World Odyssey 地球一周旅行

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旅の日記
見たもの、乗ったもの、食べたもの…たくさんの驚きを写真と一緒にお伝えします。



▼PART11 2004.08.12 ジュノー・青のトンネル
>>グレイシャーベイ国立公園[1]



サッチンがフェアバンクスに旅立った翌日、キヨさんとアヤッペが戻ってきた。たまたま出発日が同じだっただけの2人だが、結局最後まで一緒だったようだ。
本当はドーソンシティまで行くはずだったキヨさん。やはり山火事がひどく、カーマックスから先は封鎖されていたのでやむなく戻ってきたらしい。ホステルに帰るやいなや別の川下りのためのレンタルをオーダーしていた。野田知佑氏の最近の著作にしばしば登場する、テスリン川だ。

その遊びに対する積極さにもそうだが、、何よりキヨさんの顔つきが初めて会った時とは全く違うものになっていることに驚いた。豊かな表情を手に入れ、私が言うのも変だが「ええ顔」になってきているのだ。

キヨさんは今どき珍しいほど素直な31歳だ。計算は速いけれど、生活の知恵みたいなところは本当に不器用で、みんなにダメ出しをされることがかなり多い。それでもそのたびに、へえーっ!と感心して、なるほどー!と納得して受け入れる。ヘマをして笑われてもまたチャレンジするところは、同じ31歳の私から見るとすごいなーと思ってしまうのだ。失敗することや知らないことをバレないようにコソコソするのが大人のセコさだったりする。キヨさんのように素直でいられたらずっと成長していけるんじゃないかなあ、とも思うのだ。

キヨさんと一緒だったとはいえ、ひとりで川を下りきったアヤッペにも脱帽だ。
キヨさんの炊いた玄米は最後まで固かったですよー、なんてさらりと言っている。しんどかったー、とかじゃないのだ。

ホステルの部屋は、再会ムードで沸いていた。

翌朝は、やっさんも交えて4人でサイクリングに出かけていった。私はそのコースは以前行っているので図書館で留守番することにした。


  「キヨさんとアヤッペも一緒に行くことになったでー」

帰ってくるなり、淳ちゃんがそう言った。近くのスーパーへかな、と思うほどあっさりと言ったが、グレイシャーベイ国立公園へ一緒に行くのだ。どうやらサイクリングそっちのけで勧誘しまくったらしい。

氷山がプカプカ浮かぶこの海はダブル(2人乗り)のシーカヤックで行った方が楽だろう、ということで今回の旅は2人1組になることが最低条件だった。ホワイトホースから飛行機でバンクーバーに戻るはずだったキヨさんも、最初に行く気になったアヤッペに「行きましょう、キヨさん!」と何度も誘われ、行く気になってきたらしい。テスリン川用のカヤックをキャンセルし、バンクーバーまでの飛行機を取り直し、気分はもうすっかりグレイシャーベイである。

またまたキヨさんの積極さに驚いてしまった。長期旅行をしている私たちやワーホリ中のアヤッペと違って、たった20数日間の旅行の中でがらりと予定を変えることなどなかなかできないことだからだ。

そんなメンバー、総勢6人でグレイシャーベイ国立公園へ向かう。


グレイシャーベイはその名の通り、12の氷河からなる国立公園だ。氷河と言えばカナディアンロッキーのように山々に囲まれ、湖や川に流れ落ちていくものがほとんどだが、ここの氷河はtidewater glacier(タイドウォーター・グレイシャー:海岸氷河とでも言ったらいいのかな)と言って、山から流れた氷河が海へ直接落ちることから、ダイナミックな景色が見られると言われている。1980年に国立公園と保護区に指定され、1992年にはユネスコの世界遺産にも登録されている。

1794年のこと。探検家キャプテン・ジョージ・バンクーバーが氷で覆われたIcy Strait(アイシー・ストレイト:アイシー海峡)を発見した。アイシー・ストレイトはジュノーと公園入口の街にあたるガスタバス【地図A】のちょうど中間に位置する海峡だ。当時、高さ4000フィート(約1200メートル)、幅20マイル(約32キロ)、奥行きは100マイル以上(約160キロ)もある巨大な氷にアイシー・ストレイトは覆われていたのだという。その約100年後、1879年には自然学者のジョン・ミューアが訪れ、氷河が48マイル(約77キロ)も後退(溶けて山側へ減少していくこと)していることを確認している。そうして次々と後退していく氷河によって、グレイシャー湾といくつもの入り江できあがり、現在の地形ができあがっている。私たちは、200年前、すべて氷に覆われていた海を小さなカヤックで8日間も漕ぐのだ。

グレイシャーベイ国立公園へは長い道のりだ。まずホワイトホースから東南アラスカへの玄関口、スカグウエイへバスで3時間かけて向かう。名もないユーコンのドデカイ景色を過ぎ、アメリカ税関を通り、観光列車が走る渓谷を抜けていく。スカグウエイはゴールドラッシュで栄えた街並みを保存している観光向けの街だ。東南アラスカの都市は陸路で繋がれていないから、スカグウエイからはフェリーを使う。何百万もする豪華客船を横目に、私たちが使うのはアラスカ・マリン・ハイウエイという一般の人が乗るフェリー。この船でアラスカの州都ジュノーへ向かう。ジュノーからは別のフェリーに乗り換えだ。観光用の高速船に近いもので約3時間かけてグレイシャーベイ国立公園の玄関口、ガスタバスに降り立つ。『地球の歩き方』に載っているのもそこまでだ。あとは、無料のキャンプ場がある、とだけしか書いていない。

私たち夫婦はスカグウエイまでやっさんの車の後部座席におじゃまさせてもらうことになっていた。後から参加を決めたキヨさんとアヤッペは、スカグウエイまでバスで向かうことにする。ヘンリーが運転するアラスカ・ディレクト・バスラインの車だ。

サウス・クロンダイク・ハイウエイをひた走る私たち。カークロスの街で、ヘンリーのバスを追い越した。アメリカ国境も無事通過。日本語のわかるやさしいおじさん、と噂の白人係官に運良くあたり記念のハンコまでもらってしまった。スカグウエイには予定より少し遅れて19時前に(アラスカ時間[+1])に到着する。さっそくフェリーに乗り込んだ。

スカグウエイから南へカナダのプリンスルパートまでの間はインサイド・パッセージと呼ばれている。氷河に削られたフィヨルド地形と小さい島々の間を抜ける風光明媚な場所としてアメリカ人にとても人気の場所だそうだ。夏になると定期便であるアラスカ・マリン・ハイウエイ以外にも豪華客船がひっきりなしに行き交うこのエリア。スカグウエイはその北の終点地にあたる。豪華客船が一隻停泊すると、お金持ちの老人がわんさか降りてきて街がドッと活気づくのだそうだ。

途中、ヘインズという街にしばらく停泊してフェリーはジュノーへ向かう。ジュノーまでは約7時間。個室を取らない私たちのような旅行者は、サンデッキにテントを張ってもいいことになっている。プリンスルパートまで行く人などは2晩を過ごすことになるので、テントとシュラフがあればプライベートな空間を確保することができるのだ。

ジュノーまではわずかなので私たちはロビーラウンジにシュラフを敷いて雑魚寝した。22時以降ならOKらしい。ここなら冷たい海風も吹かず快適だ。

深夜2時30分、アラスカの州都ジュノーに到着した。ダウンタウンのすぐ目の前にも港があるのだがここは豪華客船専用で、私たちの船は車で30分ほど離れたオーク・ベイに接岸している。この時間ではホステルに行くわけにもいかず、再び私たちはフェリーターミナルの待合室でごろりとシュラフにくるまった。ここも床にカーペットが敷いてあるので汚さはあまり感じない。

ジュノーは雨が多い街だ。目の前は黒潮が流れ込むガスティノー海峡。海岸から10ブロックも行かないうちに、背後には急峻なロバーツ山とジュノー山が迫ってきている。そのまた背後にはいくつもの氷河。雨が多くなるはずだ。そのかわり冬の寒さは、内陸アラスカに比べると大したことはないらしい。

ジュノー滞在は20日とグレイシャーベイ国立公園を終えて戻ってきた8月1・2日の計3日間だけ。雨が降らない日があったら、真っ先に行きたい場所が私たちにはあった。メンデンホール氷河にある青のトンネルだ。

昨年放映された『ポカリスエット』のCMを覚えているだろうか。たしか、俳優の中村竜が氷河の中を歩くシーンだった。ところどころに、真っ青な水たまりがあり「すげーっ」と素直な歓声まで入っていたのを覚えている。あれは、アンカレジ近くのマタヌスカ氷河だった。あの青の世界にどうしても行ってみたかったのだ。

だけど、私の見たいマタヌスカ氷河はどうやらアイゼン(登山靴の底に付ける滑り止めの鋲)が必要らしい。アイゼンを使う遊びは残念ながら、旅行傷害保険の対象外。この歳で家族に迷惑をかけるわけにもいかないので、マタヌスカ氷河は断念していた。そしたら、ホワイトホースで出会ったやっさんに青のトンネルの話を聞いたのだ。

ジュノー郊外へ車を20分ほど走らせると現れるメンデンホール氷河。背後に迫るバウンダリー山地からメンデンホール湖へ流れ落ちる巨大な氷河だ。市バスでも気軽に訪れることができ、展望台を併設したビジターセンターも用意されている。

いろいろな角度から氷河を眺められるようトレイルも6つ作られている。その中でも一番ハードな6番のトレイル「West Glacier Trail(ウエスト・グレイシャー・トレイル)」の途中からさらに奥へ進むと、どうやら青のトンネルというものがあるらしいのだ。

それは、湖に落ちる直前の氷河の真下にあたる。もちろん、次々と形を変える氷河だからはっきりした場所はわからない。それでも、初心者でも行けそうなトレイルが誰かによって作られているらしい。

フェリーターミナルで目覚めると外はどんよりとした曇り空。これはジュノーで言うと「天気が良い」ことになる。よし、メンデンホールへ出発だ。

やっぱり6人は乗れないので、やっさんが2往復してくれることになる。荷台に乗っちゃえばいいじゃん、と思うのだが違法なことは絶対にやらないやっさんなのだ。バレなきゃいいや、自分だけならいいや、と思って決まり事を破るのはどうやら日本人だけらしい。そういった意味ではやっさんはすっかりカナディアン、私は典型的な日本人である。

車はどんどん氷河に近づいている。スカグウエイの手前でも一瞬拝むことができたが、間近で氷河を眺めるのは淳ちゃんも私も初めてだ。

やっぱり「河」だ。どうみても氷が山々の間を縫って流れてきているのだ。それが自分の目で確認できると、どんどんボルテージが上がってくる。

  「ただの雪やーん。氷河と雪が積もってるのとどこが違うのーん」

淳ちゃんはまだ氷河を実感できていないみたいだ。ひぇーっと叫び続ける私にうるさいから黙れと言ってくる。ちぇっ。自分も見えたらきっと大騒ぎするくせにーと思いながら少し黙ってみるが、がんがん近づいて来る氷河にやっぱり興奮を隠せない。

車は小さなパーキングに停まった。ここからは荷物を置いて歩かなくてはいけない。雨具と昼食に水だけという超軽装で私たちはトレッキングコースへ入っていった。

中はちょっとしたレインフォレスト(温帯雨林)だった。樹上性蘚類がだらりと針葉樹にぶら下がり地面はふわふわの苔で覆われている。私たち夫婦は、このあと訪れる予定のクイーンシャーロット島で手付かずのレインフォレストを歩くつもりだったが、ひとあし先にレインフォレストを体験できてちょっと感激している。

1時間ほど歩くと屋根のある休憩所が出てきた。氷河が少し近くなってきている。ちょっと坂があったくらいなので息が少し上がった程度だ。秘密のトレイルはここからだ。僕、探してきますねーとキヨさんが出かけていった。みな、ばっちりトレッキングシューズを履いているなか、キヨさんとアヤッペだけはスニーカーのような底がツルツルした靴を履いてきていた。しかもキヨさんはスカグウエイへ旅立つ前、先頭を買って出た裏山の坂道でコロコロと頭から転がり落ちた経歴がある。キヨさんホンマに見つけられるのー?とみんな信用していない。

  「道は無いですねー。他ですかねー」

あっさりキヨさんが戻ってきた。早いやん!あかんやん!と突っ込みながら淳ちゃんとやっさんが他の道を探しに行く。コレですかねー、と再びキヨさんが見つけてきてくれた道は、今いる丘を下り、氷河へ続いているような気がした。

よっしゃ行こか、と再び気合いを入れて6人は歩き始めた。道はどんどん狭くなっていき、ツルツル滑る岩だけの箇所もある。そんなことはおかまい無しにキヨさんもアヤッペもひょいひょい歩いている。強いなあ、この2人。

湖岸沿いのぬかるみを越えると、目の前に岩山が立ちはだかった。これを越えないと青のトンネルにはたどり着けない。そうわかっていても、見上げるような岩山は、どこを探しても手をかけられるような窪みがあるように思えない。
第一、登るのはできても降りるのは無理だろう。まずいなあ……と思っていると、どっちの方角から登ろうかーなんて、みんなへっちゃらで相談している。またもや私だけが、へなちょこハイカーと化していた。そうだ。あんなに見たかった氷河の青じゃないか!と何とか自分を励ましてみる。よし、行けそうだ。たぶん。

長い付き合いなので、これくらいのレベルでちーちゃんは根を上げるだろうな……というポイントを、淳ちゃんはよくわかっている。たまに周りにつられて、私にも高めに目標設定したりすることがあるが、あとから私がギーッ!と怒るので、基本的に淳ちゃんは私にハードな体験を強要しない。「しんどいことができない子」として扱っているのだ。そうは言っても冒険好きの淳ちゃんと遊ぼうとすると、ハードな体験はつきものだ。一緒にいる女の子ももちろんツワモノが多い。必然的に私が一番お荷物になってしまうのだ。そんな私を見て、淳ちゃんが「大丈夫?ちーちゃん」と声をかけてくれるポイントはだいたい当たっている。

  「行けそうなん?」

ちょっと試すような顔で聞いてくる淳ちゃん。2人きりの時より、みんながいる方が私が無理をする、というのもわかって言っているみたいだ。「全然、行ける」言い切ってみた。これでもう淳ちゃんの助けも借りられない。行くしかない。淳ちゃんもよしよし、といった満足げな顔をしている。

慎重に登れば、岩山は何とか登れた。登り切ると、氷河が見えるんじゃないかと期待したが、もう一山向こうに氷河があるようだった。

しばらく岩の上を歩く。少し先にやっさんたちの姿。

歓声が聞こえてきた。うぉー、とか、すごいやーん!とかみんな口々に叫んでいる。足下が岩ということも忘れて、私は走り始めた。

青いひさしのようなものが見える。これが、青のトンネル?

気持ちだけが焦って、足が追いつかない。慌ててひさしの下へ降りていく。

初めて見る色だった。グレイシャーブルーと言われる、青の世界。
その色に包まれている私。爪の先から心臓までうわーっと感激が集まってきた。

ちょっと涙が出ちゃいそうだ。

  「青いなー。青い。ホンマ青いわー。なんやこれ、青っ」

振り向くと淳ちゃんがいた。普通のコメントだけど、やっぱり「青い!」これにつきるのだ。

トンネルの中は、ポタポタ氷が溶けてきていた。これは何年前の水なんだろう。びしょ濡れになりながら、みなシャッターを押しまくっている。

淳ちゃんがもうひとつ奥のトンネルを見つけてきた。さっきより明らかに急な崖を下っていくらしい。しばらく躊躇していた私だったが、なんだか吹っ切れてしまった。もしかすると登れないかも、そう思いながら崖を降りていったのだ。来ないと思っていた私まで登場して、淳ちゃんも驚いている。

巨大な氷の固まりを抜けると、氷河の裂け目に入ることができた。体を包む空気がものすごく冷たい。白い氷の中に滲む、氷河の青を見ることができた。

雨がポツポツ降ってきた。ジュノーのいつもの天気が戻ってきたみたいだ。私たちも帰り時、ということか。

どんどん激しくなる雨に追われるように私たちは来た道を戻った。行きに苦労して登った岩山は、雨が降ると滑り台のようにツルツル滑って泣きそうだった。それでも、私も結構いけるやん、とちょっと自信が付いてきたのも事実だ。

明日はいよいよ、グレイシャーベイ国立公園。氷河の海を8日間もカヤックで漕いで行く。正直、まったく自信が無いけれど、何とかやってみよう。今日も行けたんだし、頑張ってみたらすごいものを見れてしまったのだ。このちょっとした成功体験が、私に自信をくれるといいな、と自分のことながら思う。

他の誰もそんな不安はまったく見せず、車の荷台でラーメンを沸かしている。雨に打たれて冷え込んだし、私も食べることにするか。






[今回使った足と宿]

▼インサイド・パッセージを走るフェリー。

アメリカ・アラスカ州スカグウエイから
カナダBC州プリンスルパートまたは
アメリカ・ワシントン州ベリングハムまで繋ぎます。

アラスカ・マリン・ハイウエイ
Alaska's Marine Highway
http://www.FerryAlaska.com

スカグウエイ→ジュノー間には高速船もあります。



▼ジュノーで泊まったホステル
Juneau International Hostel
http://juneauhostel.org




[今回訪れたところ]

▼メンデンホール氷河
Mendenhall Glacier
http://www.fs.fed.us/r10/tongass/districts/mendenhall

 
ユーコン サイクリング
ホワイトホースで出発待ちをしている間にでかけたサイクリング。ホワイトホースにはこういったサイクリングコースやハイキングコースがいくつもあります。これはユーコン川沿い。

 
スカグウエイ エメラルド・レイク
スカグウエイへの道のり。
まずはエメラルド・レイク。
カナディアンロッキーにも同名の湖が
あるそうです。

 
ユーコン
国立公園でもなんでもない場所ですが雄大な景色が続きます。ここもユーコン。
ほんと、いろんな顔を持っています。

 
ユーコン
アメリカ国境手前。
遠くには氷河も確認できます。

 
フェリー
フェリーに乗るところです。必需品とシュラフだけ持って入ります。私たち夫婦は車無しのチケット(1人46USドル)を買ったので徒歩で乗船しています。

 
スカグウエイ フェリー
スカグウエイを出発したところ。遠くには豪華客船が停まっています。

 
スカグウエイ フェリー 氷河
氷河から吹き下ろす風が強くて本当に
冷たい!これはヘインズに立ち寄る途中
の様子です。淳ちゃん、スゴイ顔しています。

 
レインフォレスト
レインフォレスト。ジメジメしていますが、極端に乾燥していたホワイトホースから比べると
天国のようなところです。

 
メンデンホール 氷河
ということで、降りてきたのがここ。
まさに青の世界。後ろの氷河、つくりもののようですね。上からはポタポタ水が落ちてきています。

 
メンデンホール 氷河
あまりにもデカすぎて、写真が上手に撮れないねぇ……ということで、あえてダサめに写真を撮ってみることにしました。規模とか様子とか、こっちの方が分かりやすかったりしませんか

 
メンデンホール 氷河
ということで、私も追いかけていきました。
へっぴり腰です。

 
メンデンホール 氷河
お天気中継でもしていそうな淳ちゃん。
後ろの青、スゴイなあ。

 
メンデンホール 氷河
帰りは別の道を行きました。ベタベタです。紳士なキヨさんはいつも後から付いてきてくれました。

 
メンデンホール 氷河
湖に浮かぶ、崩れたての氷。ここまで青い氷が浮かんでいるのも珍しいことなんだそうです。もう私はクタクタ。

 
メンデンホール 氷河
メンデンホール氷河、全景です。こういう絵をガイドブックで見るんじゃないかなー。

 
メンデンホール 氷河
最後の難関、ツルツルの岩山。超へなちょこな私はお尻をつけたまま降りていきます。あやっぺは左でひょいひょい降りていますね。




▼PART12 2004.08.14 そうか。海には潮がある 〜グレイシャーベイ国立公園[2]
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