World Odyssey 地球一周旅行

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旅の日記
見たもの、乗ったもの、食べたもの…たくさんの驚きを写真と一緒にお伝えします。



▼PART9 2004.07.17 水の音と鳥の声、それだけ
>>ユーコンリバー300キロ[4]



さすがエクセレントキャンプだ。

木で作ったベンチと机がある。岸辺は小石なので顔を洗う時、食器を洗う時、下の砂や泥を巻き込むことがない。水も淀んでいなくて澄んでいる。快適そのものだ。朝起きると、純子さんは泳いでいた。淳ちゃんもお尻を洗えて気持ちよさそうだ。私のひどい疲れもおさまってきた。

昨日到着した時、時計を見たらまだ18時だった。私たちは確実に成長している。早く進めるようになったじゃないか。

昨夜も火をおこして淳ちゃんは鶏肉を焼いてくれた。食欲がすっかり戻った私は、まだ溶けきっていないビールを純子さんと飲みながらゆっくり夕食を楽しんだ。早く着くと夜を存分に楽しめる(明るいけれど)。

今日からは流れがあるはずだ。やっさんの指令からは1日遅れているけれど、まあ何とかなるだろう。ここからしばらくは、その先合流するテスリン川の影響もまだ受けず、美しい流れが楽しめる「天国の30マイル」だ。やっさん指令によると、今日のキャンプ場はたった10キロ先の小島に浮かぶグッドキャンプ。どうやら彼のプランニングは、死ぬ気で1日かけて湖を越え、エクセレントキャンプまでたどり着き、次の日は昼過ぎまでそこでのんびり過ごし、タラタラ漕いで早い時間に次のキャンプ場に着いてまた遊ぼう、ということだったらしい。

だったら、本来今日泊まるはずのもう一つ先のキャンプ場まで行こうかという話になる。これでやっさん指令に追いつくことにもなるし。

9時過ぎ、エクセレントキャンプを出た。先を行く純子さん、カモメの雛がたくさんいる岸辺に近づいて、カモメのお母さんからど叱られている。いよいよ、流れが始まってきた。淳ちゃんは川の入り口の方角を純子さんに確認している。「あの白鳥のいてる辺りやんなー」「それ、石に乗ってるカモメのことかなー?」さっきは猛烈なスピードで近づいてくる流木を見つけて「ビーバー発見!ビーバー発見! ちーちゃん、カメラ用意して!」と叫んでいた淳ちゃん。野生動物への憧れが歪んだ形で現れてきているみたいだ。

さらさらとせせらぎの音がする。水がとんでもなく青い。そして、今までずっと山火事の影響でスモーキーだった天気が今日は一転して快晴だ。もう天国としか言いようのない景色が始まっている。

川地図には、危険な場所としていくつかの印が書かれている。RIFFLE(リッフル)とは小さな瀬。川底に何らかの地形の変化があって小さく波立っているところを指している。波を横に受けると沈してしまうことがあるので必死で漕がなくてはいけない。EDY(エディ)は渦。岸辺に引っかかっている流木などの影響で川の流れが逆向きになり、渦になっていることがある。巻き込まれると大変なので近づかない方がいい。LB(LogPile:ログパイル)は流木が集まっているところ。これも吸い込まれるおそれがあるので近づかないようにする。

地図に書いていなくても、川にはたくさんの表情がある。日本の川で少ないと言われているのがBoil(ボイル)という現象だ。突然、鏡のような水面にボコッと水が湧いて出てくる。そこから渦が発生することもある。豊富な水量の川にさらに水が出てくる光景はちょっと異様だ。

川地図を見ながら進む余裕も出てきた。後ろを振り向くのもずいぶん上手になった。

「いっつもちーちゃんの後ろ姿ばかりやから、オレも前がええなー」淳ちゃんの言っていることもよくわかる。ずっと後ろで舵を取ってくれていたのだ。でも急に流れが速くなり、しばしば瀬が現れるこのエリアでは勘弁して欲しいな、と断ってみた。

それでもやってみろ、と言う。チャレンジ精神が無くてどうするんだ、とも説教されてしまった。

絶対無理や、と思ったが後ろに乗ってみた。

まったく舵がきかない。お手上げだ。それなのに前には小さな瀬が見えてきている。舵がきかないのだから岸に寄ることもできない。もうあかーん!と思った瞬間、瀬が終わった。たまたま通り過ぎることができた、というレベルだ。

右手に見える沼地に無理やり突っ込み、速攻交代してもらった。私はプンスカ怒っている。「できないと言っていることやのに無理矢理させんとってー!」「そんな大したことじゃないのに怒ること無いやーん!」2人の大きな声が、水の音と鳥の声しかしない大地に響き渡っている。遠くの支流に入っていった純子さんにもきっと聞こえちゃっているだろう。静寂を乱しまくっている情けない私たちだ。

昼食は、昨日宿泊する予定だった小さな島で取った。流れがあるせいでどんどん進む。やっぱり、本来今日泊まる予定のキャンプまで頑張って行こうということにした。よーし!と私もヤル気である。昨日までの泣き顔はどこへやら、と純子さんにからかわれる始末だ。

午後からさらに天気が良くなった。私たちは、2艇をくっつけ川の流れにまかせて流れるまま進んでみたり、ちょっと危ない場所が現れるとまたそれぞれで漕いでみたり、としばらくのんびり進んだ。再び出会った時はお決まりの挨拶「こんにちはー」「今日はどっから来はったんですかー?」で遊ぶ。どっちが先に言い出すか、微妙な駆け引きがしょうもなくて面白い。

右手から合流する川があるみたいだ。

そうか、天国の30マイルが終わってしまったのだ。ということは、そろそろ今日のキャンプ地。早いものだ。まるで動く歩道で運んできてもらったみたいである。

左岸のフータリンクアという場所にグッドキャンプがある。ここはゴールドラッシュ時代、海の玄関口スカグウエイから山を越えユーコンを下ってドーソンシティへ向かう交通の要所であった。船でしか行けない場所なのに、一般地図に地名がしっかり載っている。ちょっと無い感覚だ。しかし、フータリンクアには先客がいた。この旅4日目にして初めて見る人影だ。

こういう時はできるだけ遠慮することにする。せっかく人っ気を避けて旅をしているのに、横で別のグループがキャンプしていたら何だか興ざめになってしまうからだ。

少し漕いだところにもうひとつキャンプ場があるのを思い出した。地図には載っていないが、やっさんが出発前のガイダンスをしてくれた時に鉛筆でぐるぐる印を付けていた跡がある。蒸気船の修理場所だった、シップヤードアイランドだ。

たっぷり移動したのに、疲れも全然無く時間もまだ早い。テスリン川と合流して少し濁ってきてはいるが、川の水もまあまあきれいだ。テントを張った私は初めての洗髪をすることにした。気温が高くないので汗をかくことは無いのだが、帽子をかぶりっぱなしのこの頭はさすがにヤバイ。というか、4日も髪の毛を洗っていないなんて人生初めての経験だ。たくましくなったなんてもんじゃない。

欧米人は、髪がべとつくということがあまりないという。以前、友達のキャビンに長期で滞在していた純子さん。当然、お風呂がないから髪の毛は洗えない。ある時訪ねてきた別の友人が顔を見るなり「あら?髪洗ったの?」なーんて聞いてくるそうだ。冬だし洗えるわけがないから、当然純子さんはその時、ただ単にべとついた髪の毛だっただけなんだそうで、とっても悲しかったと話してくれた。

髪の毛はもちろん、お皿にも顔にも、生分解してくれるキャンプソープを使っている。7カナダドル近くするからけっこうな出費なのだが、意外に何でも洗えるし、何と言ってもこのきれいな川に最低限のインパクトしか与えなくてすむので気が楽だ。

体も洗えるだけ洗ってみた。お尻以外を洗うのは初めてだ。ここで誰か目の前を通り過ぎたら気まずいなーと思いながら洗ってみた。基本的に、背面に当たる岸側にいる淳ちゃんや純子さんに見られないよう気にしているだけなので、正面である川面側にはまったく注意を払っていないのである。幸い、誰も通っていかなかった。よかったー。

5日目の朝があけても、快晴は続いたままだった。デナリといい、ユーコンといい、私たちは本当にお天気に恵まれている。レイク・ラバージュでスモーキーだったけれど、あそこはイメージもスモーキーだからもういいのだ。

「今日も1日よろしくお願いしまーす」と言って私たちは漕ぎ始めた。

朝一番の一歩を踏み出す瞬間というのは何とも言えない快感がある。
バイクでツーリングに行った時も朝のエンジンをググッと回したその瞬間、カヌーもパドルを一漕ぎしてすーっとカヌーが進んだその瞬間。

あー今日もまた始まったのねーという何とも言えない感覚が全身を駆けめぐるのだ。

そんな快感がわかってきたってことは、少しは成長したってことかなーなんて自画自賛が始まる私たち。もういっぱしのカヌーイスト気取りなのである。
「日本に帰ったら、モンベルとかに行ってさりげなくカヌーコーナーに行こうぜ」と淳ちゃん。「そんで、店員の人からカヌーですか?とか声かけられんねん」「ほんでー、さりげなーく、まぁちょっとユーコンを下ったことがあって……とか言うねーーん!」ギャハギャハひとりで笑ってるわ〜と思ったら純子さんも笑っている。私たち、かなり良いパーティになってきたんじゃない?

あまりにも気持ちよかったので、カヌーの上でビールを飲んでみることにした。

屋外でお酒を飲めないユーコンでは、もちろん川の上でも飲酒は違法だ。前述の野田氏の本には、川の上でグビグビやっちまおうぜ、てなことが書いてあるのでそれが憧れになっちゃっているのだが、野田氏も含めてほどほどにしておかないとホンマはまずいらしい。そりゃそうだ。

で、ユラユラ心地よいので昼寝をして午後を迎えた。

前方に変な雲がある。火事の煙だ。青空地帯からあっという間にスモーキーエリアに突入してしまい急速にブルーな気持ちになる。純子さんは青空地帯からこっちへなかなか来ない。

右手にまた大きな川が合流するのが見えた。ビッグサーモン川だ。インディアンビレッジの跡もある。少し先に行くと、またまたやっさんおすすめのエクセレントキャンプがある。今日の宿はそこの予定だ。

目の前の煙が濃くなった。空気もなんだかむっと暑い。火事はすぐそばで起きているのだ。ユーコンでその当時いったい何ヶ所燃えているか定かではなかったが、車も人もいないこんなエリアの消火活動は当然後回しに決まっている。ユーコンの面積は日本の1.3倍もあるのだ。

エクセレントキャンプは火事の目の前だった。先客がいたので様子を聞こうとしたのだが、私たちは止まることができなかったので純子さんに聞いておいてもらうことにする。通り過ぎてしまうのはこれで何回目だろう。流れに負けて思った場所で止まれないのだ。それでも先に待っていた純子さんは辛抱強く、通り過ぎた私たちの後を追いかけてきてくれる。

仕方がないので火事の収まっているエリアまで漕ぐことにした。今日もずいぶん移動しているが、最初の頃のように疲れることはないのでまだまだいけそうだ。

すると目の前で火の手が上がった。風が強く吹いたのだ。カラカラに乾燥したスプルース(トウヒ)があっという間にガイコツ状態に燃え尽きてしまう。普段、焚き火をする時でもスプルースの枝は良く燃えている。着火材代わりに使うほどなのだ。

この辺りの山火事は、落雷による自然発火がほとんどだ。中には人間による火の不始末も原因になるが、その多くは歳取った森の自浄作用なのだ。

うっそうと下草も生えないほど密集したスプルースの森。ある日山火事が起きてスプルースは燃え尽きてしまう。焼け跡には、ファイヤーウィード(ヤナギラン)の花畑。栄養分の溜まってきた土はアスペン(ヤマナラシ)やシラカバの種を育て、やがて若い広葉樹の森となる。若芽や木の皮を求めてムース(ヘラジカ)などの動物が集まり森はさらに豊かになっていく……。

そんな森のサイクルのひとつなのだが、目の前で次々と森を灰に変えていくそのパワーに淳ちゃんは圧倒されまくっている。負のパワーでは無いのだが、とてつもなく大きな意思のようなものを感じているのだろう。何だかションボリしてしまって少しかわいそうだ。淳ちゃんは感受性がとっても豊かなので、こういう場面にはストレートに反応してしまう。

以前焼けたと思われるファイヤーウィードの花畑を見ながら火事エリアを過ぎた。もう煙たくない。今日のキャンプ地ももうすぐだ。

6日目。昨日予定以上に進んでしまったせいもあって、少し進むだけで今日のキャンプ地に着いてしまう。やっさんのプランは、6日目までギリギリ人っ気のないエリアに滞在して、最終日の7日目またまた必死でたくさん漕ぎ、街に出なさいというもの。でも、カーマックスからホワイトホースへのバスは19時発の1本のみ。ここまで来たら何としても明日の便に乗って帰りたい。私たちは、最終日をもう少しゆったり過ごせるよう、今日進めるだけ進むことにした。

とすると、途中からハイウエイが現れるのだ。

これまで5日間、水の音と鳥の声、それしか聞いてこなかった。一度だけセスナが冗談みたいに真上を飛んでいったけれど、とっても暴力的な音に聞こえたものだ。車の音かー。

後ろを振り返るとさっそく拗ね拗ね顔の淳ちゃんがいる。彼は、楽しいことが終わるとなると今までの楽しかったことがパーになるほど拗ねてしまうのだ。それにしても早すぎないか!?

もうすっかりカヌーにも慣れてきたので、今日あたりミスをしないように気をつけようね、と言っていたにもかかわらず、淳ちゃんはパドルを1本流してしまった。休憩して散歩して船に戻ってきたらきれいに無いのだ。弁償するつもりで予備パドルを使って漕いでいると、目の前に見覚えのあるパドルがぷかぷか浮いている。流してしまった淳ちゃんのパドルだ。

そんなラッキーな出来事がありながら、6日目も終わろうとしている。さっき通り過ぎた大きなカーブでは、小さなグリズリー(ヒグマ)が川を横切っていた。双眼鏡でその姿を探していた淳ちゃんは照準を間違えたらしく「あーあれは流木やで。残念、残念」と早々に諦めてしまっている。双眼鏡を外して「あっ!!」と叫んだ時には岸にたどり着き、茂みに入る小熊のお尻しか見ることができなかった。

ハイウエイが見えてきた。もうすぐ最後のキャンプ地だ。「いよいよ下界へ降りてきたなー」淳ちゃんが諦め声でつぶやく。
「オレ、このままドーソンシティまで行ってもええで」おいおい。ドーソンシティはカーマックスからさらに10日間はかかるぞ。っていうか、今は山火事でカーマックス〜ドーソンシティ間はツーリング禁止になっているはず。どうあがいても、カヌーツーリングの旅は明日のカーマックスでいったん終わりなのだ。

最後のキャンプファイヤーをして、最後の夜が終わった。明日は少し漕ぐだけだ。

結局この7日間、私たちと純子さんはずっと一緒に行動した。一度は脱落しかけた私たちが遅れを取り戻したということもあるだろう。それより何より、一緒に旅をしていて楽しかったのだ。きっと純子さんもそう思って別行動を取らなかったに違いない。さんざん迷惑をかけたクセにずいぶん都合のいい考えだが、きっとそうなんだと思う。

純子さんには色んなことを教えてもらった。朝に作る美味しいパンケーキ、夕食の後にゆっくり取るお茶の時間、昼食にぴったりな意外と持ちがいいサラミの固まり……。食べ物だけじゃない。私はまだマネができなかったけど、歯磨き粉を使わず歯磨きする方法やキツツキの巣のありか、川の上での耳のすませ方。そして、困難な状況の時に相手を思いやるということ。私には持っていないものばかりだった。

河原でお尻を洗っている淳ちゃんを隠し撮りしに行ったこともあった。ふたりで大笑いしたものだ。

そっか。肩肘張らなくても、友達になれちゃうものなのかもしれない。自分の弱いところ、ダメなところ、ぜーんぶ見せちゃえば、後は裸の自分しかいない。それを笑って受け入れてくれる人には甘えさせてもらおう。そして、自分でできる限りのことをお返しすればいいのだ。またまた自分に都合のいい解釈を始めている私だが、予想しなかったこの川旅の成果にちょっと動揺しちゃっているのだ。少しだけセンチメンタルになっちゃうことも許して欲しい。

7日目の朝が来た。目の前をたくさんのカヌーやカヤックが通り過ぎていく。

電線が頭上を横切った。カーマックスの街はもうすぐそこだ。






▼カヌーツーリング・データ

6/29 ホワイトホース〜レイク・ラバージュ手前のグッドキャンプ
   走行距離:約29.5キロ 総走行距離:約29.5キロ

6/30 レイク・ラバージュ手前のグッドキャンプ〜砂利地のキャンプ
   走行距離:約28キロ  総走行距離:約54.5キロ

7/01 砂利地のキャンプ場〜湖最後のエクセレントキャンプ
   走行距離:約30キロ  総走行距離:約84.5キロ

7/02 湖最後のエクセレントキャンプ〜シップヤードアイランド
   走行距離:約48.5キロ 総走行距離:約132キロ

7/03 シップヤードアイランド〜フリーマンズロック近くのグッドキャンプ
   走行距離:約60.5キロ 総走行距離:約192.5キロ

7/04 フリーマンズロック近くのグッドキャンプ〜ポリーバー近くのキャンプ
   走行距離:約67.5キロ 総走行距離:約259キロ

7/05 ポリーバー近くのキャンプ〜カーマックス
   走行距離:約30キロ  総走行距離:約289キロ



[今回使った足と宿]

▼カヌーで進んで野宿なので今回は無し。



[今回訪れたところ]

▼カヌーピープル
KANOE PEOPLE
http://www.kanoepeople.com

ユーコン 川 カヌー キャンプ
エクセレントキャンプの朝です。波も穏やか。清々しい朝です。

 
ユーコン 川 カヌー カヤック
いよいよ湖を出て流れのあるエリアに入ります。遠くに純子さんの影が見えます。

 
ユーコン 川 カヌー カヤック ハクトウワシ
遠くにハクトウワシを見つけた淳ちゃん。
さっそく双眼鏡で確認しています。

 
ユーコン 川 カヌー カヤック
で、純子さん。純子さん人生のベストショットを撮ったわー!と淳ちゃんも得意げです。
でもホント、いい顔です。

 
ユーコン 川 カヌー カヤック スプルース トウヒ 森
スプルース(トウヒ)の森が続きます。
森の向こうの雲がその先の大地の大きさを
物語っているようです。
日本ではこういう見え方しないもんなー。

 
ユーコン 川 カヌー カヤック 氷河
珊瑚礁の海のようです。氷河を源にしている川は含んでいる砂の成分からこんな色になるそう。まさに天国。

 
ユーコン 川 カヌー カヤック
お昼寝してみた淳ちゃん。
めちゃめちゃ気持ちよさそう!

 
ユーコン 川 カヌー カヤック
川幅が広くなってくると、中州を挟んで右に行こうか左に行こうか悩む楽しみができてきます。慣れてきたので少し細めの流れに入っていったところ。動物がいないかなーと目を凝らしています。

 
ユーコン 川 カヌー カヤック フネ ビール
憧れのフネの上でビール。ま、サイコーですね基本的に。それでも飲み過ぎはいけませんので2人で1本を半分こしただけでした。

 
ユーコン 川 カヌー カヤック 山火事
澄んだ青空に忍び寄る黒煙。なんだか様子がおかしいなーと感じ始めた頃の写真です

 
ユーコン 川 カヌー カヤック 山火事 火
目の前の山が燃え始めました。風が吹くたび炎がボボッと上がります。

 
ユーコン 川 カヌー カヤック
もう拗ね始めている淳ちゃんです。
あたりの雄大な景色も目に入っていません。

 
ユーコン 川 カヌー カヤック 雨
突然大粒の雨が降り出し、30分ほど続きました。それでも雨に打たれたのはこの1回だけ。本当にラッキーです。

 
ユーコン 川 カヌー カヤック キャンプ カーマックス
最後の夜です。もうカーマックスは目の前。いよいよ下界へ降りる時がやってきました。




▼PART10 2004.08.10 レイク・ラバージュで青春合宿 〜ホワイトホースの仲間たち
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