World Odyssey 地球一周旅行

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旅の日記
見たもの、乗ったもの、食べたもの…たくさんの驚きを写真と一緒にお伝えします。



▼PART25 2005.01.06 旅について考えた
>>コスタリカ・ネイチャースポット巡り



コスタリカに入ったのは12月2日だった。
バスを降りた瞬間にナンチャンが盗難に遭ってしまって、ブルーな気分のコスタリカスタートだった。

一夜明けると、さっそく私たちは南米行きのチケットを手配することにした。

カナダを出てメヒコを過ぎるころから、私たちの気持ちはすっかりパタゴニアに向いてしまっている。アラスカ・ユーコンの大自然に囲まれた日々が、とてつもなく気持ちよかったせいだろう。南米大陸の最南端・パタゴニアでは、アラスカ・ユーコンで出会ったような大自然にもう一度会えるような気がしていた。

とにかく早くパタゴニアに行きたかった。

コスタリカのネイチャースポットにも十分興味はあった。でも、クリスマス前にどうしても南米へ飛んでしまいたかった。これを逃すと、次に飛行機のチケットの値が落ち着くのは年が明けてしばらくしてからだろう、と思っていたからだ。ちなみに、中米から南米へ向かうには、陸路ではほとんど無理だという。パナマとコロンビアの国境地帯には鬱蒼としたジャングルと闇に潜むゲリラ。パン・アメリカン・ハイウエイもここで途切れてしまっているという。だから、中米から南米へ南下する旅行者は必ずと言って良いほど飛行機を使うことになる。どうせ飛行機を使わなくちゃいけないのなら、パタゴニアに近いサンティアゴへ飛んでしまおう!私たちはグアテマラにいるころからそう計画していた。

ところがサンティアゴ行きのチケットが取れない。1ヶ月前にバーゲンチケットが出回ってしまったらしく、月末29日まで席が無いという。私たちはコスタリカで予期せぬ1ヶ月を手に入れてしまった。さあ、私たちどうしよう?

ナンチャンとはここから別行動を取ることにした。彼はもう一度、コスタリカでスペイン語学校に通うという。私たちは、興味のあったコスタリカのネイチャースポットをいくつかまわってみることにした。親切なタクシーのおっちゃんに連れてきてもらったこのホステルでは、荷物を無料で預かってくれる。いつも心配の種だったノートパソコン類一式、絶対必要無さそうなダウンジャケットなどなど……、半分以上の荷物をホステルに預けて、私たちは旅に出た。荷物は濡れても投げても気にならないものばかり。超身軽である。「何だか旅行気分やなあ」なんて淳ちゃんが言う。ヘンな話だが、日本を出て半年。すっかり旅が日常になりつつある今、ある場所をベースにして最小限の荷物で出かける旅は、やっぱり非日常なのだ。

始めの1週間は、カリブ海沿岸に広がる2つの国立公園を訪れた。

ひとつ目はParque Nacional Torutuguero(パルケ・ナシオナル・トルトゥゲーロ/トルトゥゲーロ国立公園)。カリブ海沿岸の北部に広がる密林地帯だ。公園へアクセスする道はない。熱帯雨林に張り巡らされた天然の運河を通って行くしか方法のない、未開の地だ。スペイン語でウミガメのいる場所、という意味のとおり、この公園はカリブ海随一のウミガメ産卵地として知られている。多くの旅行者もアオウミガメの産卵シーズンにあたる7月〜10月にここを訪れるという。サン・ホセ発のウミガメ産卵観察ツアーを利用するのが一般的のようだ。

私たちは、個人でも公共交通機関を使って安く行ける、という情報をもらって、トルトゥゲーロへ向かった。ウミガメ観察は残念ながらシーズンオフだ。それでも、ワイルドライフ(野生生物)を観察するにはカリブ海一。60種以上の両生類、400種以上の鳥類、2200種以上の植物がひしめいているという。どうやら12月はいつにも増して雨が多いらしいが(この地は年間6,000ミリ以上も降る豪雨地帯だ)、ワイルドライフの多さと人の少なさを私たちは期待している。

国立公園の入り口にあたるトルトゥゲーロの村から強烈だった。道がないから車がない。車がないから舗装路がない。柔らかい砂の道だから村の人はみんなハダシだ。何とも静かな時間がこの村には流れている。

「カメを見るか?」声を掛けられて海岸へ出てみると、ウミガメの子たちが一斉に海へ向かっている。7月〜10月の間にこの地へ産み落とされた卵が、今、孵化の時期を迎えているのだ。「産卵より感動的やなあ」淳ちゃんの目はウルウルしてしまっている。結局それは1人10USドル(高い!)の、ウミガメ観察ツアーだったのだが、私たちはその不透明なシステムにもガマンしてしまうほど、トルトゥゲーロの雰囲気にヤラれてしまっていた。もちろん雨は降り続いている。

ちいさなトレッキングコースを歩いたり、地元のベテランガイド・ビルのカヌーで公園内の運河を案内してもらったりして、トルトゥゲーロでの日々が終わった。

次に訪れたのは、カリブ海をそのまま南へ下ったParque Nacional Cahuita(パルケ・ナシオナル・カウィータ/カウィータ国立公園)だ。

この公園もワイルドライフの多さと人の少なさを期待して訪れた場所だ。以前は、コスタリカの他の国立公園と同じように6USドルの入場料を取っていた時期もあったそうだが、今は寄付という形を取っている。あまりの入場者の少なさに一時は無料にした時もあったのだが、薬物常用者が増えたので寄付という形を取ったらしい。

公園入口の村・カウィータも興味深い。遠い昔、カリブ海とサン・ホセを繋ぐ鉄道建設のためにジャマイカから半ば強制的に連れてこられた黒人が、この近辺には多く住んでいる。そういった街は中米のカリブ海沿岸にいくつか見つけることができるのだが、遠くにレゲエが聞こえてくる村、というフレーズに淳ちゃんはめちゃくちゃ期待してしまっているのだ。

カウィータの村には誰もいなかった。

と言ってもいいくらい、人が少ない。やっぱり道は舗装されていないし、遠くからはレゲエのリズムと波の音がわずかに聞こえてくる。「ええとこやなー!」ジャマイカ人の営む安宿に落ち着いた瞬間、淳ちゃんが叫んだ。やっぱり空気がゆるりと流れている。こんなに人っ気のない場所なら、国立公園には動物たちがたくさんいるに違いない。

翌朝向かったカウィータ国立公園のトレイルは、ワイルドライフの宝庫だった。全長6キロのトレイルの途中では、ナマケモノやノドジロオマキザル、モルフォ蝶にハキリアリの群れ……とコスタリカを代表する生物に次々と出会うことができたのだ。トルトゥゲーロから降り続いた雨は、この日の午後からようやくおさまり、カリブ海の青空を見せてくれるようになっていた。

私たちは、満ち足りた気分でカリブ海沿岸の旅を終えてサン・ホセに戻った。予想外にたくさんの生き物たちに会えたこと、素朴な村の人たちに会えたこと、毎日たくさん歩いたこと……そんなことたちが、私たちをめちゃくちゃ幸せにしてくれたようだ。


コスタリカは地球上で最も動物相の豊かな国だと言われている。1万平方キロあたり615種類の鳥哺乳類が生息しているそうだ。ちなみにアフリカ一多いのがルワンダ近辺で1万平方キロあたり596種、北アメリカ大陸はたったの104種だという。生物多様性とも表現されるエリアに対するこの生き物の「濃さ」は、環境の健全さをはかる指標としてだけでなく、これからの人類を救う医薬品の源泉としても高く評価されるものだという。

ちなみに花は1万種以上、鳥類は850種、昆虫類は3500種、160種の両生類に220種のハ虫類がコスタリカには生息しているという。

私たちが少し歩いただけで次々とワイルドライフに出くわすのは、何ら不思議なことではないようだ。

こういったコスタリカの豊かな生物多様性を支えているのが、熱帯雨林だ。もちろん熱帯雨林自体も、1400種以上の樹木を数えるように、コスタリカの生物の多様性を構成する一員でもある。

コスタリカの森は大きく4つに分けられる。カリブ海沿岸の熱帯雨林、太平洋岸の熱帯雨林、そして高地に広がる熱帯雲霧林に、ニカラグア国境と接する太平洋岸の熱帯乾燥林。それぞれ特色ある生態系を維持しているこれらの森を守るために、コスタリカ政府は独自の森林保全計画を持っているという。国土の27%は国立公園を始めとする保護区だ。国立公園だけでも20ヶ所。コスタリカを訪れる人の70%はネイチャースポットへ向かうというのも納得である。


最初はコスタリカ=エコツアー、程度の認識しかなかった私たちだが、カウィータから戻ってくるころには、コスタリカが誇る自然の豊かさ、濃さを体全体で感じているような気分になってきていた。

この何となく豊かないい気分は、次に訪れたReserva Santa Elena(レゼルバ・サンタ・エレーナ/サンタ・エレーナ自然保護区)ではっきり認識することができた。

洗濯とホームページの更新のためサン・ホセに数日間滞在した私たちは、熱帯雲霧林を楽しめることで有名なサンタ・エレーナという村に向かった。日本ではコスタリカの代名詞として語られることの多い、モンテベルデ自然保護区の玄関口にあたる村だ。

熱帯雲霧林とは、熱帯の標高が高い地域にあって常に雲におおわれているので、湿度が異常に高い密林のことをさしている。英語ではCloud Forest(クラウド・フォレスト)。私たちが訪れたころのサンタ・エレーナは、すっかり雨期も終わっているはずなのだが、1日中霧のような雨が降り続いていた。空は晴れているのに、山の方から強風に乗って雨が飛んでくる、というような毎日だ。そんな天気だから、トレイルは泥まみれ。どこへ行くにもびしょ濡れになってしまうので、逃げ出す旅行者も多い。「暖かい太平洋のビーチへ行くわ」とか言って。ところが、こんな天気だからこそ、毎日のように特大サイズの虹を見ることができる。私たちにとってはそれだけでも気持ちの良い場所だ。

いったん雲霧林に足を踏み入れればそこは野鳥の天国だという。私たちが歩いた時はかなり激しい雨が降っていたので、あまりワイルドライフに会うことはできなかったが、幻の鳥と言われるケツァールもこの森に住んでいるらしい。

森にはいろいろあるように思う。一歩足を踏み入れただけでおそれを感じてしまうようなカナダ・クイーンシャーロット諸島の森、短い夏を精一杯謳歌する声が聞こえてくるようなアラスカの森、生き物たちがひしめく波を肌で感じるような熱帯雨林の森。このサンタ・エレーナの森は今まで訪れたどんな森とも違った森だった。「森で癒される」というと、今ではとても使い古されたチープな言葉のような印象を受ける。ところが、この森こそ「癒し」を与えてくれる森かもしれないなあ、と感じてしまうだ。それは、ミストシャワーのように降り続ける雨のせいかもしれない。霧状の雨のせいで遠くに煙る木々が幻想的だったからかもしれない。うまく説明できないけれど、確実に、またひとついい森に出会った、と思ってしまう感触がビシビシきている。コスタリカの自然はどうやら肌で感じことができるらしい。

サンタ・エレーナでますますコスタリカの自然の素晴らしさを実感した私たちは、そのあと太平洋岸のビーチリゾート・Playa del Cocoプラヤ・デル・ココに寄り、一番人気の国立公園Parque Nacional Manuel Antonio(パルケ・ナシオナル・マヌエル・アントニオ/マヌエル・アントニオ国立公園)のトレイルを歩き、クリスマス・イブの前日、ふたたびカウィータの村に戻ってきた。そして、カウィータのジャマイカン宿でクリスマスを過ごし、26日にはサン・ホセに戻っていった。

1ヶ月のコスタリカ周遊が終わった。すっかりパタゴニアに気持ちが向かっていた私たちだったが、予想以上に実り多い1ヶ月を過ごせたように思う。

一番の収穫は、気持ちがクリアになったことかも知れない。

メヒコ・トゥルム&コバ遺跡のあたりから、ウジウジと胸の中でくすぶっていた「私たちの旅はこれからどうしていくねん!」という疑問。

「主要観光地を飛ばして、なかなか度胸があるねー!」と冗談でツッこまれたことがあった。やっぱり旅の仕方が間違っているんやろか……と思ったりもした。コバ遺跡を教えてくれた淳ちゃんの友人に、逆に心配をかけてしまったりもした。そして、池澤夏樹氏のエッセイ「全部を見られるはずがない」を抜粋して送ってくれた友人もいた。これは、旅をする時世界をどう捉えるか、を池澤氏なりに考察したエッセイだ。慰められるものではなく、さらに自分に大きな宿題ができてしまったようだった。

問題は私にあったのだ。

旅行関係の仕事に携わっていたせいもあっただろう。旅行をするなら、ただ行って観光するだけでなく、テーマのある旅をしたい!と思って、社会人の間は単なる観光に終わらない旅を続けてきた。地球一周をしようと思った時、それらの「縛り」はとっても窮屈に思えてきた。地球中のこの目で見たいものを、ぜーんぶ見てきてやろう!単純に観光気分で出かけたかった。

ところがアラスカ・ユーコンで出会った自然はまったく予想と違っていた。良いよ、と言われるまま旅して出会った人も場所も、私たちに強烈な影響を残していった。

その中に漬かっている間はまだいい。ところが、まったく別の土地へ移り、「観光」が始まった時、自分でも認識しきれないほどの大きなギャップが生じてしまったのだ。それでも、私は自分が感じているこのギャップを無視し続けた。自分が頭の中で創り上げた「長期旅行者」というスタイルから離れることができなかったのだ。

アラスカ・ユーコンでの出会いに甘えてしまっていたことも大きい。たまたま良い出会いに恵まれただけなのに、フラフラとニュートラルなままでいれば、新しい出会いは向こうからやってくると思ってしまっていた。

半ば意地で登ったタフムルコ。予想外にできた時間でめいっぱい楽しんだコスタリカのネイチャースポット。これらの旅を終えてみて、やっぱり自然の中に身を置いていたいなーと思う。私が好きなのはコレなのだ、とはっきり思う。

この先長い間旅行するのは難しいだろう、と思い切って始めた地球一周の旅だ。行きたかったところ、見たかったところはできるだけ行ってやろうと思っていた。もちろんそれは今でも変わらない。だけど、やっぱり「全部を見られるはずがない」ものだし、自分で舵を取らない旅に、目の前の景色など開いていくわけがないのだ。

自分の旅の舵取りは決して難しいことではないはずだ。自分が好きなものは何なのか、を見失わずにいけばいいだけなのだろう。誰かの旅のスタイルやルートを気にする必要はまったくないし、日本で見守ってくれている人たちがどう思うかなんて考える必要もない。自分が好きだと思うことを、シンプルに実現していけば、見失うことはないんじゃないかと思うようになってきたのだ。

ずいぶんショボイことでウジウジしてしまっていた。他人の目を気にしすぎる自分にはありがちなことなのだが、ショボイことにはかわりがない。

後悔したくないから何でもやっておこう、と保険をかけるのはもう終わりだ。
後悔しないために、自分のジャッジを信じていかなくてはいけない。

「今さら何言ってんねんー」
そして、相変わらずブレることのない淳ちゃんである。


いよいよ南米の旅が目の前に迫ってきた2004年の終わり。旅が始まって半年が過ぎた。旅をすることが日常になりつつある日々だ。南米ではとにかく自然の中に身を置きたいと思っている。それもできるだけ長い間。

エコツアー真っ盛りのコスタリカでは、豊かな自然に出会うと同時に、旅の姿勢も大きく問われたように感じていた。未舗装の村の道をがんがん飛ばす4駆のレンタカー、アメリカ資本に買い占められた海岸沿いに並ぶ大型ホテルに別荘地、本来その土地に住む人と国立公園との微妙な関係……。今では歳入の中でも大きなシェアを占めるコスタリカの観光収入を考えると、難しい問題も多くあるだろう。それでも、コスタリカの土地と自然に魅入られ旅する私たちは、スローな旅ならず、スモールな旅(小規模経営の地元の宿に泊まり、小さな車で観光する)で、環境にできるだけ負荷を与えない旅のスタイルを取りたいと思っている。

これから訪れる国ではどう感じるのだろう。これも、ひとつの自分流旅スタイルの追求だ。うーん、なかなか高いハードルだ。

どうやら、胸を張って「私はこんな旅をしています」なんて言えるのは、まだまだ先になりそうだ。





コスタリカ トルトゥゲーロ 移動
トルトゥゲーロへ向かう船。ロンプラ片手にした欧米人旅行者ばかりでした。

 
コスタリカ ナマケモノ ワニ 野生動物
約1.5時間の船の旅。途中、ワニやナマケモノに出会いました。交通手段というよりすでに観光が始まっている感じ。生き物が登場すると、船を寄せてくれ、しばし撮影タイムをもうけてくれます。

 
コスタリカ トルトゥゲーロ カヌー 野生動物
トルトゥゲーロで25年ものガイド経験を持つビルにお願いして、公園内をカヌーで案内してもらいました。1人1時間5USドル。本当にゆっくりワイルドライフを観察したいなら4時間はあった方がいい、というビルの自信たっぷりな態度を信じて私たちも1人20USドルを支払ったのですが……。間もなく雨が降り始め、結局サルぐらいしかあうことができませんでした。運が良ければ、ジャガーが見られるらしい……。雨が降ると動物たちも木陰で休んでしまって姿を現さないそうです。

 
コスタリカ トルトゥゲーロ カヌー
残念ながら動物たちには会えませんでしたが、さすがビル。他の観光客はモーターボートでガシガシ進んでいくのですが、ビルの手漕ぎカヌーで進む私たちは狭い水路も何のその。生い茂る木々をかき分け、しんと静まりかえる熱帯雨林の中にお邪魔することができました。

 
コスタリカ トルトゥゲーロ カメ 産卵 孵化
カメが産卵にやってくる海岸。私たちが滞在している間はずいぶん天気が悪く、海は大荒れ。海岸には流木がたくさん流れ着いていて、孵化した子ガメたちは無事に海へ還れるのかちょっと心配になってしまいました。

 
コスタリカ トルトゥゲーロ国立公園
公園内には約2キロのトレイルがあります。ツアーに乗らず、ガイドも頼まずトルトゥゲーロ国立公園を楽しむならこのトレイルだけになります。トルトゥゲーロは基本的に船でまわるのがベストのよう。とはいえ、このトレイルもなかなか見応えあるものでした。ゆるい地盤でも倒れないようふんばっている「板根」も多く見られます。

 
コスタリカ トルトゥゲーロ プエルト・リモン 運河 ワニ
トルトゥゲーロから南のプエルト・リモンまで天然の運河を3.5時間かかって下りました。これは途中でワニが2匹現れたところ。

 
コスタリカ カウィータ バー 街並み
カウィータの村です。この道と十字に交差する道しか無いと言っても過言ではありません。手前左手に写っているのがカウィータに2つしかないバーのひとつCoco's Bar。この街を去るころ、すっかり常連になってしまた淳ちゃんです。

 
コスタリカ カウィータ バー レゲエ
そのバーで週末開かれるライブ。カリプソ・ミュージック・ナイトでした。って言ってもレゲエ・ナイトでも同じメンツなんですけどね。

 
コスタリカ カウィータ国立公園 トレイル
カウィータ国立公園のトレイルにて。途中潮の干満によって横切れない箇所があります。たまたま一緒になった欧米人カップルに浅く渡れる場所を教えてもらって何とか渡りました。手前の泥色部分が川の水。

 
コスタリカ カウィータ国立公園 トレイル
もう一箇所横切れない場所がありました。ドイツからきたおじさんに助けてもらって何とか通過。

 
コスタリカ カウィータ国立公園 トレイル カリブ海
トレイル終盤。奥に見えている岬をぐるっとまわってきました。天気が回復してきてやっとカリブ海らしくなりました。

 
コスタリカ カウィータ ボボ・シャンティ
ボボ・シャンティのオーナー・スーパーと記念に1枚。12月12日にお別れした後、結局12月23日に戻ってきたのでちょっと照れくさかったなあ。

 
コスタリカ サンタ・エレーナ
サンタ・エレーナへ向かう途中です。山の上は雲に覆われています。サンタ・エレーナはそのふもと。

 
コスタリカ サンタ・エレーナ フロッグ・ガーデン
フロッグ・ガーデンを出た時であった超特大の虹。しかも2重!サンタ・エレーナでは何度も虹を目撃しました。晴れているようですが、これ超強風&飛んでくる霧雨でえらいことになっています。虹の根本を見ることができたのも初めての経験でした。

 
コスタリカ サンタ・エレーナ バタフライ・ガーデン
バタフライ・ガーデンにて。ガイドの説明をひと通り聞いたあと、孵化したばかりの蝶を放すことができます。これはモルフォ蝶を放しているところ。

 
コスタリカ サンタ・エレーナ バタフライ・ガーデン
だいたいの来館者は1時間ちょっとで帰ってしまうんだけど……。バタフライ・ガーデンが大好きになって半日以上いた私たちにとても嬉しそうに話しかけてきてくれたスタッフの人。彼の言葉のおかげで「旅のスタイルは人それぞれでいいんだ」って思えたような気がします。

 
コスタリカ サンタ・エレーナ自然保護区 トレイル
サンタ・エレーナ自然保護区のトレイルにて。だいたいのトレイルが歩きやすいよう整備されています。

 
コスタリカ サンタ・エレーナ自然保護区 トレイル
同じくサンタ・エレーナ自然保護区のトレイルにて。沢沿いで出会ったこの光景には思わず息を飲みました。

 
コスタリカ プラヤ・デル・ココ プラヤ・デル・オコタル
プラヤ・デル・ココの隣、プラヤ・デル・オコタルでの1枚。黒砂の海岸です。でも雰囲気はちょっと日本の海岸っぽいかも。

 
コスタリカ プラヤ・デル・ココ
お世話になった宿のおかみさん、セリーナ。一緒に写真を撮ろうと言ったら「あれま、どうしましょ」てな具合に慌てて鏡チェックに走ったカワイイおばちゃんです。

 
コスタリカ マヌエル・アントニオ国立公園
一番人気のマヌエル・アントニオ国立公園。サン・ホセからのアクセスの良さと美しい海岸、整備されたトレイルが人気の源のよう。ワイルドライフも多いと聞きましたが、私たちにはそれ以上に人間が多かった印象。

 
コスタリカ マヌエル・アントニオ国立公園 イグアナ
同じくうじゃうじゃいたイグアナ。できるだけ彼らを驚かせないよう、一緒に写真を撮ろうとチャレンジした1枚です。

 
コスタリカ マヌエル・アントニオ国立公園
憧れの太平洋に沈む夕陽。とろんと溶けるような太陽でした。

 
コスタリカ プエルト・ビエホ・デ・タラマンカ
クリスマスの日にカウィータから日帰りで出かけたプエルト・ビエホ・デ・タラマンカの様子。欧米人やサーファーにはこの村が大人気。宿やレストランも充実していてなかなか良いところでした。私たちはカウィータの素朴な感じの方が好きですけど。




▼PART26 2005.01.29 パタゴニアトレッキング・足ならし編〜世界最南端の街・ウシュアイア
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