来たからだろうか。滝のマイナスイオンのせいだろうか。それとも木々が放つフィットンチッドのおかげだろうか……。そのどれもだ。きっとここは、この土地が持つ自然のパワーが感じられる、典型的な場所だったのだろう。プマリンの核を感じた気がして、私たちは心地よく2泊目の夜を過ごした。

3日目の朝、ニコラスが子供たちと一緒に迎えに来てくれる。今日はイースター。スペイン語では「Feliz Pascua!(フェリス・パスクア)」と言う。ニコラスが私たちにもイースターのチョコをくれた。

帰りの車ではニコラスの隣に座った淳ちゃんが、パルケ・プマリンについていろいろ質問してくれた。なぜノルテとスールに別れているのか、地元の人は公園が好きなのか……。だが、ニコラスの口はどうも重い。他の話題だといくらでも喋ってくれるのだが、パルケ自体に話題が及ぶとすぐに話題を変えてしまうのだ。

ニコラスはアメリカ人だ。どういう経緯でここに来たかも教えてくれなかったが、今はチリ人の奥さんと2人の子供、4人でチャイテンに暮らしている。見たところ、パルケ・プマリン関連の商売をしているのは、ニコラスの会社だけだ。あとは、パルケ・プマリンと提携しているPuma Verde(プーマ・ベルデ)という宿しか見あたらない。

まだまだこれからなのだろう。チリ人自身の手で発展させて欲しいと願って起こしたパルケ・プマリン周辺で、まず商売を始めたのがアメリカ人、というのも何だか皮肉だが、それもひとつのきっかけになればいい。結局ニコラスは公園についてはほとんど教えてくれなかったから、これはあくまでも私の推測だ。だが、地元の人の理解を得、パルケ・プマリンがひとつの経済として成り立っていくのは、まだこれから先のことなのだ。

私はこの公園が好きだった。まだまだあるトレイルも、もっと歩いてみたいと思った。公園内の整備のやり方も、好感が持てた。外国人による環境保護、という難しいテーマも見せてもらうことができた。そう、やっぱり私も、世界中の環境保護論者と同じように(私はそこまでの人間では決して無いけれど)、パルケ・プマリンの行く末を見守って行きたいと思うのだ。





▼トレッキング覚え書き


・Parque Pumali'n
3/25 晴
Puente Tronador → Camping Laguna Tronador 2.5キロ 無料


3/26 晴→雨
Camping Laguna Tronador → Puente Tronador 2.5キロ

Puente Tronador → Sendero Alerces 200メートル

Sendero Alerces 1.1キロ

Sendero Alerces → Camping Cascadas Escondidas 2キロ

Sendero Cascadas Escondidas 3.5キロ          無料


3/27 雨
チャイテンの町へ



▼詳しい情報はこちらから。パルケ・プマリンのホームページ
http://www.parquepumalin.cl






 
チリ ビジャ・オヒギンス
まずはここまででご紹介しきれなかった、アウストラル街道の様子から。これはビジャ・オヒギンス。村のすぐそばまで氷河が迫っています。

 
チリ ビジャ・オヒギンス コクラネ
ビジャ・オヒギンスからコクラネに行く途中、いったん陸路が途切れ、フェリーに乗らなくてはいけない区間があります。これはそのプエルト・ユンガイPuerto Yungay近くの様子。手付かず感漂う氷河と、工事中の鉄管。よく見た光景です。時代とともに開発の手が及んでくる事実をどう捉えるかは、写真家の星野道夫さんが書いた本で教えてもらったような気がします。否定したり嘆いたりするものではないもの。だけど決して無視してはいけない事実。ここアウストラル街道にも同じようなことがおこっているのかもしれません。

 
チリ コクラネ
まるでハリウッドかと見まがうようなコクラネの看板。のんびりしたいい町でした。子供たちも元気でした。近くにはタマンゴ国立保護区Reserva Nacional Tamangoというトレイルがありますが、私たちは情報不足のため行かず。

 
チリ コクラネ コイアイケ
これはコクラネからコイアイケに向かう途中の様子。ヘネラル・カレーラ湖Lago General Carrera(ラゴ・ヘネラル・カレーラ:アルゼンチン側ではブエノスアイレス湖Lago Buenos Airesと呼んでいます)を渡る大きな吊り橋の建築途中でした。なので、やっぱりフェリーに乗って湖を渡ります。第一便は、先に待っていた馬たち。奥にはやっぱり氷河があります。

 
チリ コイアイケ チャイテン
コイアイケからチャイテンへ向かう途中。たぶんケウーラ国立公園内に入っていたと思います。ビジャ・オヒギンスからチャイテンまで、ほとんどがダートでした。

 
チリ パルケ・プマリン
そしてパルケ・プマリンです。これはラゴ・ブランコLago Blanco。白い湖という意味ですが、白くはないんです。というのも、もうひとつあるラゴ・ネグロLago Negro(黒い湖)と対比させているからとか。雨上がりだったので空が本当にきれい。

 
チリ トロナドール湖
トロナドール湖へのトレイルヘッド付近。この右手にある山の向こうに抜ける感じです。

 
チリ 植物
沢沿いによく見かける植物なのですが、ここのはひときわでかかった!トトロの気分ですね。

 
チリ トレイルヘッド
トレイルヘッド付近の橋。近くに小さな滝があります。

 
チリ アレルス
樹齢数千年のアレルスの木。これは双子です。こんな木がこのトレイルじょうにはゴロゴロしていました。ちょっと触ってパワーをいただいているところ。

 
チリ トレッキング
もっとデカい葉っぱを見つけたので、私が追いつくまで10分ほどこの体勢だった淳ちゃん。デカイなあ。

 
チリ トレッキング カスカーダス・エスコンディーダス
カスカーダス・エスコンディーダスのキャンプ場の様子。これなら地面をぐちゃぐちゃにする心配もありませんね。

 
チリ トレッキング 滝
最初に現れた滝。これまた双子で美しい。

 
チリ トレッキング 滝
その滝そばの橋にて。マイナスイオンを浴びまくっています。

 
チリ トレッキング 滝
上の滝、と案内されたひとつ目の滝です。展望台がひとり分ぐらいしかない狭い場所なのですが、秘密の滝っぽくてgoodです。

 
チリ トレッキング 滝
もうひとつの滝。これまた気持ちがいい!

 
チリ 海
公園と町の間にある小さな海岸。なんと波打ち際までイルカがやってきます。私たちが行った時は4頭のイルカが遊んでいました。

 
チリ フタレウフ
アルゼンチンとの国境の街フタレウフの朝です。ここを流れる川がめちゃくちゃキレイなんです。真っ青です。シーズン中はカヌーやカヤック、ラフティングなど川遊びで盛り上がっている村のよう。ただこの時期はもう朝晩めちゃくちゃ寒い!10時前にならないと霧も晴れず、なかなか大変な場所でした。前方微かに朝日を浴びているのが、フタレウフのシンボルともなっている山のよう。いやー良いところだったんだけどなー。




▼PART34 2005.04.10 未舗装路自転車旅行[淳二筆]〜アルゼンチン ロス・アレルセス国立公園
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